交番をねらって寸借詐欺
>>> 「財布落とした」と警官だます 藤沢署は9日、東京都三鷹市の無職男(71)と妻(66)の両容疑者を詐欺の疑いで緊急逮捕した。 調べでは、容疑者らは5月28日、JR逗子駅前にある逗子署逗子駅前交番で、勤務中の同署員(28)に「財布を落として東京まで帰れない。金を貸してほしい」と頼み、署員から5000円をだまし取った疑い。 同様手口の寸借詐欺が県内で数件相次いだため警戒中、2容疑者が9日、藤沢署藤沢駅北口交番に現れ、借金を申し入れた。同署員が名前と住所を聞くと手配があった通りに名乗ったため、犯行が分かったという。 (6/10) 朝日新聞
警察には財布を落とすなどした人に現金を貸す「公衆接遇弁償費」という制度があって、1回の申し出につき原則1000円以内を貸しています。1960年代に始まったのですが、それ以前は、警官がポケットマネーで貸していた時期もあったらしいですね。その貸金を回収できる保障なんてないんですから、ここまで来ると人情の世界です。
「公衆接遇弁償費」については、ご存じない方もいらっしゃるかもしれません。機会があったら活用してみてください。……まぁ、そんな機会が無いに越したことはないのですが。
一方で、この善意の制度を悪用する輩も少なくないのが現状です。警視庁管内だけでも、2003年度には約3万3千件の貸し出しがあり、返済率は、金額ベースで約67%と前年度に比べ、約3ポイント低下したといいます。
また、本件のような詐欺・詐欺未遂での逮捕者は、2003年の14人から2004年は27人とほぼ倍増しています。
税金泥棒は、いろんなところに形を変えて潜んでいるものです。
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