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2008年7月15日 (火)

罰則全書

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  調べものをするために、国会図書館の書棚を眺めていると、たまたま「罰則全書」なる書物を見つけました。

 ご存知でした?

 ただいま、知りたい犯罪や罰則などの情報をサクッとひける読み物を作成中です。 ニュースや新聞記事、映画や小説、裁判傍聴などで、よく聞く犯罪、あるいは聞いたこともない犯罪の内容を、即座に調べることができるでしょう。

 ちょっぴり知的なウンチクとしても使えるかもしれません。ウンチクの垂れ流しすぎには注意ですけど、話題のひとつとして使えます。

 強盗の裁判に裁判員は呼ばれるのか。 暴行罪と窃盗罪はどっちが重いのか。 器物損壊の時効は何年か。 強盗傷害の被告人に執行猶予は付くか。 公務員のほかにワイロを受け取ると罰せられる立場とは。 デスノートに名前を書いて人を死なせたら殺人罪になるか。 アイドル寝起きドッキリは住居侵入にならないのか。

……こういった疑問を直感的に解決できるつくりになるよう、編集者の方やデザイナーさんも巻き込んで、もっか試行錯誤中です。

 それにしても、基本的な犯罪(刑法犯)以外で罰則の規定のあるものって、なかなか専門書も少なく、参考にできるものが見あたらなかったりするんです。

 そもそも、この日本にはどれぐらいの数の罰則があるのか、おおまかな全貌すらわからず、総務省の法令データ提供システムを使って、しこしこ検索するのが精一杯だと思ってました。

 いやいや、ちゃんと用意してあるんですね。 罰則つきの法律名を一覧して把握できるようになっただけでも、私にとっては大きな前進です。

 罰則全書は4分冊で、それぞれが広辞苑ぐらいの大きさがある膨大な書物です。 でも、目次だけをコピーさせてもらったら、意外と18ページだけで収まりましたね。 もちろん実際に収録する罪名は、ここからさらに厳選してまいります。

 あとは、後部座席のシートベルト着用とか、映画盗撮防止法など、新しい罰則をそのつど加えてフォローすれば、なんとか形になりそうですなぁ。

 んー、できあがりが楽しみです。

 そりゃ、私が原稿を書き上げなきゃ、いつまで経ってもできあがらないんですけど、こういうふうに他人事っぽく書いてみたくなるぐらい、この「罪と罰の事典(仮)」は、私自身も一読者として読んでみたいと思っています。

 自分が欲しい本を自分で作るというのも楽しい作業です。 調べる分量があまりにも多くて、まとめるのは難儀ですが。

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