ありがたいことに、今週は、雑誌掲載ラッシュでございます。
ラッシュといっても2本ですが。
本日発売の経済誌「週刊ダイヤモンド」は裁判特集。 54ページより、『爆笑!裁判官の非常識お言葉集』と銘打っての書き下ろしが掲載されています。
いわば「爆笑お言葉集」の“外伝”という位置づけといえましょうか。
逆に、裁判官のわかりやすい失言の少なさというのも痛感します。 だって、わざわざ半世紀以上前の「お言葉」まで掘り下げ、引っぱり出しましたから。
※ なお、54ページ最下段に、『「土地の売却には被告の許しがあった」という事実を証明するためです。』 などという記述がありますが、これでは意味不明です。
……『「土地の売却には原告が関与していなかった」という事実を証明するためです。』 と、各自で読み替えてくださいますようお願いいたします。(^^;;
別に、ナガミネが寝不足で疲れていたというわけではありません。 ただ単にアホなだけです。
また、木曜日発売の小学館「女性セブン」にて、地方のキャラクターが特集されるのですが、その企画のなかで、全国の検察庁で作られた「裁判員制度プロモーションキャラ」を採り上げていただくことになっています。
片隅に、私のエラそうなコメントが寄せられているはずです。
いずれも、コンビニでも売っているメジャー雑誌ですので、ぜひお買い求めくださいね!
また、ありがたいことに、ある雑誌での「連載」のお話も頂戴しています。 詳しくは、全容が固まり次第、皆さんにお知らせいたしますね。
……その全容をこれから一両日中に考えて、答えを出さねばならんのですが。 う~む。
>>> 武富士に業務改善命令 金融庁、三和ファイナンスも処分
金融庁は16日、消費者金融大手の武富士に対し、融資記録の管理や取り立てで法令違反があったとして、業務改善を命令した。
(中略)
金融庁によると、松山市内にある武富士の支店の担当者が06年8月、借り手の自宅を訪れ、ドアを強くノックしたり、玄関前で「貸した金返せよ」といった文言が入った音楽を携帯電話で流した。
2008/05/16 19:41 【共同通信】
借金取り立ての方法に問題があることは、今さら言うまでもないでしょうが、あらためて条文を確認しておきましょう。
◆ 貸金業法 第21条(取立て行為の規制)
貸金業を営む者又は貸金業を営む者の貸付けの契約に基づく債権の取立てについて貸金業を営む者その他の者から委託を受けた者は、貸付けの契約に基づく債権の取立てをするに当たつて、人を威迫し、又は次に掲げる言動その他の人の私生活若しくは業務の平穏を害するような言動をしてはならない。
5.はり紙、立看板その他何らの方法をもつてするを問わず、債務者の借入れに関する事実その他債務者等の私生活に関する事実を債務者等以外の者に明らかにすること。
しかし、気になりますねぇ。
株式会社武富士は、お金を売ってる「¥(エン)ショップ」とのことですから、取り立ては当然に営利目的の行為。
で、営利目的で市販の音楽を流すには、著作権者の許可が必要なはずですよ~。 著作権法38条の反対解釈です。
◆ 著作権法 第38条(営利を目的としない上演等)
公表された著作物は、営利を目的とせず、かつ、聴衆又は観衆から料金(いずれの名義をもつてするかを問わず、著作物の提供又は提示につき受ける対価をいう。以下この条において同じ。)を受けない場合には、公に上演し、演奏し、上映し、又は口述することができる。ただし、当該上演、演奏、上映又は口述について実演家又は口述を行う者に対し報酬が支払われる場合は、この限りでない。
日本音楽著作権協会(JASRAC)は、何をボサーッとしてるんですか? これまで、市販のCD流してたダンス教室を狙い打ちし、多額の著作権使用料を請求して潰してきたじゃないですか。
ピアノやハーモニカでの生演奏で知られた、東京・石神井の某バーは、著作権法違反の容疑で刑事事件にまでなりました。 客としてJASRACの職員が紛れて生演奏を注文するという「おとり捜査」によって。
私は、その裁判を最初から最後まで傍聴していました(といっても、初公判と判決公判の2回しかなかったんですが)が、執行猶予つきながら懲役刑を言いわたしていた裁判官は、あくまで「法律どおりに答えを出しただけ」。
それで結構ですけど、なんだかなぁ~。
ジャズとハーモニカが大好きな爺さんは、すっかり前科者。 「著作権を甘く見ていた」……という法廷での供述が悲しかったですよ。
だから当然、武富士にも著作権使用料の請求書が行くんでしょうね? それともJASRACは「客」を選べる立場なんですか?
きっちり、たっぷり割り増しで請求してくださいませ。 そして、そのお金はウルフルズのトータス松本さんら「借金大王」の権利を持つ、各クリエイターの皆さまのもとへ振り込むのも忘れずに。
行け行けJASRAC! 日本の音楽文化を守るため!!
JASRACが動けば動くほど、事態は変化していきます。
使用料未払いのお店を職員が取り囲んで「ドロボー」と罵声をあびせるなど、貸金業者も顔負けの取り立て(※この点は、伝説の記事と名高い「週刊ダイヤモンド」2005年9月17日号 56ページにおいて詳しい)を行えば行うほど、「JASRAC管理楽曲」からみんなが次第に離れていくでしょうね。
そのうち各自が草の根で、自作の音楽を演奏して楽しむようになっていきますように。 そうJASRACは夢みているのです。
その夢が実現すれば、著作権使用料を吸い上げるあてを失ったJASRACは役割を終え、みんなの楽しげな笑顔を見届けながら、静かに潰れていくのです。
なんと美しい自己犠牲の精神でしょうか。
■ JASRACがお店に対してやってきたこと (JASRACを考える。さま)
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