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2005年5月27日 (金)

司法試験問題に疑問の声 「誤字」か「引っかけ」か

 問題になっているのは憲法の19問目。予算や決算に関する説明を二つずつ組み合わせた、五つの選択肢から正しいものを選ぶ。このうちの説明Dに「決算とは国家の収入・支出の実績を示す確定的係数を内容とする国家行為」とあった。主要な司法試験予備校はすべて、Dを含む選択肢を正解と解説している。

 しかし予備校の一つ、辰巳法律研究所が受験生の指摘を受け、憲法学者の解説書のうち代表的な5冊を調べたところ、確定的「計数」とするものばかりで、「係数」としたものはなかった。 (朝日新聞)

 さすがに「引っかけ」ということは無かろうと思います。「誤字」なんでしょうけど。

 なんや、「係数」って……。大の苦手だった数学や物理を連想するわ。私が解いていても、10秒ぐらい止まりそうです。でも、そんなことを気にせず、「満点を取らなくても受かるんだ」と意識してドンドン先に進める、ずぶとい神経の持ち主が合格できます。頑張ってください。

 たしか去年かおととしだったか、点字の司法試験問題でも出題ミスがあったらしいですよね。……いやはや、短答問題が公開されるようになってから、ボロが出始めてます。でも、大丈夫ですよ。受験生と同様、出題者にも完璧は求められてないんですから。    うふふ、ちょっぴりイヤミかしら。

 今年の短答の合格発表は6月1日だそうですね。思い出すなぁ。予備校の自習室に向かっている途中、胃が痛み出して、街中の雑踏でうずくまっていた、あのころ。でも、あのころがあったからこそ、まがりなりにも法律知識を武器に文章を書いていける今がある。

 好きなことを思いっきりやれるって、ステキなことです。でも、誰かのやり方に徹底的に自分を合わせていく訓練も、良い経験になると思いますよ。




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コメント

二重トラバ失礼しました・・・。
僕の記事ではあげつらいましたが、司法試験って、他の国家試験の問題よりはよっぽど作り込んであるようですね。公務員試験などを見ているとそう思います。

それでも1点に泣いた僕としては、みそしるさんの記事でもやもやとした当時を思い出してしまいました。

投稿: mark | 2005年5月29日 (日) 22:12

 いらっしゃいませ。トラックバックしてくださって、ありがとうございます。

 短答だと自己採点ができるので、自分が微妙な差で落ちたことがリアルに見えてしまいますが、論文だって、A評価不合格の中でも、たとえば小数点以下の0.25点差とかで涙を飲んでいる人はたくさんいるはずなんですよね。知らされていないだけで。
 でも、世の中にはもっと理不尽な目に遭わされている人がいます。その後ろ盾になれるようなプロになっていただければと思います。

 今は、司法試験も新旧2本立てで作らなければならない時代です。試験委員のおじいちゃんたちにとっても負担が大きい作業ですので、多少の出題ミスがあっても、あんまり責めないであげてください。出題ミスが出たとして、それを受ける者の間では条件は同じですし。

投稿: みそしる | 2005年5月30日 (月) 11:14

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