「罪と罰の事典」…ラフすぎるラフ画
今から2年前、ちょうど「爆笑お言葉集」が世間に出回りはじめのころ。
「六法全書のビジュアル化」というコンセプトで、“犯罪事典”という出版企画を出してみました。
けれども、
「何を説明して、何を説明しないか?」
「どの罰則を収録して、どの罰則を収録しないか?」
「たくさんの罰則をどう並べるか?」
「しかも読んで面白いモノ」などなど、課題が山積……。
手本にしたい類書がないので、自分で企画したくせに、頭が半分パニックになったのを憶えています。
そして、去年の初春ぐらいでしたかね。
「複雑で難解な罰則規定の解説を、一般の読者向けに、いかに見せるか」というレイアウトの話になりました。
担当編集者から「ラフを描いてきてください。 サンプルですから、だいたいでわかればいいので」との指示が出され……
それを真に受けた私が、本当に「だいたい」で描いてきてしまったのが、冒頭でアップしました、ラフすぎるラフ画でございますね。
これでも悩みに悩みながら、2回描き直してるんですけどね。
そうした努力の跡が表現にまったく現れないのが、私の仕事のカワイイところ(?)かもしれませんし、ソンなところでもあります。
この段階で、「アイコン表示」という発想はまだ出てきてませんし、法定刑グラフの中に量刑相場を詰めこんだりなど、かなりムリもやっていますねぇ。
「完成したら必ず面白い本になる」という、確信といいますか、勘は当時からあったのですが、そのくせ全貌がほとんど見えていませんでした。
「思えば遠くへ来たもんだ」といった感慨にふけっちゃいたい気分ですよ。
「日本国語大辞典」の編纂で知られる小学館国語辞典編集部が、真剣に作ってくださった 罪と罰の事典 ― “裁判員時代”の法律ガイドは、来月20日(金)の発売です。 皆さん、よろしくお願いします。
最初のうち、中小規模の書店までは十分に行き届かない事態も予想されますので、今のうちに予約していただくのが確実です。
ネット書店の利用でもいいでしょうね。
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