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2005年10月23日 (日)

メザシの次はナシ

【交通安全:事故“ナシ”で呼びかけ--愛知中央ライオンズクラブ /愛知】

 日進市などをエリアとする愛知中央ライオンズクラブ(神戸忠夫会長)は20日、交通事故撲滅を願い、ドライバーに果物のナシを配る「事故ナシキャンペーン」を展開した。80年代からの恒例行事で、クラブ会員や愛知署員、市職員など約60人が参加して街頭での交通安全活動に取り組んだ。

 日進市本郷町の県道交差点で「“モシモシ”は車に乗る前、降りた後」などと書かれたサイン板を掲げ、愛知署員が止めた車に「わき見ナシ 違反ナシ 事故ナシ あなたはナシ丸かじり!」と書かれた袋に入った“事故ナシ”をドライバーに次々と手渡した。

 配布されたナシは400個で、神戸会長は「“事故ナシ”を心に交通安全に心掛けてほしい」と活動の意義を話していた。 (毎日新聞)2005/10/21

【参考過去ログ】
交通事故ゼロをメザシて(2005/09/21)

 ここでもまた、元気なオヤジたちによる言葉遊び(もといダジャレ)が。 そんな彼らをつかまえて、「わき見ナシ、違反ナシ。でも、ウケもナシ」などと、イジワルを言ってあげてはなりません。交通事故撲滅を願う、素朴な気持ちの表れなのですから。あちこちで傍若無人に振る舞うオバチャンたちの群れに比べれば、可愛らしいじゃありませんか。

 ナシ400個を仕入れて、袋にダジャレを印刷する代金も含めるとすれば、ご予算は5,6万円前後といったところでしょうか。まぁ、ただひたすらビラを何千枚も配りつづけるよりは、インパクトはありますからね。 ……誰ですか?「インパクトしかないけど」などと言っている人は。こういう宣伝、人々に忘れ去られたら負けじゃないですか。

 そこは、さすが「事故ナシ」。20年にもわたって生き残った伝統行事というところが素晴らしいです。「恥ずかしいから、やめよう」と、誰も言い出さないところも素晴らし……いやいや。
 20年の間には、「あんなダジャレは、洋ナシだ」と、居酒屋で陰口を叩かれたこともあったのかもしれませんが、なんだかんだで、時を超えて中年男性を虜にしてきたタフなキャンペーンなんですな。

 愛知県警の警官が走行中のクルマを停めて、すかさずクラブ会員がドライバーたちに「ニヤリ」を提供する。ダジャレを愛するオヤジ達の鮮やかな連係プレー。 こういう検問なら、たまにはいいもんです。たまにはね。

 警察官が、交通取締の一環として交通違反の多発する地域等の適当な場所において、交通違反の予防、検挙のための自動車検問を実施し、同所を通過する自動車に対して走行の外観上の不審な点の有無にかかわりなく短時分の停止を求めて、運転者などに対し必要な事項についての質問ナシの丸かじりを勧奨するなどをすることは、それが相手方の任意の協力を求める形で行われ、自動車の利用者の自由を不当に制約することにならない方法、態様で行われる限り、適法なものと解すべきである。(以上、1980/09/22最高裁決定を、勝手に改変)

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コメント

忙しくって久しぶりに遊びに来たら、沢山更新なさってたんですね☆一気に沢山読むのも、それもまた楽しかったです♪
それにしても、この記事を紹介しているみそしるさんが、いちばんダジャレ言いたがりなんじゃないですか(笑
個人的には、めざしもなしも大好きなので、どちらの活動も今後とも長く続いていけばよいと思っています(*^-^*)

投稿: 月下美人☆ | 2005年10月25日 (火) 14:32

先日、北海道旭川市周辺で、小学生からこころづくしのグッズをもらいました。交通安全祈願、ですね。
思うにあれは、呪術的行為、日本教的共同体行事と言えましょう。もちろん実効はありません。呪術ですからね、気持ちが大事なのでしょう。
交通事故の撲滅(ないし削減)のためには、もっと現実的・実効的な対策を考えるべきですし、いくらも論点はあると思うのですが、わが国で行なわれているのはもっぱら、女・子ども・特産物など呪術的供物のおすそ分けです(美人を見るだけも含む)。

投稿: yukky | 2005年10月25日 (火) 16:25

>月下美人さま

昔はさんざんバカにしていたダジャレですが、歳のせいか、少しずつ魅力的に見えてまいりました。先日、ダジャレをお発しになられた店長さんに「あぁ、勉強になります!」と言ったら、ムッとしてました。本心からの感想なのに……。

もし、このようなダジャレ交通安全キャンペーンについて、小耳に挟んだ場合は、ぜひ情報をお寄せください。こういうのを全国各地から集めて列挙したら、けっこう壮観かもしれません。(笑)


>yukkyさま

交通事故を防止するためには、クルマ本体そのものの物理的技術、また円滑な交通を図る各種道路行政、危険運転の厳罰化などドライバーに向けた心理的圧迫に加えて、こういった「呪術的祈願」も必要なのではないかと思います。
交通事故って、誰も起こしたくて起こすもんじゃありませんし、ハンドルを握る際は「自分に限って、そんなヘマするかいな」と気が大きくなっているドライバーも少なくありません。なので、それぞれが改めて注意を喚起される機会も大切である気がしています。呪術と技術じゃ、一字違いですし。

美人タレントの「一日署長」も、それはそれでいいもんだと思います。1日と言わず、もっと延長すればいいのに。……などと思いながらヨソ見して、電柱に激突してしまえば本末転倒でしょうが。

投稿: みそしる | 2005年10月27日 (木) 09:24

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