最高裁判事の 意外な(?)趣味

パンツ一丁で太陽に当たる

小谷勝重 (こたに・かつしげ) (1947-1960)

>>> これが独自の健康法なのだそう。 たしかに、日光に当たることは、体内のビタミンDの生成を促したり、脳の覚醒を促すホルモン、セロトニンの分泌を活発にするそうですし。

 

鶴や亀の写真(雑誌切り抜き)収集

真野 毅 (まの・つよし) (1947-1958)

>>> リンカーンに憧れ、硬骨のリベラル弁護士から最高裁判事になった真野氏ですが、こんな和風な一面も。 鶴については、「あんな綺麗な鳥はない」と絶賛。 縁起の良い動物を愛でたおかげか、めでたく98歳の長寿に恵まれました。

 

入江俊郎 (いりえ・としお) (1952-1971)

>>> 東京・下町生まれの江戸っ子裁判官。 一噌流(いっそりゅう)と呼ばれる能楽系統の笛だそうです。

 

たき火

本村善太郎 (もとむら・ぜんたろう) (1952-1957)

>>> 現代の東京では、環境条例で禁止されてしまった焚き火。 ご本人によると、「早朝に庭を掃除し、落ち葉を焚き、朝日に映える白煙を眺めながら銘茶をくむのが何より」とのこと。

 

庭の草むしり

池田克 (いけだ・かつ) (1954-1963)

>>> 学究肌の検察官から最高裁判事になった池田氏は、これが唯一の趣味だったそう。 検察首脳時代には、交際費の捻出に困って、自宅を売り払ったという逸話もあります。 その次は、庭つきの借家にしたのかどうか、定かではありません。

 

俳句・ラグビー観戦

下飯坂潤夫(しもいいざか・ますお) (1956-1964)

>>> 詠んだ自作の俳句は、プロの俳人・高浜虚子から褒められたといいますから、その腕前はハンパではありません。

 

柔道6段

下村三郎(しもむら・かずお) (1965-1973)

>>> 「三郎」と書いて「かずお」って何だ? とバカにすると、あっさり投げられるかもしれませんから、気をつけてください。

 

サイクリング

田中二郎 (たなか・じろう) (1964-1973)

>>> 海岸線沿いに湘南で走るのがお好きのよう。「富士山を真正面に見ながら、茅ヶ崎あたりまで行き、帰りは江ノ島を見て往復20キロぐらい」とのこと。

 

座禅

高辻正己 (たかつじ・まさみ) (1973-1980)

>>> 法律だけに目を奪われないよう、禅門七書のひとつ「碧巌録」を座右において、禅を組んだようです。 綺麗に禿げ上がった頭がトレードマークの方でしたから、もし僧侶と間違われても何の不思議もありません。 間違えたほうが正しいと思います。

 

地酒・洋酒

園部逸夫 (そのべ・いつお) (1989-1999)

>>> 酒好きの行政法学者は、かつてビール党だったようですが、痛風を患ってからは、日本全国の地酒を中心に、ウイスキーやカクテルを愛したそう。 自宅にはカクテルシェーカーも所有。

 

民芸品・短歌

橋元四郎平 (はしもと・しろうへい) (1990-1993)

>>> ふるさとの福島・三春町の張り子「三春人形」のコレクションに余念がなく、江戸時代の貴重なものまで所有。 あげくの果てには、人形館まで開設した熱の入れよう。
 短歌の道でも、歌集を出版したほか、平成9年には皇居の「歌会始の儀」に招かれて、全国から集まった入選作を詠み上げてらっしゃいます。

 

草野球

奥田昌道 (おくだ・まさみち)  (1999-2002)

>>> 野球は高校時代から続けているというスポーツマン。巨人ファンの最高裁判事としても知られました。 さらには、出身地の京都でフルマラソンを完走した後、翌早朝に東京へとんぼ返りし、午前中の法廷に臨んだタフネスぶりを誇ります。

 

オペレッタ

濱田邦夫 (はまだ・くにお) (2001-2006)

>>> 仲間と上演したオペレッタの舞台で独唱したことがあるそう。 写真も趣味。 ちなみに、巨大弁護士事務所である「森・濱田松本法律事務所」の「濱田」とは、誰あろう、この濱田氏のこと。


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