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2005年5月16日 (月)

会社法とパソコンと携帯電話

新会社法修正案に民主が合意、今国会での成立確実に(朝日新聞)


 法律を勉強していて、「厄介だな」と思うことのひとつに、毎年のように行われる商法改正があります。「はぁ? 端株廃止?」「額面株式も無くなる?」って感じで、毎年ちょっと切ない気持ちになっておりました。
 しかし、ご存じの通り、今回の改正は今までのものとはワケが違います。パソコンや携帯電話をつくる会社も、ちょこちょことモデルチェンジさせて、ときにはノートパソコンやiモードみたいな革新的な商品を出してくるんですが、今回の商法改正も、似たようなもんです。商法から、会社を規律する条文だけ抜き出して、「会社法」という新法をつくろうっていうんですから。

 商法の根本原理に変更はないんでしょうけど、学生時代から、せっかくシコシコ憶えた条文番号は、もう使えません。最初から覚え直すんですね。しかも、「会社法」って、1000条近くあるっていうじゃありませんか。なんだか「有限会社」を抹殺して、「合同会社」とかいう概念を仲間入りさせたり。ホリエモン騒動に合わせて、買収防衛に関する規定も急遽入れたりしてるらしいですし(詳しくは全く知りませんが)。……聞いてませんよ、そんなの。詰め込み過ぎじゃないですかねぇ。

 まぁ、期待しましょう。「会社法」が、どんなビジネス社会を創ってくれるのか。



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