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2008年1月24日 (木)

青少年は、キスでいかせろ

(( 参考過去ログ ))
みだらな性交?」 (2005/06/07)

 

◆ 東京都青少年の健全な育成に関する条例 第18条の6 (青少年に対する反倫理的な性交等の禁止)

 何人も、青少年とみだらな性交又は性交類似行為を行つてはならない。
 (※法定刑:2年以下の懲役又は100万円以下の罰金)

 (全国46都道府県で同様の規定あり。 なお、唯一の例外である長野県においても、長野市などの一部市町村レベルでは同様の規定あり)

 
 

 私は司法浪人時代、学習塾で理科を教えておりました。 なんと、中3生徒のなかに、私の「ファン」の女の子がおりまして、私が仕事を終えるまで塾の外で友達と一緒に出待ちしてたり、バレンタインデーには手編みのマフラーなどという重たいプレゼントをくれたりしてました。

 ひととおり高校受験が済んでから一度、遊園地デートをねだられたので連れて行ったりしたものです。 別れに「早く弁護士になってよ」と書かれた色紙も渡され。 うれしかったけど、余計なお世話でもある。

 彼女の理想のタイプは「ユースケ・サンタマリア」だとか言ってましたので、それはそれで複雑な心境だったりして。 決してトークで爆笑を獲りにいくタイプではなく、「たまに微妙に面白い」という印象だったのでしょう。(ユースケさん、ごめんなさい)

 その教え子も、今では23歳か24歳のオトナな女性として、幸せにやってるはずですが、当時、私がその教え子に対して恋愛感情を抱けたかというと、断じて「No」ですね。

 

 それは青少年保護育成条例が存在するかどうかとか、ロリコン趣味があるかどうかとは全く別で、やはり背後に「保護者」の影がチラつくからです。 その時点で冷めてもムリないやろ。

 先輩講師には、「ながみねセンセー、モテますねぇー!」なんて、飲みの席で絡まれたりもしましたけど、「コドモにモテてもねぇ……」というのが正直なところで。

 娘さんをお預かりしている塾講師だからか、いちおうご両親も信頼してくださってましたが、中学生を連れて遊びに行くのは、ひとつ間違えれば未成年者誘拐罪ですよ。

 もっとも、第一に「自由恋愛」を標榜する人たちは、かまわずに突き進んでいくのでしょうが、「オトナとコドモ」という対等な関係性でないところで、いくら自由を謳っても、それは自由の履き違えでしかありえないと考えます。

 オトナとコドモの恋愛は結構だとしましょう。 では、そこに果たしてセックスは必須なのか、はなはだ疑問であります。 なぜデートじゃダメなのか。

 オトナの男が「結婚」という強固な責任を取れない限り、コドモの側のみに妊娠のリスクを負わせるのは酷であり卑怯です。

 もちろん、女性が18歳以上の場合でも生じうる問題かもしれませんが、経済面や育児に対する心構えなどの点で、18歳未満の「コドモ」は、類型的に不利な実情にあるのではないでしょうか。 医学的にみて、性感染症にかかるリスクも高いといわれます。

 たとえコドモの側から迫ってこられたとしても、「まだ早い」「調子に乗るな」「ガキのカラダにゃ興味ない」ぐらいのことを言って、なぜオトナはオトナらしく注意できないのか。

 だって、そこで交わったところで結果的にコドモを傷つけるんだから。 オトナが条例違反で捕まれば。

 したがいまして、表題のような話につながるわけです。 いくらエロすぎるキスをしたって、さすがにそれを「性交類似行為」として取り締まるわけにはいかないでしょうしね。

 女性に気持ちよくなってもらう方法といわれて、「みだらな性交」しか思いつかないのだとしたら、オトナの男として引き出しが少なすぎると思います。

 

 昔の悪友によると、キスで女性を気持ちよくさせるのは、物理的なテクニックではなく「愛されてる感」が決め手らしく……、男は1秒あれば発情できるが、なにしろ女は心で感じるのだから、ウンザリするぐらい優しく優しく扱わねば……、とかなんとか、知ったふうなことを吹聴しとりました。

 私からしたら「なんじゃそりゃ??」な世界ですが、女性が気持ちよく反応してくれたら、こっちだって興奮してくるし、なんだか真理を突いているような気も。

 いずれにせよ「キスで満足させることを目指す」のは、どうしても18歳未満の女のコと付き合いたい男たちにとって、研究に値する課題といえるだろうな、とは思います。

 そいつの話によると、抱きしめただけで絶頂に達する女性もいるらしいですが……、万一私がそんな女性と付き合えたら、あまりに可愛すぎて「迷わずプロポーズ」でしょうな。

 そいつはたしかにモテてましたが、単なる妄想かもしれません。

 

 もちろん、「青少年に対する反倫理的な性交の禁止」という道徳観を、法が刑罰によって強制するのがふさわしいかどうかに関しては、また別の是非問題を含みます。 ただ、個人的には「それはそれで"アリ"なのかな」と思いますけどね。

 世の中では、コドモ時代を懐かしく振り返るオトナが多いでしょうね。 一方で、私にとっては、やりたいことをやれず「窮屈な時代」だったイメージしかありません。

 ガキの頃から「早くオトナになりたい」と思ってました。

 「人は死んだらどうなるんだろう?」とか「カブトムシはどうして黒いんだろう?」とか「空と、空じゃないところの境目はドコだろう? 地面から何メートル上なんだろう?」とか、「光は気体か?」とか、つねに面倒くさいことばっかり考えとるものですから、なかなか学校の友達と話が合わせられず、周囲から浮いていたのも理由のひとつです。

 ただ、なんといっても今より「かっこいいオトナ」が多かったように思います。 学校の先生もそうですし、ヘタなことを言ったら丸め込まれてしまうような迫力を帯びていました。

 つまり、オトナに憧れることが可能だった時代なわけです。

 たしかに、コドモの自己決定権も概念としては大事ですよ。 しかし、その権利の内容を、オトナのものに近づければ近づけるほど、コドモがオトナへ成長するモチベーションを削ぎ落とすことにつながるのではないか、という懸念があります。

 オトナがコドモに向けて「おまえは、まだコドモだろう」と言い切れる社会こそ、コドモにキッチリと未来を見せられる社会ではないでしょうか。

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