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2009年1月29日 (木)

斬新!? 「振り込め空き巣」という珍手口

 出版取次のトーハンが運営するオンライン書店「e-hon」 28日付の総合売り上げランキングにおきまして……

 「裁判官の人情お言葉集」が3位、「裁判官の爆笑お言葉集」が17位に入っております(ともに幻冬舎新書)。

 ありがたい! どうもありがとうございます!

 裁判員制度のシステムを解説する本は、近年たくさん出版されています。 一方で、このお言葉集シリーズを読んでいただいたからといって、同制度の全貌がわかるようになるわけではありません。

 しかし、法律や裁判のことが何もわからない方でも、「人が人を裁く」という営みについて、いま一度深く考える機会にしていただける本になっていると自負しています。

 裁判官の法廷における具体的な発言例を、コミカルかつシリアスに採り上げているからです。

 題材が題材だけに、「コミカル」のサジ加減には苦心しましたが…。

 読者層の男女比が、ほぼ同じか、むしろ女性のほうが多いといわれているのも、このシリーズの特徴です。

 第2弾の「人情お言葉集」は、第1弾の「爆笑お言葉集」の弱かった要素を補強してお送りしています。

 書店の棚の前で「こんな本は立ち読みで十分」と判断なさった皆さんも、一度は「人情」にも触れてみてくださいね。

 

 さて、以下、だいぶ古いネタですので、ご存知の方も少なくないでしょうが、空気を読まずに引用してみます。



>>> 「振り込め」新手口 誘い出しそのすきに空き巣 埼玉

  埼玉県警は16日、振り込め詐欺の手口で高齢者に電話で現金を用意させて呼び出し、そのすきに空き巣に入る、新手の窃盗事件が県内で14日に2件相次いだ、と発表した。県警で警戒を呼びかけている。

 県警捜査3課によると、14日午前10時半~午後7時、蕨市の無職男性(80)と川口市の無職男性(81)にそれぞれ、「携帯電話番号が変わった」と、息子を名乗る男からの電話が数回入った。「息子」は「金が必要だ」などと現金200万円を用意するよう要求、その上で駅などで待ち合わせの約束をして、2人を外出させたという。

 待ち合わせ場所に「息子」が現れないため2人が帰宅したところ、蕨市の男性方からは現金255万円や貴金属が入った金庫2個、川口市の男性方からは商品券や指輪など約6万8千円相当が盗まれていた。いずれも窓ガラスが工具で割られ、室内が荒らされていたという。 (2009年1月17日 asahi.com)


 

 振り込め詐欺の手口の一部が、まだ「オレオレ詐欺」と呼ばれていた時代(仮に「振り込め第1世代」とします)、詐欺グループの連中は、どうやってターゲットを絞っていたかといえば、「タウンページから、お年寄りっぽい氏名を探し、そこに片っ端から電話をかける」という、じつに粗雑で素朴なマネでした。

 しかし、犯行グループにとっては、何の事前準備も行動も必要なく、密室で実行でき、それで完結しうる「メリット」があったといえます。

 電話口で「オレオレ」と言ってみても、面識なき相手には、孫娘しか、いや、孫すらいないかもしれません。都合が悪くなったら、黙って一方的に電話を切ればいいのです。対人コミュニケーションが苦手なオレオレ詐欺師にとっては、この「気軽さ」もメリットになりえました。

 第1世代の手口がマスメディア等を通じて世間に浸透していくにつれ、やがて、「交通事故にあったから示談金相当額を振り込んで」という言い訳で、同じ電話に警官役や弁護士役まで登場させる「劇場型」オレオレ詐欺(第2世代)が出現します。

 この段階になると、相手が息子や孫だと思い込んでいる本人にも、事前に無言電話を何度もかけ、携帯の電源を切らせておく詐欺グループが散見されました。

 これは、相手がお金を振り込むにあたって、いま一度本人へ確認の電話をかけた場合、本人にその電話をとらせないようにするためです。

 こうした詐欺グループは、第1代のようにアトランダムに電話をかけるのではなく、携帯ナンバーなど、「オレオレ」の隠れ蓑にする本人の個人情報をも、ある程度掌握していたのです。

 そして、ATMの警備などがますます強化された昨年の後半あたりからは、振り込みを避け、郵便局の「エクスパック500」など、荷物追跡サービスのある配達手段で現金を送らせる「振り込ませない詐欺」が一部に現れました。

 (※もちろん、「エクスパックで現金は送れない。現金書留でしかダメ」というのが、日本郵便の公式見解です)

 

 では、今回の犯行は何なのでしょう。 「振り込め第4世代」なのでしょうか?

 おそらく、まったく違います。

 「お宅のお爺さん、交通事故に遭ったんですってね」などとウソを言い、家人を外出させ、そのすきに空き巣を働くような手口は、わりと古典的に伝わっています。

 そういった、外出させるための用事をこじつける口実が「ATMでの現金振り込み」に代わっただけのことでしょう。もちろん、その口実が「振り込み」でなければならぬ必要性など皆無です。

 多額の現金をおろすために、通帳や印鑑などの貴重品も持って出歩くでしょうから、むしろ空き巣をやるには不利な条件ではないかと、余計な心配をしてしまいます。

 振り込め詐欺を警戒した川口市の被害者夫婦は、「現金の手渡しならいい」と応じたのですが、犯行グループは「危ないから待ち合わせ場所には持ってこないで」と仕向けた模様です。

 このやりとりからして、かなり怪しげ。 犯行グループが用意していた想定問答の範囲外の答えが返ってきて、焦ったのかもしれませんね。

 しかし被害者の側も、「息子」と名乗る男が真実の息子である、わずかな可能性を考え、気の毒にも出かけざるを得なかったのでしょう。

 それにしても、振り込め詐欺と違って、この「振り込み空き巣」は密室だけで完結しません。 ターゲットの自宅住所や資産状況などの個人情報を調べ、付近まで赴いて、被害者が外出するまで待ち伏せまでしなければなりません。

 これは非常に面倒ですし、被害者と鉢合わせするリスク、怪しまれて通報される危険すら負っています。

 彼らはいったい何がしたかったんでしょう。

 空き巣グループが、“流行り”の振り込め詐欺に憧れたんでしょうか?

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2009年1月27日 (火)

「罪と罰の事典」…ざっくりした目次

Photo_3 ■ 序章
 そもそも「罪」と「罰」とは?
 捕まってから判決を受けるまで
 裁判員制度について
 罪を犯した人の「立ちなおり」システムについて

 

■ 本編
 1.他人のモノをとるな
   → 窃盗・森林窃盗・常習累犯窃盗・強盗・横領など
  Q.化石は自然のモノなので、いくらでも持ち帰っていいんですよね?

 2.他人のモノを壊すな
  → 器物損壊・公用文書毀棄・列車転覆・硬貨の損壊など
  Q.小銭を溶かすと処罰されるのに、お札を破っても処罰されないのはなぜ?

 3.勝手に入るな
  → 住居侵入・不退去・南極保護地区立ち入り・行列割り込みなど
  Q.家出して長い間帰っていない実家へ、その留守中に戻るのも侵入ですか?

 4.ニセモノをつくるな
 
 → 通貨偽造・通貨模造・公文書偽造・詐偽投票・著作権侵害など
  Q.お笑い芸人の一発ギャグを勝手に宴会でマネしても、著作権侵害ですか?

 5.他人をだますな
 
 → 詐欺・詐欺破産・偽証・虚偽告訴・商品の品質偽装表示など
  Q.プロポーズしてくれた彼が、何年も籍を入れてくれません。結婚詐欺ですか?

 6.生活環境を乱すな
  → 廃棄物不法投棄・毒劇物不法廃棄・危険動物の無許可飼育など
  Q.工事現場で出た土砂も「廃棄物」ですか?

 7.社会のモラル・倫理を崩すな
  → わいせつ物販売目的所持・公然わいせつ・管理売春など
  Q.路上でキスしているカップルが目障りです。公然わいせつ罪じゃないんですか?

 8.危ないクスリに手を出すな
  → 依存性薬物の不正使用・不正所持・不正輸出入など
  Q.大麻の所持は禁止されているのに、使用の処罰規定がないのはなぜですか?

 9.子どもの成長を害するな
  → 児童に対する有害行為・17歳以下を相手にした淫行罪など
  Q.たとえ現役の女子中学生でも、デートするだけなら問題ないですよね?

 10.コンピュータで悪さをするな
  → 不正アクセス・電子計算機使用詐欺・迷惑メール罪など
  Q.異業種交流会で交換した名刺に書いてあるアドレスに、営業メルマガを送るのも大丈夫?

 11.ずるい仕事・商売をするな
  → 粉飾決算・インサイダー取引・ダフ屋・二重派遣など
  Q.ネットオークションで異常な高値をつけるチケットの出品者は、ネットダフ屋ですか?

 12.地位を悪用するな
  → 収賄・贈賄・守秘義務違反・産業スパイ・背任など
  Q.公務員が脅してきて金品を奪われた立場でも、贈賄になるんですか?

 13.国家に逆らうな
 
 → 公務執行妨害・脱走・脱税・内乱・密入国・オーバーステイなど
  Q.政府を叩いて革命を成功させた革命家を、誰が内乱罪で処罰するのですか?

 14.バカにするな
  → 名誉毀損・信用毀損・侮辱
  Q.「お前の母ちゃん、でーべーそー!」は、侮辱罪じゃありませんか?

 15.怖がらせるな、プライバシーに踏み込むな
 
 → 脅迫・ハイジャック・ストーカー・信書開封など
  Q.「お前の彼女を痛い目に遭わせるぞ」と脅すのは、脅迫罪になりますか?

 16.物騒なものを使うな
 
 → 爆発物不正使用・火薬無許可製造・サリン発散・銃刀不法所持など
  Q.耳の横で風船を割るのは、爆発物不正使用罪になりますか?

 17.ジャマするな
  → 業務妨害・説教妨害・選挙自由妨害・飲酒運転・逮捕監禁など
  Q.公道を白馬に乗ってやってきた酒クサい王子様は、道交法違反ですか?

 18.乱暴するな
 
 → 暴行・決闘・騒乱・DV保護命令違反・強姦・チカン・保護責任者遺棄など
  Q.相手の目の前にまぶしいライトを向けるのも、暴行罪になりうるんですか?

 19.連れ去るな、隠すな
 
 → 身の代金目的略取誘拐、人身売買、証拠隠滅、犯罪収益隠匿など
  Q.誰もさらってないのに「オタクのガキを預かった。返して欲しくば…」と電話をかけると何罪?

 20.火をつけるな
 
 → 現住建造物放火・森林放火・業務上失火・引火危険物の流出飛散など
  Q.ひとり暮らしのマイホームに自分で放火するのも、「現住」建造物放火ですか?

 21.命を奪うな、傷つけるな
 
 → 殺人、人質殺害、傷害、加重傷害、危険運転致死傷、愛護動物殺傷など
  Q.戦争で人を殺すのも、殺人罪ですよね?

 

 

■ ただいま、ご予約受付中です…! よろしくお願いいたします。

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2009年1月25日 (日)

「罪と罰の事典」…ラフすぎるラフ画

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 今から2年前、ちょうど「爆笑お言葉集」が世間に出回りはじめのころ。

 「六法全書のビジュアル化」というコンセプトで、“犯罪事典”という出版企画を出してみました。

 けれども、

 「何を説明して、何を説明しないか?」

 「どの罰則を収録して、どの罰則を収録しないか?」

 「たくさんの罰則をどう並べるか?」

 「しかも読んで面白いモノ」などなど、課題が山積……。

 手本にしたい類書がないので、自分で企画したくせに、頭が半分パニックになったのを憶えています。

 

 そして、去年の初春ぐらいでしたかね。

 「複雑で難解な罰則規定の解説を、一般の読者向けに、いかに見せるか」というレイアウトの話になりました。

 担当編集者から「ラフを描いてきてください。 サンプルですから、だいたいでわかればいいので」との指示が出され……

 それを真に受けた私が、本当に「だいたい」で描いてきてしまったのが、冒頭でアップしました、ラフすぎるラフ画でございますね。

 これでも悩みに悩みながら、2回描き直してるんですけどね。

 そうした努力の跡が表現にまったく現れないのが、私の仕事のカワイイところ(?)かもしれませんし、ソンなところでもあります。

 

 この段階で、「アイコン表示」という発想はまだ出てきてませんし、法定刑グラフの中に量刑相場を詰めこんだりなど、かなりムリもやっていますねぇ。

 「完成したら必ず面白い本になる」という、確信といいますか、勘は当時からあったのですが、そのくせ全貌がほとんど見えていませんでした。

 「思えば遠くへ来たもんだ」といった感慨にふけっちゃいたい気分ですよ。

 

 「日本国語大辞典」の編纂で知られる小学館国語辞典編集部が、真剣に作ってくださった 罪と罰の事典 ― “裁判員時代”の法律ガイドは、来月20日(金)の発売です。 皆さん、よろしくお願いします。

 最初のうち、中小規模の書店までは十分に行き届かない事態も予想されますので、今のうちに予約していただくのが確実です。

 ネット書店の利用でもいいでしょうね。

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2009年1月21日 (水)

お知らせです(テレビ番組・フリーペーパー)

 今日は、小室哲哉プロデューサーの詐欺被告事件・初公判が行われています。 大阪地裁で。

 裁判長が杉田宗久さんでよかったですね。 もし執行猶予判決を出したなら、「もうやったらあかんで。 頑張りや」と、法壇からコムロに握手を求める姿がみられるかもしれません。(「裁判官の爆笑お言葉集」130ページ参照) 

 だったら、判決公判だけでも傍聴したいですよ。 残念ながらクジ運に恵まれない男なので傍聴券とれませんが。

 でも、杉田裁判長も厳しいときはトコトン厳しいですからね。 なにせ掟破りの「求刑越え判決」をも堂々と出せる方ですし。 掟破りといっても、もちろん違法性はありませんが、司法の慣習からは、はみ出してらっしゃいます。

 はてさて、どういう展開になるでしょうか?

 

 このたび、TBSテレビ「新知識階級クマグス」に、“裁判官マニア”として出演させていただく機会を得まして、昨年の暮れに収録に参加させてもらい、今月30日にオンエアということで、かねてより皆さんにお伝えしていました。

 しかし、予定より1週繰り上がって、あさって23日金曜日深夜24:40からの放送となりました。(関東圏)

 これから順次、中京圏や北海道圏などでも放送予定のようです。

 とてもありがたいことですけれども、むちゃくちゃこっ恥ずかしいですよ。 ハズイです。 なるべくなら観ないでください。

 いや、皆さんが観てくださるぶんにはOKなのですが、私は自分自身の姿(特に歩いてたり話していたりする動き、もしくは声)を客観的に眺めるのが苦手といいますか、耐えられないんです。

 気分が悪くなっちゃうんですよね。 これは、ちょっと病的な性格だなと自覚しています。

 むかし、「私は自分自身を客観的に観ることができるんです。あなたとは違うんです」と宣言した総理大臣がいましたが、じつにうらやましい。

 でも、番組の編集担当の方がおっしゃるには、かなり面白い回に仕上げていただいている模様ですので、まったく観ないというわけにはいかないぞと。

 なので、心臓を強く押さえながら、片目と片耳で視聴させていただこうと思ってます。

 

 また、25日(日曜)リリースの女性向けフリーペーパー「PS」2月号では、「爆笑お言葉集」「人情お言葉集」双方を特集してくださると伺っています。

 これもありがたいことですよ。 街中で見かけたときは、ぜひお手にとって読んでみてくださいね。

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2009年1月17日 (土)

セクハラ・長嶺まさき

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 いや~、まさか「セクハラ」と「長嶺超輝」の組み合わせが、こんなにしっくり来るとは思わなかった。 新発見。

 これは、最新号の「プレジデント」誌におけるもくじなのですが、決して、私が女性編集者の前でエロ雑誌の袋とじを開けた、などというスクープ記事が載っているわけではなく(どんなスクープじゃ)、

 毎号連載させていただいている「世のなか法律塾」の見出しが「セクハラ」ということになっておるのです。

 今年に入ってからは、少し趣向を変えまして、より身近な法律トピックについて、弁護士など専門家の方にインタビューをし、それをもとに、論理的な流れが出るよう(?)私が組み立てるというかたちを採らせていただいてます。

 リニューアルの第一回は、「言葉のセクハラ(環境型セクハラ)」について、このジャンルの第一人者である山田秀雄弁護士にお尋ねしてきました。

 「セクハラという概念が社会的に一人歩き・肥大化しすぎてしまい、本当に手を差し伸べなければならない被害者まで懐疑の目で見られてしまう」ことを、とても懸念していらっしゃったのが、意外でしたね。

 セクハラ問題をおもに取り扱う弁護士さんに対して、私は偏見を持っていたのかもしれません。 事件やトラブルをムリヤリ作り出したがる法律屋ばかりじゃないのです。 よかったよかった。

 今売りの「プレジデント」、ぜひ書店やコンビニ等で「買って」読んでみてくださいね。

 

 ところで、こういうサイトを知ってます?

http://en.akinator.com/

 

 なんと、このランプの精であろうオッサンが、20の質問によって、あなたが想像している漫画や映画などのキャラクターを当てるというのです。

 ただし、日本語版がないのがネック。

 まずは、本気で昔から好きな、ドラゴンボールのピッコロさんを思い浮かべてチャレンジ。

 異国の漫画キャラクターの登場に、最初は難航していたかのように見えたオッサン。

 しかし、

 「Is your character green? (あなたが想像しているキャラは、緑色ですか?)」という質問が飛びだしてから、一気に盛り返してきて、なんと正解!

 もはや、世界のドラゴンボールなのですねぇ。

 なんと、ファイナルアンサー時に、ピッコロの画像まで表示される凝りよう。

 著作権の面をクリアしているかどうかは不明ですが、ファンとしてはちょっとうれしいですね。

 法律ブログに、そんなこと書いていいのか。

 

 つぎは、ちょっとマニアックに、ドラえもんの「出来杉クン」を念頭に再チャレンジしましたが、なんと、これも正解! すごい!

 中東風の見た目を装った JAPANESE“MANGA”OTAKUは強敵です。

 しかし、「月光仮面」は不正解でした。

 さすがに、懐かしの実写までは手が回らないか?

 でも、「このなかで正解があれば選んでくれ」とのリストには、みごとに「Gekkou Kamen」が存在したので、かなり絞り込んだ結果、惜しくも不正解だったというわけかな。

 どうやら、世界中の参加者の回答パターンをすべて記憶・学習して、将来に生かすという、身もフタもない物量作戦をとっているようでした。

 たぶん、今の彼なら月光仮面すらも言い当ててしまうでしょう。

 一般名詞を当てるような、同様の人工知能はありますけど、固有名詞を当てるというのは、意外と難しいかもしれませんね。 バリエーションの広がり方がね。

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2009年1月 8日 (木)

スーパーブライト

 ユニコーンが復活再結成……。 なんで??

 あのバンドだけは、あのまま伝説でいて欲しかった。

 

 私と同じく、奥田民生ファンといえば、

 はしのえみ結婚っスか。 へぇ~。

 はしのさんは自分より年上ですけど、年上に見えないからよろしかった。 九州モン同士だし。

 もし、はしのさんを欽ちゃんが私に紹介してくれたら、ぴったり話が合っちゃう自信があったのですが、欽ちゃんがモタモタしている間に人妻になってしまいました。

 ブランチの姫様コーナーで、最近「結婚したい」「男がいない」という持ちネタで笑いをとることが無くなったと思ったら、道理で。

 どうでもいいですけど、姫様コーナーの時間帯が移動してから、録画予約しづらくなってしまいました。

 以前は11時59分から12時20分ぐらいで固定(NHK「生活笑百科」の裏)だったのですが、最近はまちまちです。

 なんとかしてください。 Yes、TBS!(古っ) 

 

 周りの連中も、どしどし所帯を持っていきます。 自分もその気はいちおうあるんですけどね。

 高望みなんか、な~んもしとらんのですよ。 ちょっと可愛らしくて、ちょっと賢くて、ちょっとエッチなら、何の問題もないのです。

 だって近ごろ、自分のためだけに仕事して、自分のためだけにお金をいただくのが、なんだかつまらなくなってきたんやもん。

 

 ……さて、取って付けたような好感度アップ策はともかく、こないだ、博多で父やその職場友達と居酒屋で飲んでいたときのこと、私の名前の話題になりました。

 「超輝(まさき)」というハッタリの効いたネーミングには、「スーパーマンのような男になるよう」という、父親の大げさな願い(プレッシャーともいう)がこめられているらしく、各種メディアからのインタビュー取材などでも、そう答えていました。

 でも、真相は違うところにあったようです。

 「あのなぁ……、むかし、洗剤のCMがテレビでやっとって。 『スーパーブライト』っていう……」

 

 ……なんと、スーパーブライトを和訳したのが「超輝」だという、衝撃の事実が明かされたのでした。 34年目の真実。

 なるほど、自分の名前は、洗剤の商品名が由来だったのか。

 ちょっぴり悲しいですが、33歳の今からわざわざグレるほど悪い話でもないですね。

 洗濯用洗剤らしいので、わりとクリーンなイメージがあります。 ありがたい。

 「輝くほどまっ白に仕上げる、脅威の洗浄力!」といったところでしょうか。 知らんばってん。

 

 なんとなく、競馬の馬でいそうな感じ。

 「外から、外からはスーパーブライト、先頭に立ったぞスーパーブライト先頭、スーパーブライト逃げ切るか」

 あんまり違和感ありません。

 

 今年は洗剤由来の我が名に恥じぬよう、世の中をナナメからしか見られない、自分のドス黒い心を、少しでも澄んだ色に染められるよう精進したいと思います。

 漂白は不可能だろうけど、せめて灰色に近づけばいいでしょうか。

 自分が書く最初の原稿は、どうしてもところどころにブラックネタやら皮肉やらが混じってしまうので、「もうちょい素直に書いて」と、たいがい修正を求められます。

 まぁ、33年かけて蓄積してきた自分の「視点の歪み」や「他者との競合を嫌うクセ」が、まれに「面白い」という世間のありがたい評価に転化する場合もあるので、この面倒くさい性格を変えようとは思えません。

 もちろん変えられるわけもないのです。 いまさらこの歳で更生できませんよ。

 ただ、いちおう表面上は「爽やか」「素直」を装ってみる努力を惜しまないつもりでいます。

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2009年1月 2日 (金)

ナガミネ、○○に挑戦!

 九州・福岡より、あけましておめでとうございます。

 あんまりめでたいので、前祝いに思いっきり高熱を出して、うなっていました。

 年末年始に風邪ひいて寝込んだのは、4歳のとき以来です。

 いまは、なんとか治りましたよ。

 しかし、

 実家の母に風邪をうつしてしまいました。 バトンタッチして寝込んでます。

 

 実家には、たっぷり仕事を持ち帰ってきてますので、現在けっこうバタバタでございます。

 まぁ、私の場合、正月にゴロゴロするよりは、仕事しているほうが楽しいので、これでいいのですよ。

 おととしの正月は、100円ショップとホームセンターのレジ接客業務に、重い腰あげてイヤイヤ行っておりまして、それに比べりゃ、物書きという商売を皆さんに許してもらえて幸せなことです。

 来週には「罪と罰の事典」(小学館)を校了させますので、原稿が私の手を離れます。 元気で行ってきておくれ。

 そして、また次の本の原稿を執筆しはじめます。

 これまで10人以上の編集者に断られ続けてきた、スネに傷持つ企画、「正義の法律用語事典」の書籍化です。

 捨てる神あれば拾う神あり、ですなぁ。

 まぁ、半分すでにできあがっているようなもんなので、脱稿までにそんなに時間はかからないだろうと思います。

 が、ちょっと皮肉がキツイネタとか、もっと面白くなりそうなネタは、また別のネタをひねり出すことになるでしょうから、そのネタ出しが日数を食うかも。

 この辞典の企画が形になったら、いよいよ次は「あのジャンル」に挑戦しようかなと考えてます。

 周囲の友達とかにはチョコチョコ話していて、「ナガミネのくせに、調子に乗っとるな~」とか言われたりしとるのですが、まだどの出版社にも相談していません。……まずは幻冬舎からかな。

 でも、ド素人が「あのジャンル」に手を出すのは、ちょっと恥ずかしくもあり、複雑な気分です。

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