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2007年12月25日 (火)

「M-1グランプリ」と「司法試験」と「お見合いパーティー」の共通点

 今年のイブは振替休日かぁ。

 クリスマスイブの夕方に出歩いても、みじめじゃない方法! 実施完了!

 ちゃんとスーツを着て、手提げカバンを持ちつつ、胸張って風を切るように街を闊歩するのです。 休日出勤帰りの「デキる」ビジネスマンのフリして周ればいいんですね。 

 もっとも、私の場合、あんまり胸を張りすぎると腰痛が再発しそうなので、そこは加減が必要です。

 それで、服とかスニーカーとかを買い物していれば、周囲の目に対して「これから、おめかししてデートなのかな」と、雰囲気を偽装表示することが可能となるのです。

 内心におけるみじめさは否めませんが、それは押し殺しましょうね。

 

 司法浪人時代、12月24日は、心の底からズッポリ沈んでましたよ。 よりいっそう寒さが増しましたデスよ。 司法試験予備校の自習室ってのは、福岡のベタな繁華街・天神にありますから。 しかも、夜9時という絶妙な時間帯で閉め出されますしね。

 街に散在する数多の"アッチッチ"を尻目に、「ふーん、なるほどねー」「そっちはそういうパターンねー」「わかったわかった、ハイハイ」「こんな男のドコがイイんだ? オイ」などと、心の中で毒づきながら地下鉄の駅にもぐり、もぐってからも何も見えないフリして、終始テキストや問題集に目を落として家路に就きます。

 「くっそー、日々の努力が地味すぎる。 絶対に合格してやる……。 合格して、肩書きに寄ってくるツマラン女どもを、全員ふってやる」と、当然その目的を果たすためだけに弁護士になろうとしていたんですが、どうやら司法試験考査委員の爺さんたちには、そのいかがわしい動機をすべてお見通しだったようで。 サスガです。

 そのあとに、2年半のワーキングプア期間を経て、いちおうマトモに物書きで仕事をいただける立場になりましたが、32年間生きてますし、どれだけ仕事が楽しくても、恋愛の楽しさはまた別だということも、いちおうそれなりに知っております。

 だから、こだわっちゃうんです。

 

 おとといには、カップリングパーティーに初めて出席してみました。 男女比が15:15。 どうやら、段取りをわかっとらんのは私ぐらいだったみたいで、ほかの人たちは、ほとんど常連さんみたいでした。

 最初に「プロフィールカード」というのを書くんですが…… 何を書けばいいか困りましたね。 とことん思い知らされました。 自分がいかに、仕事以外の楽しみを持ってこなかったかということを。

 
 

趣 味        : 読書 ・ お笑い鑑賞

 

好きな食べ物    : 米

 

好きな音楽     : 奥田民生(ユニコーン)

 

好きな異性のタイプ: 明るい人

 

休日の過ごし方  : 本屋で立ち読み


 

 こういうプロフィールカードを相手と交換して、まず1人あたり2分間のトークを繰り返します。 2分は本当に短い。 「自分はこういうパーティが初めてなんですけど、何がどうなってるんですかねぇ?」という初歩的なシステムの話題だけで、最初の女性とは、あっという間に終わってしまいました。 もったいなかったかも。

 ある人が、私のプロフィールを見て、笑いながら「すごく正直ですね」と言ってくれました。 正直かねぇ。 これでも、趣味の欄から「化石鑑賞」とか「B級ニュース収集」というのを省略してますので、そのくらいの空気は読んでるんですけどね。

 こういう場合、ちょっとは自分の人格を飾りつけたほうがいいんでしょうか。 うーむ、飾ったところで、その飾りを好かれても仕方ないし。

 ということは、他の男性メンバーのプロフィールは、「映画鑑賞」「旅行」など、当たりさわりのない感じなのか、あるいはハッタリ混じりでウンザリなのか。

 

 第一印象では、3人の女性が自分に投票してくださったようです。 私の投票とは惜しくもすれ違っていましたが、うれしかったので、その後のフリータイムは、結局その3人の女性としか話してませんでした。

 

自分 「M-1、誰が優勝すると思う?」
相手 「あたしはキングコングかな」
自分 「うわー、そっち方面かー!」
相手 「そっち方面って何?(笑)」
自分 「意外と、トータルテンボスが抜け出たりするんじゃないかね。 急に去年から面白くなったし」

 

 という、他愛もない話で盛り上がる(しかも今思えば、どっちの予想も、イイ線ついちゃってたが。 キングコングのふたりも、前回とは比べものにならんほど腕を上げているのが伝わりましたし)などしていると、横から別の男性メンバーが割り込み、いきなり落語の話を持ち出してきたりして、けっこう過酷な戦いですね。

 まぁ、結果的に、誰とも両思いにならずに帰ってきました。 選ぶのは女性の側ですからね。

 
 

 「あんな短い時間で判断されてたまるか」という気持ちは残ったものの、それは女性の側も同じでしょうから、お互いさまです。 それは置いといて、まだまだ自分の振る舞いには改善の余地はあったなぁとも思いました。

 与えられた時間の枠内で、最大限のパフォーマンスを発揮できるよう目指すことが、あの種のパーティーでは実力として求められるのでしょう。 要するに、M-1グランプリや司法試験と、根っこは同じです。

 まぁ、M-1や司法試験みたいに、全国トップクラスの水準を志向して自分を追い込む必要まではないものの、ちょっといろいろ考えてしまいました。 「オレ、何やっとるんだろう」とか。
 
 少なくとも「迷走中」なのは、自分でも感づいてますが、仕事一辺倒というアンバランスな生き方は、かえってモロいような気がすると思い始めました。

 というより、自分だけのために頑張るのが、だんだんしんどくなってきたというか……。 こりゃ、歳のせい?

 
 

 残る課題は、今まで興味があったんだけれども、出不精で未だ最初の一歩を踏み出せてない場へ、これからキッチリ出て行くことか。 まず、気軽に連絡を取れる女の子の友達ぐらいいないと、何も始まらないので。

 たとえば料理教室とか? ……料理しながらなら、話すネタには困りません。 別に独身女性に限らず、お世話好きの主婦の皆さんに混じって「だれかイイ人紹介してくださいよー」なんて会話するのも、それはそれで楽しそうですし。 旦那さまのグチも聞かされそうで怖くもありますが。

 社交ダンス(特にサルサ)にも関心があります。 腰の不安が解消されたら、門をたたいてみようかと。

 運動神経はブチ切れてますが、踊るのは嫌いじゃないんですよ。 元応援団員ですし、広い意味では元ダンサーでしょ? 「おまえは演舞を覚えるのは早いが、忘れるのも早い」と、先輩にイヤミ言われてました。

 あとは、博物館や美術館をめぐったりもしたいなーと。 ぜひ行きたいと願ってたはずの「岡本太郎美術館」と「目黒寄生虫館」と「ブレーキ博物館」には、未だに行けてませんし。 何かのついでに立ち寄れば済むことはわかってるんですけど、なかなか。

 ごちゃごちゃ書いてないで、さっさと行動しろっちゅーことなんですが。

 年明け早々、取材旅行で、沖縄や関西・四国方面をまわろうと企んでますが、仕事柄、プライベートの時間をやりくりするのも自分次第ですので、たまには東京に戻って、内向きと外向きのスイッチを交互に切り替えながら楽しんでいきます。 そういう楽しむ感情は、文章にもにじみ出るのかなと思いますし。

 

 まぁ、本来は「友達の紹介」的なかたちで知り合うのがオーソドックスなんでしょうが、既婚の連中に頼んでいても、なかなか紹介がまわってこないのは、私の人望の無さゆえなんですが。

 ある友人は、「オレは学生結婚できてラッキーだった」とか言ってますし……。

 みなさん、どうやって出会ってるんでしょうか。 難しいねぇ。

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コメント

職場で出会ってゴールインする割合が一番高いと思います。その次に、「友達の紹介」でしょうか?
(本当に「友達の紹介」なのかはわかりませんが… ネットで出会ったり、結婚相談所でお見合いしていても「友達の紹介」にしている人もいます)
学生時代から付き合ってゴールインもいらっしゃるでしょうが、少ないように思えます。出版元の光文社にお願いして、独身の読者限定の出版記念パーティーを開催されればどうでしょうか? 光文社は適齢期の男女が読む雑誌(ゲイナーなど)を持っているので、この公式ブログ以外に、それらの誌面上でも告知させてもらえば適齢期の人が集まりやすいと思います。同じ長峰さんの本に関心を持つような共通の嗜好の持ち主が集まると、カップルも出来やすいと思います。長峰さんファンの女性もきっとたくさん来るはずです。

投稿: トクメイキボウ | 2008年2月 3日 (日) 18:10

ご親切に、どうもありがとうございます。

職場での出会いというのは、構造的に無いですからね。個人事業主には。当たり前といえば当たり前なんですけれども、最近になって、その事実のデメリットを痛感します。

幻冬舎新書「裁判官の爆笑お言葉集」は、新書としては珍しく、女性読者の割合が高いという結果が出ているそうです。ありがたいことです。

他方、「サイコーですか?最高裁!」は、売れ行きは正直もう一歩でして、ビジネス的には結果を出せていない、まだまだこれからという状況ですので、パーティなどの開催を光文社さんにお願いできる立場になく、また「独身者限定」というのも、どうも狙いすぎのような気がいたします。

しかし、そういうふうに、せっかくの親切なご提案を反故にする理由を探すことなんて簡単ですよね。失礼いたしました。

こんなところで宣言すべきことかどうかわかりませんが、私は私で、今年を「プライベート強化年」と位置づけています。 まず、老若男女とわず、友達を増やそうと……。

社交的な方には笑われそうですが、私にとっては大冒険です。

もちろん、かといって仕事をおろそかにするワケじゃございませんよ。

投稿: みそしる | 2008年2月 4日 (月) 10:29

ピチピチでぷりぷりの可愛いお嬢さんなら、ココに居るでござるよ~。

いのちのたび博物館いこーよ♪

投稿: | 2008年2月27日 (水) 02:30

お誘いありがとうございます! うれしいです! 北九州の「いのちのたび博物館」も、ずっと気になってたんですよ。happy01

まず、お名前を教えてもらえませんか。happy02

昔、ユニコーンの唄で「君の名前も性格もわからないけれど、僕の体は炎と燃えているnote」ってな歌詞がありまして、名前がわからないのは、それはそれでエッチなんですけどね。smile

私はみそしる、本名を妻夫木聡といいます。「妻夫木」までが苗字です。読みにくいですが、「つまぶき」と発音します。bleah

どうぞよろしくお願いします。scissors

投稿: みそしる | 2008年3月 4日 (火) 06:24

ブフォッ……こぶ茶ふいたー。

そちらが「妻夫木」ならば、こちらは「柴咲コウ」とでも名乗りましょーかね。

投稿: ござる | 2008年3月 5日 (水) 02:26

いやいや、ご冗談を!
うちの柴咲には内緒で会いませんか?shine

つまぶきよりjapanesetea


……あんまりやると、ホリプロから訴えられるか。danger

ござるさんは、北九州の方ですか? ひさびさにスペースワールドも行ってみたいなぁup もう7、8年行ってないです。

投稿: みそしる | 2008年3月 6日 (木) 09:34

>ござるさんは、北九州の方ですか?
いんや、福岡市東区ですよ~。
福岡市博物館も大好きさー♪

>ひさびさにスペースワールドも行ってみたいなぁ
いっしょ行く?

スペースワールドへは一回行ったきりだなぁ……高校生んときに。
今はもう、遠い昔になりにけり。

…………おっと、しまった。

今でも当時と変わらぬ、ピチピチぷりぷりでツルツルの可愛いお嬢さんですからね!


脳ミソがね。

投稿: ござる | 2008年3月 7日 (金) 03:06

>ござるさま


お返事遅れまして、失礼しました。
 
あ、東区にお住まいですか。うちの実家が西区なんですよ。思いがけず、懐かしい街にお住まいの方と遭遇しました。

大昔、女の子と香椎花園までデートへ行ったのが、遠い記憶のかなたにあります。

私は楽しかったんですが、そのあと、何も続きませんでしたけど。shock

脳みそでもなんでも、ぴちぴちプリプリは素晴らしいと思います。shine

投稿: みそしる | 2008年3月 9日 (日) 19:44

ローカル話題でコメント欄汚すもの申し訳ないなぁ……などと思いつつ、やはりツッコミ入れたい乙女心~。

香椎花園は幼子のための遊園地ですぜ。せいぜい中学生くらいまででしょうなぁ。
……デートは中学ん頃の話でござるか?

投稿: ござる | 2008年3月12日 (水) 01:20

いいえ、大学に入ってからの出来事でござる……。

そうでしたか。しまったなぁ。遊園地とはああいう感じのモンだと思って、なにも気にせずにはしゃいでました。

行ったのは平日だったので、他の客も少なかったですし、「幼子向け」という事実に気づくキッカケもつかめず…… 出足でつまづいてしもうた!

せいぜいスペースワールドにしておくべし、だったでしょうか。

まぁ、「ここは幼児向けかもしれないね」と思ったら、ハッキリ言ってくれる女の子じゃないと、どっちみち長くは続かないような気もします。(←15年越しの負け惜しみ)

貴殿よりのツッコミ、かたじけのうござる。

投稿: みそしる | 2008年3月12日 (水) 09:51

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