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2007年8月31日 (金)

山口県光市「おっぱいまつり」をナメんなよ

 最近、「著書がベストセラーになったという実感はありますか?」と尋ねられる機会がえらく増えてますけど、実感なんかありゃしないですよ。

 だって、本屋で「お言葉集」をレジに持ってってる人、私は今まで1人も目撃したことがありませんから。

 立ち読み中のお客さんなら何人か見かけたことがありまして、そのたびに私はお客さんをマークし、自らも立ち読み客を装いつつ、背後から「お買いなさ~~い さぁお買いなさ~い 『爆笑』げなでけんばってん、つまらんこたぁなかけんがよ~」と、ことごとく著者の呪いをかけてきたのですが、その試みはことごとく失敗しています。

 各種接客業のバイトを長くやっていたせいもあるのでしょうが、ものを対価と引き換えに売っている体感性がないのに、周囲から「売れてる売れてる」と数値でいわれるのは、正直申し上げて違和感があります。 むしろ「物書きって、不思議な商売だなー」ということを実感するのみです。

 その不思議な商売を支えているのが、他でもない出版社の皆さんでして、その努力と才覚に敬意を表しております。

 そりゃあ、今や冗談みたいな額の印税が口座に入ってきてますがね。 ありがたいことですが、各種インタビューで「暮らしぶりは変わりましたか?」と聞かれても、カネの使い方を知りませんから変わりゃしないですよ。 3年ぶりにハーゲンダッツ食ったぐらいです。

 もし「うなるほどのマネーパワーで、ハタチの可愛い女の子と付き合えました」というなら、わが暮らしの革命的変化でしょうが、むしろ、カネのニオイに寄ってくる女どもを、こっぴどく懲らしめていく営みに今後の余生を捧げたいと思ってますので。 そのミッションを全うすべく、もっともっと、カネのニオイを身につけていく所存です。

 いきなり銀行から電話がかかってきて、家に投資信託のパンフレットが送られてきたりもしましたからね。 そのチャンスを見逃さず、おかげさまで投資の面でも成功をおさめ、このたびコムスンの介護事業を買い取ることもできました。

 先日は、ふとした拍子に、ついガソリンの値段を釣り上げてしまったみたいで、全世界の皆さまには、私のマネーゲームのせいで多大なるご迷惑をおかけしております。

 来る日も来る日も葉巻をくべらせ、金髪美女を3,4人はべらせ、ペルシャ猫を5,6匹ひざに乗せてたら、猫アレルギーにかかりましてね。 あまりに身体じゅうがかゆくなったんで、もぞもぞしていたら、手に持っていたブランデーを思いっきし愛猫の頭にこぼしてしまったんです。 それであっという間に屋敷の外へ逃げられて、あれから3日間戻ってきません。

 おーい! ミケやーい!

 ……あわててフェラーリで探し回ったんですが、見つからないんですよ。ダンディズムを貫くのも楽じゃありませんね。 「レイバンの向こうは少年の瞳」でおなじみ、ナガミネでございます。

 

■ 「長嶺超輝」の脳内イメージ (※うそこメーカーさま)

 ……久しぶりに、パソコンの前で手ぇたたいて笑わされました。 くっそー、ひとのことバカにしおって。

 わたしゃ別に「休」んでばっかじゃないんですよ。 次回作の原稿が煮つまってて、書いては消し、書いては消し、3歩進んで5歩下がっているため、傍からは休んでるように見えるだけなんです。

 ただ、パソコンの前にいるだけじゃ、その煮つまりはなかなか解消されません。

 いいネタを求めて、図書館や裁判所などに出かけたり、あるいは暑い中あてもなく知らない街を散歩したり、どーでもいいことを悪友としゃべり散らかしたり、今まで縁のなかった高額商品の売り場を冷やかしてみたり、それでせっかく面白いことをひらめいたのにメモするのを忘れて、後々自己嫌悪に陥ったり、その繰り返しです。 こんな「働き者」、なかなかいませんよ。

 世の中には「印税生活」に漠然と憧れてる人がいますよね。 「世のシガラミから解放され、海外で悠々自適に」などとテキトーにのたまってますけど、そんな勝ち逃げみたいなマネ、実際には不可能ですよ。

 このところ痛感してますが、印税というのは、皆さんから寄せられた「次回作への期待」なんですよね。 あくまで、次の一手を打つための資金として大切に使わなければなりません。

 

■ 「長嶺超輝」の脳内フェチイメージ (※うそこメーカーさま)

 「唇」に囲まれた「耳」って…… どんだけマニアックな趣味の持ち主ですか。 もっと男としてストレートに生きていたい。 ここは基本に立ち返るべきです。

 先日、ビーチバレーの試合会場で、浅尾美和ちゃんのおっぱいを触りに行った大馬鹿がおったそうですが、本当に腹立たしい限りですね。 美和を守ってやれなかった自分の無力さ、不甲斐なさに腹が立ちます。

 あぁ、許してくれ、美和。 ……そんな切ない想いを胸に、小生は「罪滅ぼしの旅」へと向かいました。

 その行く先は、このブログでもたびたびご紹介してきました、山口県光市。 そう、夢にまで見た「魅惑のおっぱいシティ」です。

 
 

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 JR光駅の、すぐ近くには瀬戸内海が広がっています。 海岸には「虹が浜海水浴場」がありまして、かなり賑わっていました。 でも、写真はありません。 だって、盗撮魔と間違われたら悲しいでしょ。

 

 この光市におかれましては、同自治体が打ち出した、ご存じ「おっぱい都市宣言」の一環で、毎年8月上旬に「おっぱいまつり」というのが開催されています。 その現場を、おっぱい愛好家として知られる私が、この目で覗いてきたのです。
 
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 一時期は赤字続きで存続の危機にもさらされたという、お役所が主催のイベント。 朝の9時半から始まって、早々と正午に終わるそうだし、「まぁ、それなりのモンかなぁ」と思って、とりあえず会場に入ったんですけど…… 

 ビックリしましたよ。 大盛況じゃないですか。 身動きに困るほどです。
 
 

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 8月5日 日曜日に行われた、第15回おっぱいまつり。 実行委員の方のお話によると、どうやら第1回は、おっぱい都市宣言の制定前の段階にして、すでに行われていたようです。

 当時は「光市制50年記念」という位置づけだったとのこと。

 

【 第1回おっぱいまつり 】 1994.3

・ 育児相談
・ 手づくりおも ちゃ
・ ちびっこレストラン
・ キャシー中島氏の講演

など


 

 

 しかし、今年度は、ものすごい数の企画が動いています。

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↑ おっぱい育児モニュメント「ふれ愛いっぱい」

 … 光市に飛来するユリカモメをモチーフに、父親鳥の胸(おっぱい)で家族を抱き、母親鳥の胸(おっぱい)で、子供を抱くイメージを表現。 羽のパーツ製作には、1000人の市民が参加したという。

 


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↑ かわいさいっぱい 赤ちゃんハイハイ競走

 … おそらく一番の盛り上がりを見せていたイベント。 コース上に座りこんだり、突然逆走を開始するなど、赤ちゃんたちの予測不能の動きが楽しい。 大人たちは、出走中の赤ちゃんに触れることが禁止されており、おもちゃ等で誘導するなどのテクを駆使しながら、悪戦苦闘していた。

 

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↑ 「食育シアター」の紙芝居

 … 朝ごはんは、ちゃんと食べないと元気が出ないよ、という内容。 現代っ子(死語)も、紙芝居にはちゃんと食いつくのだ。

 
  

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↑ 消防はしご車を体験

 … はしごを延ばして上に乗せたりはしてないが、子供たちはじゅうぶんに喜んでいる。 いい思い出だ。 消防隊員の漢(オトコ)たちは、着るだけでも蒸し暑くて耐えられなさそうな防火装備を身にまとい、炎の中へ果敢に飛び込むのだ。

 
 

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↑ お魚タッチングプール

 … タコとヒラメだ! うまそう!  私の世代でも、魚はスーパーで切り身になってパックされてるもののほうが、むしろ馴染みがある。 泳いでいる魚介類にじかに触れるのは、子どもたちにとって貴重な体験といえよう。
 

 

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↑ 見つめあって、ビデオ発表

 … 巨大スクリーンを装備した宣伝カー! いったい光市はいくら費用をかけとるのか!? それとも、業者サイドの善意で寄せられたのだろうか。 市内の保育園・幼稚園。小中高校・自治会・サークルなど22団体から届いたという、踊りや歌などのビデオ映像が発表されている。 「おっぱいの歌」の歌詞、♪おっぱい おっぱぁ~い…… が、あまりにキャッチーすぎて耳から離れない。

 

 

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↑ ふれあいステージ

 … 子どもの歌や踊りなどの発表や、演劇などが催されている。 私がのぞいた時間帯では、ブラスバンド演奏が披露されていた。 かぶりものを装着しているが、じつに本格的。

 

 

 以上に掲げたのは、ほんの一部です。 イベントの半分くらいしか回れませんでしたし。 まだ「おっぱいまつり」の全貌を体感しきれていないのが現状です。

 いやぁ、すごい。 手づくりイベントの持つ温かさもさることながら、おっぱい都市宣言の「本気(マジ)」を見た思いです。 大したものだ。

 ボランティア要員が647名(うち子ども309名)いるとはいえ、これだけ大掛かりなら、設置や撤収の作業も大変でしょう。 場所は「あいぱーく光」という、市の福祉施設で、月曜には通常業務が行われなければならないことを考えると、「日曜の午前中だけ」に限られるのもうなずけます。

 そういう「はかなさ」も、祭りに欠かせない一要素ですしね。 来年は、もっとゆっくりと「おっぱいまつり」の雰囲気に触れてみたいと思います。

 I Shall Return!!

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2007年8月 2日 (木)

参院選の妨害犯は、正直すぎた

 総理大臣って、そんなにしがみついていたい地位なんですかねぇ? ようするに、国民から叩きまくられるサンドバッグ役じゃないですか。

 不思議です。 しこたま叩かれても、なお余りある旨味があるんでしょう。 いったい総理っていうのは、どんだけオイシイ汁を吸えちゃうんでしょうか。 チューチュー。

 さぁ、小沢さん。 司法試験に叩かれた挫折者から、今度は世論に叩かれる総理大臣まで登りつめられるかどうか、これからが正念場ですねぇ。

 「衆議院解散・総選挙」なんて気の早い話もありますけど、安倍さんが自分から解散を宣言するなんて、今の情勢ではありえないでしょうから、本筋としては、野党が不信任決議を突き付けることになるわけですよね。

 

◆ 日本国憲法 第69条
 内閣は、衆議院で不信任の決議案を可決し、又は信任の決議案を否決したときは、10日以内に衆議院が解散されない限り、総辞職をしなければならない。


 野党が過半数を占める参議院でも、内閣不信任を出すことはもちろん可能ですが、その決議には、内閣に解散のプレッシャーをかけられるような憲法上の強制力はありません。

 本気で解散を迫るには、自公で絶対多数を占めている衆議院での不信任決議を可決する必要があるのです。 それを思うと、まだまだ一筋縄ではいかなさそうですね。

 大穴としては、前回の衆院選(2005/09/11)における議員定数の不均衡が争われている訴訟で、最高裁が「違憲無効」の判決を言い渡し、衆院議員に「全員失職・再選挙」を命じる……という、思いがけない方向からの総選挙スタートもいちおうありえます。

 ただ、そんな大胆で正しすぎる判決を言い渡す勇気など、今の最高裁は持ち合わせてません。 自公の皆さま、ご安心くださいませ。

 

>>> 選挙カー妨害で男逮捕=「うるさい」と窓たたく-札幌

 参院選立候補者の選挙カーの窓ガラスをたたくなどして、活動を妨害したとして、札幌中央署は12日、公選法違反(自由妨害)の現行犯で、札幌市中央区北一条西、自称グラフィックデザイナー(43)を逮捕した。今回の選挙での逮捕は全国初。
 調べによると容疑者は12日午後6時20分ごろ、札幌市中央区の自宅近くの路上で、運動中の比例代表に立候補した女性候補者の選挙カーに、「うるさいんだ、この野郎」などと怒鳴り、窓ガラスを手でたたくなどして、走行を妨害した。 (2007年7月12日 時事通信)


 うるさいものに「うるさい」と言える正直さを、いつも心に持っていたいものです。 なにかと周りの空気を読みすぎる私たちは、遠慮しすぎ、縮こまりすぎでもあるのです。

 闇を切り裂き珍走する改造バイクの群れに、ローン組ませてイルカの絵を買わせようと密室へ誘うキャッチセールスの女に、やたら浮気を疑ってくる彼女の小言に、ひとこと「うるっせぇ」と一喝できれば、もっと楽に生きられるのに。

 ああ、今日もストレスを溜め込んでしまったニッポン人。 溜め込みすぎて、そろそろストレスに利息が付きそう。

 

 黄色い帽子をかぶった学校帰りの小学1年生たちが、通りかかった選挙カーに向かって「うるさーい!」ってカジュアルに叫んでますよね。

 「うるさーい!」 「うるさいって言うおまえが、うるさーい!」 なかなか可愛らしいです。

 ただ、43歳の自称グラフィックデザイナー男が同じように叫んでも、逮捕されるんですね。

 なぜかというと、理由は簡単。 可愛くないからです。

 可愛さは、チカラなのです。



>>> 公選法違反:候補者ポスターに落書きの男、自由妨害容疑で逮捕--鎌倉 /神奈川

 13日午後10時ごろ、鎌倉市稲村ガ崎2の路上で、参院選の掲示板に張られた候補者ポスターに落書きした男を警戒中の鎌倉署員が発見し、公職選挙法違反(自由妨害)容疑で現行犯逮捕した。

 県警捜査2課と同署の調べでは、男は同市稲村ガ崎4の会社員(59)。容疑者はポスターに黒色マジックで「何年前の写真だ」と落書きした疑い。調べに「もっと年をとっているのに、こんな写真が選挙で許されるのかと腹が立った」と供述しているという。(2007年7月15日 毎日新聞)


 黄色い帽子をかぶった学校帰りの小学1年生たちが、通学路の候補者ポスターを見つけては、せっせと鼻の穴に画びょうを刺してますよね。

 ただ、59歳の会社員が「このポスター、若づくりしすぎじゃ! きさまに恥じらいってモンは無いのか?」という正直な怒りをぶつけると、逮捕されるのです。

 理由は簡単です。 隠された真実を暴露したからです。 こりゃ国策逮捕ですな。

 ウソばかりの政治に腹を立てるのは、結構なことでしょう。 なにも、政治のウソは年金がらみだけじゃありません。 小さいことからコツコツと。 大切な心構えですよ。

 

◆ 公職選挙法 第225条(選挙の自由妨害罪)
 選挙に関し、次の各号に掲げる行為をした者は、4年以下の懲役若しくは禁錮又は100万円以下の罰金に処する。

 

1.選挙人、公職の候補者、公職の候補者となろうとする者、選挙運動者又は当選人に対し暴行若しくは威力を加え又はこれをかどわかしたとき。
 2.交通若しくは集会の便を妨げ、演説を妨害し、又は文書図画を毀棄し、その他偽計詐術等不正の方法をもつて選挙の自由を妨害したとき。
 3.選挙人、公職の候補者、公職の候補者となろうとする者、選挙運動者若しくは当選人又はその関係のある社寺、学校、会社、組合、市町村等に対する用水、小作、債権、寄附その他特殊の利害関係を利用して選挙人、公職の候補者、公職の候補者となろうとする者、選挙運動者又は当選人を威迫したとき。

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