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2005年7月21日 (木)

宮崎さんちのツトムくん

 いつの間にか、15年以上も経過していたんですね。幼女連続誘拐殺人事件の容疑で、一審二審と死刑判決を受け、最高裁に上告中の宮崎勤被告ですが、最高裁は11月22日に口頭弁論を開くことを決定しました。

 事実関係を審理しない「法律審」である最高裁で弁論が行われるのは、例外的な扱いです。たとえば、4月の櫻井よしこさん名誉毀損をめぐる弁論のように、逆転判決や判例変更の可能性が高い場合や、先日の在外邦人選挙権訴訟の弁論のように憲法判断を要求される事件などです。

 ただ、死刑で係争中の事件でも、口頭弁論を開くのは慣例となっているようですね。

 「オタクのパイオニア」との異名を持つ(というより、私が勝手に呼んでいる。しかも今日から)宮崎勤被告ですが、「冤罪説」も、いまだ根強いものがあります。ひょっとしたら、オタク族からの同情票なのかもしれませんけど。

 今日、正義の法律用語辞典の項目を大幅に増強しました。法律の世界にくだらなさを織りまぜた自信作ですので、ぜひ一度ご覧ください。
 もっと項目を増やして、ゆくゆくは本屋に置きたいんですけど、現時点で7社に出版企画書を断られております。でも、オラは負けねぇぞ。

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