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2009年5月31日 (日)

改正薬事法が潰すもの

 6月1日、つまり明日、改正された薬事法が施行されます。

 改正の目玉は、薬の「対面販売の原則」を徹底すること。

 なので、インターネットや電話を通じての通信販売は、ビタミン剤など副作用が極めて少ない薬品をのぞき、全面的に禁止されることになります (今まで通信販売を使ってきた患者については、いちおう2年間の猶予期間あり)。

 ただ、「対面販売」というもので、薬の副作用を食い止める利益が、てんびんの片方にあるとして、もう片方に、「持病などで動くのが困難な人、過疎地で薬局が身近にない人の手元に、薬が届く利益」を乗せたとしたら、はたしてどっちに傾くのか。

 

 北陸や九州などの地方には「伝統薬」というジャンルが根強く残っています。

 基本は自然界から取れる生薬をベースに作られていますから、たとえば妊婦さんが飲んでも問題のない薬など、ケミカルな薬剤では代替できない効能が期待されるようです。

 何百年間にわたる歴史や伝統は、他の追随を許さない立派なものなのですが、基本的には先祖代々続く零細企業で、大量生産も難しいので、全国の薬局へ販路を広げるような方法をとれない。

 そこで、「電話」という販売方法が唯一の命綱になるわけです。

 しかし、薬事法の改正が、その命綱を断つことになりかねません。このままでは。

 

 なぜ、そこまでして当局は対面販売にこだわりたいのでしょう。

 薬剤師による問診なら、電話やネットでもできますよね。

 もし、副作用などの説明が、パソコン画面上に文章で示されるだけでは不十分で、口頭で聞かせないとダメというのであれば、電話販売までは認めてもいいんじゃないでしょうか。 せめて、副作用が比較的少ない伝統薬については。

 十把一絡げで、いっぺんに慌てて規制してしまう、雑な感じが気になります。 これでは、対面販売推進に「裏」があると勘ぐられても仕方がない。


 

 先週月曜日、薬品ネット販売会社のケンコーコムと有限会社ウェルネットが、国を相手どって東京地裁に提訴しています。 もちろん、薬事法改正に物申す内容です。

 患者さんの「身体の安全」を確保するとされる対面販売の徹底が、ネット販売会社の「営業の自由」を侵害する…… というありがちな構図では、本来の問題が矮小化されるでしょう。

 対面販売の徹底によって、薬品が手に入りにくくなり、かえって一部の患者さんの身体の安全を阻害してしまうリスクについて、正面から議論していっていただきたいと願います。

 しかも、ネット販売などを禁じているのが薬事法そのものでなく、薬事法施行規則と呼ばれる、厚生労働省が一方的に定めた、国会の民主的手続きを経ていないルールであるということにも問題があるでしょう。

 法律を超えるレベルの強い規制を、施行規則で行うことは、国民主権に沿わないはずです。

 ともかく、裁判の行方に注目しましょう。 裁判所は、ものの道理が通る数少ない役所のひとつだと信じております。

 

◆ 薬事法施行規則 第15条の5(薬局医薬品の販売等)
  薬局開設者は、薬局製造販売医薬品(令第三条第三号に規定する薬局製造販売医薬品をいう。以下同じ。)その他の一般用医薬品以外の医薬品 (以下「薬局医薬品」という。)を販売し、又は授与する場合には、調剤及び医薬品の販売又は授与に従事する薬剤師に、当該薬局において、対面で販売させ、 又は授与させなければならない。

◆ 薬事法施行規則 第15条の6(薬局医薬品を販売等する場合における情報提供等)
1 薬局開設者は、その薬局において薬局医薬品を販売し、又は授与する場合には、調剤及び医薬品の販売又は授与に従事する薬剤師をして、その適正な使用のために必要な情報を提供させなければならない。
2 薬局開設者は、前項の規定による情報の提供を、次に掲げる方法により、調剤及び医薬品の販売又は授与に従事する薬剤師に行わせなければならない。
 一  当該薬局内の情報提供を行う場所(薬局等構造設備規則第一条第一項第十号に規定する情報を提供するための設備がある場所をいう。次条、第十五条の十三及び第十五条の十四において同じ。)において、対面で行わせること。
 二  医薬品を購入し、又は譲り受けようとする者における当該医薬品の使用が適正なものであること又は不適正なものとならないことを確認するための質問又は説明を行わせること。
 三  次に掲げる事項を記載した書面を用いて説明を行わせること。
  イ 当該医薬品の名称
  ロ 当該医薬品の有効成分の名称(一般的名称があるものにあつては、その一般的名称。以下同じ。)及びその分量(有効成分が不明のものにあつては、その本質及び製造方法の要旨。以下同じ。)
  ハ 当該医薬品の用法及び用量
  ニ 当該医薬品の効能又は効果
  ホ 当該医薬品に係る使用上の注意のうち、保健衛生上の危害の発生を防止するために必要な事項
  ヘ その他当該医薬品を販売し、又は授与する薬剤師がその適正な使用のために必要と判断する事項

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2009年5月30日 (土)

「ぐっとくる条例」洗い出し作業【石川県】

○金沢市 子どもの幸せと健やかな成長を図るための社会の役割に関する条例
平成13年12月19日
条例第73号

(目的)
第1条 この条例は、子どもを取り巻く社会環境の変化に対応した新しい時代の子どもの育成について、その基本理念、大人の責務、基本的な施策等を明らかにすることにより、金沢コミュニティが一体となって子どもの育成に主体的にかかわっていく中で、次代を担うすべての子どもの幸せと健やかな成長を図ることを目的とする。
(用語の意義)
第2条 この条例において「子ども」とは、おおむね15歳未満の者をいう。
2 この条例において「金沢コミュニティ」とは、金沢を愛する心が育んできた住民相互の高い連帯意識と福祉、環境、教育等のさまざまな分野にわたり相互に力を合わせて住みよいまちづくりを進めてきた公私協働の土壌が培われた本市固有の地域社会をいう。
 (※以下略)

○金沢市における伝統環境の保存及び美しい景観の形成に関する条例
平成元年4月1日
条例第49号
<前文>
わたくしたちのまち金沢は、四季の移ろいを際立たせる恵まれた自然や地形を背景に、歴史的で個性豊かなまちを形づくってきた。これらは、先人の努力の成果を受け継いだかけがえのない財産である。
水と緑に恵まれ、美しいまちなみを持ち、文化と歴史にはぐくまれ、人間性あふれる都市に生活することが、わたくしたちの願いである。
金沢市制100周年に当たり、いまここに、わたくしたちは英知を結集し、金沢のまちをさらに美しく魅力にあふれた快適な都市に育て、これを後代の市民に引き継いでいくことを決意し、この条例を制定する。
第1章 総則
(目的)
第1条 この条例は、伝統環境の保存育成と、近代的都市景観の創出を図ることにより、本市の個性ある美しい景観を形成して、後代の市民に継承することを目的とする。
 (※以下略)

 

○七尾市 まごころ連絡員制度実施要綱
平成20年7月1日
告示第98号
(目的)
第1条 一人で外出することが困難な高齢者などに代わり、証明書等の代理申請を行うまごころ連絡員に関する必要な事項を定め、住民サービスの拡大を図るとともに、身近な連絡及び相談相手となって、高齢者などにやさしい市役所づくりを目指すことを目的とする。
(まごころ連絡員の選任)
第2条 行政職の係長(専門員)以上及び技能労務職の業務主任である者の、うち出先機関の職員及び派遣職員を除いた職員から選任するものとする。ただし、市長が必要と認めるときはこの限りでない。
(サービスの内容)
第3条 まごころ連絡員は、次に掲げるサービスを提供するものとする。
(1) 住民票の交付
(2) 所得証明書の交付
(3) 課税証明書の交付
(4) 納税証明書の交付
(5) がん精密検診費助成金支給申請受付
(6) 介護保険被保険者証再交付申請受付
(7) 介護保険認定申請受付
(8) 介護保険負担限度額認定申請受付
(9) 生活機能評価問診表の受付
 (※以下略)

 

○輪島市 雪割草保護条例
(平成18年2月1日条例第182号)
(目的)
第1条 この条例は、猿山岬山系に群落自生する雪割草の保護及び増殖(以下「保護等」という。)を図り、もって市の自然環境保護及び観光事業の進展に寄与することを目的とする。
(定義)
第2条 この条例において雪割草とは、ミスミソウ(スハマソウ及びオオミスミソウを含む。)をいう。
(市の責務)
第3条 市長は、雪割草の保護等に関する施策を講ずるとともに、市民及び市民以外の者に対し、雪割草の保護等について関心を深めるよう努めるものとする。
(市民等の責務)
第4条 市民等は、雪割草の保護に努めるとともに、市が実施する雪割草の保護等に関する施策に協力するものとする。
(保護区域)
第5条 市長は、雪割草の保護等を図るため、次の区域を保護区域に指定する。
(1) 市の猿山岬山系に係る区域
(行為の制限)
第6条 何人も、保護区域内に自生する雪割草の採取をしてはならない。ただし、保護等を目的とする事業の執行は、この限りでない。
(委任)
第7条 この条例に定めるもののほか、雪割草の保護等に関し必要な事項は別に定める。

 

○白山市 「文化創生都市 白山」の宣言
平成20年3月19日
議決
私たちのまち白山市は、霊峰白山を仰ぎ、清らかな水とその麓に広がる森や扇状地、そして日本海の豊かな自然の恵みを享受しながら、先人から受け継いできた独自の歴史や伝統文化を育んできました。
今日の社会は、飛躍的な経済の発展が図られ、豊かな生活が実現する中で、人の心をはじめ、家庭や地域など社会生活において、様々な課題を抱えています。
このような状況のもと、本市においては、夢や希望のある将来を展望したまちづくりを進めるため、日常の社会生活や人の心に深くかかわる文化に触れ、親しみ、楽しむ中で、お互いの交流や理解を深め、感性豊かな思いやりの心を育むことが強く求められています。
ここに、私たちは、永い歴史の中で培われてきた文化、風土など多様な地域資源や有為な人材を活かした活動を展開し、地域に息づく文化のエネルギーをもとに、新たな魅力と輝きを生み出すまちづくりに積極的に取り組むことを誓い、「文化創生都市 白山」を宣言します。
平成20年3月19日
白山市


 

○野々市町 愛と和の都市宣言
昭和四十九年六月十九日
決議
歴史が人間に求め続けてきた課題……その一つに愛と和がある。この問いに応え、われわれは新しい時代を開拓してきたのである。
今、わが国内外の情勢は非常な変動に直面している。これは、物質的に繁栄をとげたその反面種々の弊害を生じ、ややもすれば「愛と和」の欠如となることをうれいざるをえない。
本日、町の花木として椿を選定決議した。
これを機にコミュニティ(共同社会)の一環として美しい町づくりの願いをこめて花と緑の町、われ等すべての町民がうるわしい町にすることを宣言する。

 

○宝達志水町 朝ごはん条例
(※青森県鶴田町の、元祖「朝ごはん条例」に、インスパイアされたらしい)
平成17年3月1日
条例第123号
(目的)
第1条 この条例は、宝達志水町総合計画に基づき、米文化の継承を通して正しい食習慣の普及と健康増進を図るため、宝達志水町における朝ごはん運動(以下「朝ごはん運動」という。)についての基本方針を定め、併せて町長、町民、関係機関及び関係団体との責務を明らかにすることにより、総合的かつ計画的に運動を推進し、もって、21世紀の健康長寿目標を達成することを目的とする。
(基本方針)
第2条 町長は、次に掲げる事項を基本方針として、町民、関係機関及び関係団体と一体となって朝ごはん運動を推進するものとする。
(1) ごはんを中心とした食生活の改善
(2) 早寝、早起き運動の推進
(3) 安全及び安心な農産物の供給
(4) 宝達志水町において生産された、農産物の当該地域内における消費(以下「地産地消」という。)の推進
(5) 食育推進の強化
(6) 米文化の継承

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2009年5月29日 (金)

最高裁 国民審査の ヌルイとこ

 コメント欄へ “わかめ”さんが寄せてくださった情報です。 どうもありがとうございます。 ↓

 

一票の格差をなくし、日本を民主主義国家に変える「簡単な方法」 (朝日新聞GLOBE…弁護士 升永英俊氏)


0.8人前の日本人と、一人前の日本人がいるのではない。皆、「一人一票」の同じ一人前の日本人である。

 

 おっしゃるとおり!


例えば、今度の国民審査の対象になるであろう裁判官のうち、涌井裁判官と那須裁判官は、07年の最高裁判決で合憲との意見だった、ということを知った上で、国民審査権を行使すべきである。

 

 より正確には、その2裁判官に加え、田原睦夫裁判官も、「0.8人前の日本人」を認めて合憲としているひとりです。

 田原判事は反対意見などを出していますが、それは、選挙運動や政見放送が、既存の大政党を有利に扱いすぎ、小政党や新党、無所属議員がないがしろにされている、という現実に対する異議ですね。

 また、いわゆる「一人別枠方式」と呼ばれるものに対して、異論を出しているのも確かです。これは、有権者数の差は関係なく、それぞれの都道府県に、とりあえず国会議員の当選枠を無条件に1人ずつ割り振ってしまう方法です。

 この一人別枠方式にも、「田舎・過疎地の声を中央に届けるための救済」というタテマエはあるようです。 が、国内有権者の「一票の格差」がどうしても払拭できない元凶のひとつとも位置づけられています。

 ただ、田原睦夫氏の最終的な結論としては、「先の選挙に対して、憲法違反を宣言するのは、なお躊躇を覚える」というもので、那須氏や涌井氏と同じ立場ですね。

 
 

 田舎の1票が、都会の2票ぶん以上の価値になっちゃっている「一票の格差」が放置されている現状に、疑問をお持ちの有権者は、国民審査で、この3人の裁判官に「×」をつけるべき動機が濃厚かと思います。

 国民審査って、「最高裁の裁判官の中で、辞めさせたい人はいるか?」を問う投票ですが、必ずしも辞めさせなくたっていいと思うのです。

 国民審査で強制的に辞めさせるには、有権者の過半数、つまり、投票率が仮に60%だとしたら、3千万人以上の「×」が必要となります。 あまり現実的な望みではありません。

 「あっ、自分に“×”が一番たくさん付けられとる! こりゃヤバイ!」という事実を、特定の裁判官へ突きつけるだけで、国民審査の意義としては十分だろうと、私自身は考えています。

 
 

 しかし、

 問題は、この2007年6月13日の最高裁判決より後に任命された、
 近藤崇晴裁判官、
 宮川光治裁判官、
 櫻井龍子裁判官、
 竹内行夫裁判官、
 金築誠志裁判官、
 そして竹﨑博允長官は、「一票の格差」についての裁判に関与していないので、「0.8人前の日本人」を認めるのかどうか、その価値判断がわからない点です。

 次に司法のメスが入るであろう2007年の参院選(最大格差“4.83倍”といわれる)に関する「一票の格差」に関しては、最高裁の弁論が7月8日に開かれますので、きっと判決だって、今年中に出されていい状況です。

 

 ただ、今の衆議院議員の任期満了が9月上旬ですので、タイミング的には、判決が出ないまま総選挙に突入する可能性も高いでしょう。

 そうなると、「最大格差4.83倍」を残り6人が合憲と判断するのか、それとも違憲を宣言するのか、各判事の平等観や現状認識などを、私たち有権者が見せられないまま国民審査を迎えることになります。

 そして、国民審査を1回クリアさえすれば、最高裁判事は、その後の国民審査では審査対象から外れるため、「信任」されたとみなされるインチキが当然のようにはびこっています。

 だから、

 国民審査のたびに、毎回、最高裁の裁判官15名を全員審査すべきです。

 そうしないと、国民審査は、いつまでたっても血が通った実質的な制度になりません。

 ただ、それを実現するためには、憲法79条の改正が必要となるので、非常に高いハードルがそびえるわけですが……。

 

 

 今や、ゾンビみたいに死にかけている国民審査。

 ムダだから廃止すべきなのか?

 それとも、

 せっかくある制度を活かすべきなのか?

 政権政党の選択と同様に、有権者に投げかけられている問題だろうと思います。

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2009年5月28日 (木)

ベテランライターの方にお会いした

 「会社図鑑!」「資格図鑑!」「大学図鑑!」シリーズなどで知られる、フリーライターのオバタカズユキさん、フリー編集者の斎藤哲也さんにお会いしに、谷中の「連結社」事務所へ行ってきました。

 オバタさんは、過去に「裁判官の爆笑お言葉集」の書評をしてくださった方で、かねてより、なんと私めに好印象を抱いてくださったそう。

 ありがとうございます!

 さらに、このブログを「イカれた感じ」と評していただき、「我が意を得たり!」の思いです。

 ネット上の文章は、編集者の厳しい目や手を通していないからですね。 脊髄反射でキーボードを叩いた結果を、恥ずかしながら皆さんに読んでいただいております。 

 以前は、もうちょいバカやっていた余裕もあったんですが、近ごろは悲しいことに、このブログに意識を集中させる時間も減ってきていますし、法律の世界についてまっとうに語る責任も、それなりに生じ始めています。

 だいぶおとなしくなってきたなと、我ながら思います。

 

 斉藤さんは、スウェーデンの社会科教科書のなかに、法律や犯罪について説明している箇所がある例を挙げられ、「子ども向けの法律本」という企画を温めてきているのだそう。 同じことを考えている方にお目にかかれて、うれしいです。

 私も「子ども向けの法律本」は、今までに形を変えつつ、いろんな編集者にご提案していて、好感触も頂戴しているのですが、なかなか具体的に動いていきません。 厳しい世界です。

 
 

 オバタさんから「10年後、どういうライターになっていると思う?」と尋ねられ、答えに詰まった私。

 ホントは即答できなきゃいけないんでしょうが。

 あれこれ逡巡したあげく、「手段は何でもいいので、世の中に面白い本を増やしたい」という答えが口から飛び出しました。

 自分でもビックリしました。

 そうだったのか、オレ!

 そんな重大なことを覚悟していいのだろうか。

 出版業界を背負いこむには、最近肩こりがひどすぎます。

 

 オバタさん、斉藤さんのお力を借りつつ、新しい執筆フィールドへ向かえればいいなと願います。

 おふたりに、この場を借りてお礼を申し上げます。 事務所に2時間も長居して、おじゃましました。

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2009年5月27日 (水)

どうして法律は、つまらないのか?

1.法律用語がつまらない

 「悪意」は、なぜか「知っている」という意味。 「債務名義」は、名義とは関係ない。 「または」と「もしくは」を使い分け、「被告」と「被告人」は意味が違うとか、「保証」と「連帯保証」も違うとか…… えー加減にせぇ!

 

2.知っていても儲からない

 同じ文系科目なら、経営とか会計などを扱う学問のほうが、絶対に儲かりそう。 法律は、専門家にでもならない限り、知っていても腹の足しにならない。 欲望よりも、ガマンを強いる学問のような気がする。

 

3.条文に縛られすぎる

 どんなに素晴らしい意見を言っても、「そんな条文あるの?」「判例あったっけ?」と切り返されたら終わりである。 法解釈学は、お上のお墨付きを前提に進められる宿命だ。

 「オマエの彼女がどうなってもいいのか!」と脅迫するのは、脅迫罪として取り締まってほしいが、刑法222条の被害者に「ガールフレンド」がラインナップされていない以上、処罰の対象にならない。 これはキュークツだし、常識はずれ!

  

4.社会のルールの最低ラインしか引けない

 たとえば「社会のために、みんなのために尽くしなさい」というルールは、倫理的・道徳的・宗教的には、個人に対していえる。

 けれども、法的な決まりごとには“強制力”がともなうので、「社会のために尽くしなさい」というルールを、それぞれの個人へ向け、少なくとも法的に設定することは、「全体の利益のために、個人に犠牲を強いちゃいけないよ」という、日本国憲法のもとで、極めて難しい。

 せいぜい、社会のために尽くすという気持ちを、それぞれの個人が持つよう、それぞれの心から自発的に沸きあがってくる方向で、キャンペーンしたり説得したりするのが精一杯である。そう考えると、法律が社会のルールをキッチリ設定して構わない場面って、意外と限られてくる。

 

5.縁の下の力持ち

 法律学というものは、医学に似ていて「他人のマイナスを埋めてゼロに戻す」「再び社会のスタートラインに立たせる」ために努力する。 経済とか芸術みたいに、世の中へ新しい価値を積極的に増やしていく役割は、基本的に託されていない。 つまり、地味なのだ。

 

6.自分の立場と反対の利益も考えなきゃいけない

 誰かの恥ずかしい私的活動をあばくときは、表現の自由とプライバシーのぶつかりあいが問題となる。
 「たしかに……かもしれない。しかし……」というパターンに乗せて、反対利益にも配慮するフリをしなければ、自分の立場を表明できない。 こんなのメンドくせぇ! 他人のプライバシーは、みんな興味津々で知りたいんだよ!
 「多少は証拠が足りなくても、あんな怪しいヤツは刑務所にぶちこんどきゃいいんだよ」と主張するときは、同じ条件で自分が刑務所にぶちこまれる可能性を覚悟して考えなきゃいけない。 スッキリせん!

 

7.時代の流れを、後追いするしかない

 クローンとか、遺伝子操作とか、医薬品のネット販売とか、ほかの分野は、すごく未来を見据えて、時代を力強く牽引している。
 しかし、法律は新しい技術の足を引っぱることしかできない。 かっこ悪い!! ダサイ!

 

8.真実を追究しない

 自然科学や経済学などは、「現実は、こういう仕組みで、こう動いている」という真実を追い求める。かっこいい!
 法律は「現実は、こうあるべき」と、大上段から偉そうなことしか言わない。 そして、裁判では「こう考えれば合理的」ということが「真実」として扱われ、マジの真実までたどりつく気は毛頭ない。

 

9.人間が見えない

 起こった現象を、法律的に意味のある部分だけ都合よく取り出し、登場人物どうしを、権利と義務の矢印で結んでみせて、抽象的にいちおう妥当と思われる結論を導く。 社会科学のクセに、人間の営みが生々しく浮かび上がってくることは少ない。

 

10.あんまり身近な話題がない

 「一票の格差」だとか、「無罪の推定」だとか、「黙秘権」とか、日常生活では想像しづらいし、わざわざ想像しなくても生きていくに支障がない問題が多すぎる。考えるだけムダ!

 

11.かわいくない

 ワンちゃんやキティちゃん、乳幼児、ナイスバディのグラビアアイドルや目の覚めるイケメン君などは出てこないので、ウキウキした気分にならない。とにかく楽しくない。

 例外的に「おニャン子クラブ事件」「チャタレイ夫人の恋人事件」など、わりとテンションの上がりそうなネーミングのものもあるが、判決文を読んだら萎える。

 
 

 まぁ…… 正味の話、ここまで徹底的につまらないと、逆にだんだん面白くなってきますよ。 別にマゾじゃないけど。

 面白く感じられるレベルまで、法律を勉強し続けるのがメンドくさいんですが。

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2009年5月26日 (火)

精神鑑定の結果に逆らい続ける裁判所

>>> 「鑑定重視を」最高裁の差し戻し審、高裁で再び実刑判決

 03年6月に東京都北区で起きた傷害致死事件をめぐり、男性被告(40)に刑事責任能力があったかどうかが争点となった刑事裁判の差し戻し後の控訴審 で、東京高裁は25日、責任能力があったと判断し、被告に懲役2年6カ月の判決を言い渡した。精神鑑定に基づく責任能力の認定のあり方について、中山隆夫 裁判長は、最高裁の従来の考え方を踏まえつつ、裁判員制度のもとでは固定的・絶対的なものとすべきではないとの考えを示した。

 被告は、元勤務先の塗装店経営者を殴って死なせたとして起訴された。一審・東京地裁は「心神喪失」とした鑑定結果に基づいて無罪判決を言い渡した が、二審・東京高裁判決は鑑定結果を信用せず懲役3年の逆転有罪に。しかし、最高裁は上告審判決で「専門家の精神鑑定は十分に尊重すべきだ」として審理を 東京高裁に差し戻していた。

 中山裁判長は、最高裁の考え方を「一般論としては正鵠(せいこく)を射ており、裁判官も含めて素人の知見で評価するのは慎重でなければならない」 と評価した。その一方で、「責任能力は社会や一般人の納得性を考えて規範的にとらえるべきもので、固定的・絶対的なものとするのは相当ではない」と指摘し た。

 さらに、最高裁が過去の裁判例で「様々な要素を考慮して総合判定すべきだ」としたことに言及し、「責任能力についても裁判員に意見を求める意義はこの点にある。(最高裁の考え方を)そう解釈してこそ、裁判員の率直な感覚や意見を引き出すことにつながる」と述べた。

 これらを踏まえ、一審が無罪の根拠とした鑑定結果を検討し、現在の精神医学の知見から見て信用性に問題があると判断。有罪の結論を導いた。 (アサヒ・コム 2009年5月26日)

 

 そもそも、裁判で証拠として提出された精神鑑定の結果に、裁判官が従わなくていいという、司法業界のオキテが、どうしても理解できないのです。

 精神医学の専門家が、長い間をかけながら、試行錯誤を繰り返し、被疑者・被告人に面と向き合い続けて出した結論について、外野(裁判官や裁判員)があれこれ口を出してひっくり返すのですよ。

 そのくせ、裁判員裁判の評議(話し合い)には、誰にもツッコミを入れられたくないので、非公開にし、中身をバラした裁判員経験者に罰則を科してまで、誰が何を話したのか、外部へ明らかにされないのです。

 これを、一般人の市民感覚では「ズルい」と呼びます。

 医療ミスを法律の論理で平気で裁いているクセに、なぜ医療は法律の世界に満足に関われないのか。 この一方的な流れは何なのか。

 本件のような傷害致死事件で裁判員は召集されませんが、裁判員が呼ばれる殺人などでも責任能力は問題になりえます。

 中山裁判長は、責任能力の問題についても、一般の裁判員にフリーハンドで意見を求めることの意義を強調しています。

 しかし、責任能力について尋ねられても困るのが多くの裁判員の率直な気持ちだと思うのです。 万一、私が裁判員でも、大いに困りまくるしかありません。

 困らない自信満々の裁判員でも、自分の直感で意見をいうしかありません。

 つまり、「人ひとりが亡くなっているのに、無罪はおかしい! 誰も責任を取らないのか! 遺族がかわいそうだ!」という直感を、法廷に反映させようということなのでしょう。

 

 精神医学が結論づけた「心神喪失」「心神耗弱」と、司法にいう「心神喪失」「心神耗弱」が、なぜ同じではいけないのでしょう。

 どういう筋合いで、裁判官が精神科医の意見にダメ出しできるのでしょう。

 共通の言葉を使って、医療界から法曹界に手渡されているのに、わざわざ別の中身にしなければならない理由なんてあるでしょうか。

 理由が特にない根拠として、「社会や一般人の納得」とか「規範的」というような、どういう意味とでもとれる、ボンヤリしたキーワードしか出せない点があります。

 つまり、直感で裁判しようぜ、といっているのです。

 ただでさえ「合理的に推察される」「総合的に判断すべき」という表現の裏で、裁判官は直感的に裁いとるのに、これ以上まだ直感でやるのかと。

 古今東西の人々が抱いてきた直感が土台になって、法ができあがっているのは疑いないところですが、直感って、時と場合によってブレるのが宿命なんだから、本来は法の基準としてふさわしいものではないのです。 特に刑事罰の基準としては。
 

 「人ひとり死なせたんだから、償え。 むしろ死んでわびろ!」

 ただ、心神喪失状態(善悪の区別、あるいは行動のコントロールができない状態)にある状態で犯した犯行で、単に結果責任をとらされるのでは、刑罰を科される本人が納得いきません。

 犯罪結果を生じさせた原因は、本人の悪意ではなく、精神疾患だったのです。 むしろ治療の対象。 それこそ専門家が出した結論。

 つまり、刑罰を科されたところで、反発こそすれ、彼が心から反省する動機が見あたらないのです。 それじゃあ、何のための刑罰なのでしょう。

 だけど、「みんなの納得」のために、ひとりに犠牲を強いるわけです。

 今の憲法の根本的な考え方とは、逆をいく結果になりますね。

 中山裁判長は、きっと「良心」に基づいて今回の結論を導いたのでしょうが、それ以前に憲法には従いながら判決理由を書かなければなりません。

 

◆ 日本国憲法 第76条
 3 すべて裁判官は、その良心に従ひ独立してその職権を行ひ、この憲法及び法律にのみ拘束される。

 
 

 私だって、心神喪失・心神耗弱というのが、いったいどういう精神状態なのか、具体的には想像すらつきません。

 しかし、人間の精神状態について四六時中考えている精神科医が、精神医学という人類の英知の蓄積をもとに導いた結論なのですから、それに従っときましょうよ。

 その代わり、精神鑑定にあたる医師は、必ず複数人必要だろうなと思います。

 そのうち、精神鑑定にも、素人をランダムに6人ぐらい呼びつけて関与させるんじゃないかと、余計な心配をしたくなります。

 

 専門家というものが、なぜか少しずつ崩壊し始めている印象を受けます。

 ライターの世界だってそうです。 ネットを通じて、誰でも簡単に世界へ意見表明できる時代なのですし。

 しかし、そういう状況だからこそ、世の専門家が、プロがプロである理由を、仕事で示し続けなければならないと思うのです。

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2009年5月24日 (日)

「追い出し屋」とは?

 家賃を滞納した借り主が強引に退去を迫られる「追い出し屋」被害で、大阪市城東区の男性が玄関ドアの鍵を2回交換され、居住権を侵害されたとして、貸主 側に慰謝料など140万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が22日、大阪簡裁であった。篠田隆夫裁判官は鍵交換を不法行為と認定し、貸主側に約65万円の支払いを命じた。(2009年5月22日 asahi.com)

 家賃を滞納したとたんに、カギを勝手に交換するという、この「追い出し屋」は、部屋の貸し主と契約している、いわゆる賃貸保証業者が演じることが多いようです。

 賃貸の連帯保証人になるのって、安定収入がある身内の者でないと難しいんですよね。

 父が定年を迎えた後に部屋を借り直すなら、こういう賃貸保証業者に頼むことになるのなぁ……と思っていましたが、もし、こんな裏側も散見されるなら、あらためて考えなきゃいけませんね。

 法律は、賃貸借契約での当事者である「借り主」と「貸し主」において、部屋の借り主を保護しようという発想ですから、その縛りをすり抜けようとして、貸し主が「(施設付き)鍵使用契約」という名で契約書を作ってしまうことがあるようです。

 もちろん、どんな名前を付けようと、実質的には賃貸借契約ですから、さすがに判決はぶれないだろうと思いますね。

 「払えそうもない家賃の部屋に住もうと思うのが間違い。身の丈にあったトコを探さなきゃ」と、借り主に厳しい意見もあるようです。

 しかし、そもそも「身の丈にあった」低賃料の公営住宅について、供給が少ない社会状況では、あんまり現実的な意見とはいえなさそうです。

 
 

 「全国追い出し屋対策会議」公式サイト

 家賃の保証業は、営利目的の民間会社がやるのでなく、公的な機関が行うべきだという主張もありますね。

 たしかに相対的には公的機関のほうが安心でしょうが、そこに営利目的がないかどうかは、個別ケースがいろいろあって、ちょっと心配です (cf.「漢検」)

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2009年5月23日 (土)

「ぐっとくる条例」洗い出し作業【福井県】

○福井県 警察において身体を拘束されている者の食料に要する経費
昭和37年4月1日
福井県公安委員会告示第6号
警察において身体を拘束されている者の食料に要する経費を次のように定める。
警察において身体を拘束されている者の食料に要する経費は、日額1,310円とし、朝食370円、昼食460円、夕食480円を基準とする。ただし、疾病その他特別の事由があるときは、福井県警察本部長は、これを増額することができる。

 

○小浜市 食のまちづくり条例
平成13年9月26日
条例第30号
<前文>
小浜市に暮らす私たちは、先人が守り育ててきた優れた自然環境と伝統文化に感謝し、さらに磨きをかけ、未来につなげていくことが必要です。
若狭おばまには、古く、飛鳥・奈良の時代から、宮廷に食材を供給した、全国でも数少ない「御食国みけつくに」としての歴史があります。平安時代以降は、「若狭もの」という呼称のもとに、京都の食卓をも支えました。その歴史と伝統は、今も脈々と受け継がれており、若狭おばまは、食に豊かなまちとして発展してきています。
地方分権時代の中で、特色あるまちづくりが求められていますが、小浜にないものを外から取り入れたり、急進的にまちづくりを行うのではなく、もともとある資源を活用し、市民意識の高揚の中で持続的に進めていくことが必要です。
小浜市がまちづくりを推進する上で活用すべき資源は、歴史と伝統を誇る「食」です。持続可能な「食のまちづくり」を創造し、展開していくことが小浜市の将来にとって最も価値の高いものとなります。
私たちは、若狭おばまの歴史や風土を理解し、たぐいまれな「御食国みけつくに」としての伝統を重んじるとともに、「食のまちづくり」を共通した認識のもとに、自由な発想と絶え間ない学習の中で推進していかなければなりません。
市、市民および事業者が主体的に参画し、協働して「食のまちづくり」に取り組むことによって、さらにいきいきとした市民意識をはぐくみ、個性的で表情豊かな小浜市を形成することを目標に、この条例を制定します。
第1章 総則
(目的)
第1条 この条例は、食のまちづくりに関する基本理念および基本原則を明らかにするとともに、食のまちづくりの基本的施策を定めることにより、市、市民および事業者が主体的に参画し、協働して取り組むまちづくりの推進が図られ、もって個性豊かで活力ある小浜市を形成することを目的とする。
(定義)
第2条 この条例において、次の各号に掲げる用語の意義は、当該各号に定めるところによる。
(1) 食 食材の生産、加工および流通に始まり、料理、食事に至るまでの広範な食に関わる様相ならびに食に関連して代々受け継がれてきた物心両面での習俗である食文化および食に関する歴史、伝統をいう。
(2) 食のまちづくり 食を守り、はぐくみ、および活かすまちづくりをいう。
(3) 身土不二しんどふじ 人は、生まれ育った土地および環境と密接なつながりを持っており、その土地で生産されたものを食することが最も身体に良いということをいう。
(4) 地産地消ちさんちしよう 地元で生産されたものを食することをいう。
 (※以下略)

 

○小浜市 「杉田玄白賞」に関する規則
平成14年4月25日
教育委員会規則第5号
(目的)
第1条 この規則は、小浜市が生んだ杉田玄白先生の意志にそって進歩的な医学等の振興に寄与した功労者を「杉田玄白賞」として、小浜市が表彰することを目的とする。
(被表彰者の選考)
第2条 「杉田玄白賞」の表彰は、次の各号に該当するもののうちから、市長が「杉田玄白賞」審査委員会(以下「委員会」という。)に諮り、委員会が答申し決定する。
(1) 地域における医学の振興と向上に尽瘁し、その功績顕著な個人または団体
(2) 多年、医療等に精励し、その功績顕著な個人または団体
(3) 地域の福祉・保健等にかかわり、その功績顕著な個人または団体
(委員会)
第3条 表彰は、公正かつ適正を期するため委員会により表彰事項の適格を審査する。
2 委員の数は、若干名とし、小浜市長がこれを委嘱する。
(表彰の方法)
第4条 表彰は、小浜市が表彰状を授与して行う。ただし、褒賞金を授与することができる。
2 褒賞金の額は、小浜市長が別に定める。
3 表彰を受けたものの事績を市の広報等で公表する。
4 表彰を受けるべき者が、その表彰を受ける以前に死亡したときは、その者の遺族にこれを贈る。
(表彰の時期)
第5条 表彰は、毎年杉田玄白・中川淳庵先生顕彰祭で行う。ただし、必要に応じて随時行うことが出来る。
(委員会の役員)
第6条 委員会に次の役員をおき、委員の中から互選する。任期は2年とし再任を妨げない。
(1) 会長1名
(2) 副会長1名
(役員の職務)
第7条 役員の職務は次のとおりとする。
(1) 会長は、委員会を代表し、会務を総括する。
(2) 副会長は、会長を補佐し、会長に事故あるときはその職務を代理する。
(会議)
第8条 委員会は、必要に応じて会長が招集し「杉田玄白賞」の表彰に関することを審議する。
(庶務)
第9条 委員会の庶務は、教育委員会文化生涯学習課において処理する。
(委任)
第10条 この要綱に定めるもののほか、委員会の運営に必要な事項は、市長が別に定める。

 

○大野市 冬の生活環境をよくするための実施要綱
昭和58年12月6日
訓令第34号
(目的)
第1条 この要綱は、市と市民及び関係機関並びに団体等が互いに協力して雪を克服し、明るい生活環境をつくることを目的とする。
(市の責務)
第2条 市は、前条の目的を達成するため、雪に関する総合的かつ計画的な施策を実施するものとする。
2 市は、前項の責務を遂行するため、特に効率的な除雪体制の確立に努めるとともに、総合的な除雪計画を作成し、その的確かつ円滑な実施推進に努めなければならない。
3 市は、前項の除雪計画の実施推進にあたっては、市民にその周知徹底を図り、市民の協力を確保するよう努めなければならない。
(市民の責務)
第3条 市民は、市又は県が実施する雪に関する施策、特に除雪計画の推進に積極的に協力するとともに、自らの雪は自らの責任と負担において処理するという基本原則を守り、市民福祉の増進に寄与するよう努めなければならない。
2 市民は、町内会等の自治組織を通じ相互に協力し、地域の実情に応じて自主的な除雪対策の推進に努めなければならない。
3 市民は、雪の処理にあたっては、特に次のことを守らなければならない。
(1) 道路には、みだりに雪を捨てないことを原則とし、やむを得ず道路に雪を出す場合は、道路わきに積みあげる等交通の妨害にならないよう措置するとともに、速やかに道路外へ除排雪すること。
(2) 河川、流雪溝等に排雪するときは、沿線町内が連携を密にし、利用時間等の調整を図り、雪の固まりを小さくするなど溢水等の災害を起さないよう十分注意すること。
(3) 前号のほか、円滑な除排雪を行うため、指定された雪捨場に排雪すること。
4 市民は、除雪作業を妨げたり、交通の障害となる路上駐車をしてはならない。
(勧告)
第4条 市長は、道路に雪が人為的に放置され著しく道路交通の妨害となるおそれがあると認めるとき、又は河川等への排雪方法が適切でないため、流水に支障を及ぼすおそれがあると認めるときは、その処理について責任ある者に対し必要な措置をとるよう勧告することができる。
 (※以下略)

 

○大野市 化石保護規則
平成20年6月27日
教委規則第6号
(目的)
第1条 この規則は、化石が市民共有の学術的及び文化的価値を有する貴重な財産であることに鑑み、市及び市民等(市民、滞在者及び旅行者をいう。以下同じ。)の責務を明らかにするとともに、化石及び化石含有地(以下「化石等」という。)を保護し、これを将来の世代へ継承していくことを目的とする。
(定義)
第2条 この規則において、次の各号に掲げる用語の意義は、それぞれ当該各号に定めるところによる。
(1) 保護区域 大野市内で別表に定める区域をいう。
(2) 採取 大野市内において、自己の所有地以外で、化石等の発掘及び採取を行うことをいう。
(市の責務)
第3条 市は、啓発その他の方法により、化石等の保護について市民等の理解を深めるよう努めるものとする。
(市民等の責務)
第4条 市民等は、化石等の保護に努め、市が行う化石等の保護に関する施策に協力しなければならない。
(届出)
第5条 大野市内において、化石等を採取しようとする者(以下「採取者」という。)は、あらかじめ教育委員会にその旨を届出しなければならない。ただし、教育委員会が認める場合はこの限りでない。
2 採取者は、採取をしようとする日の10日前までに、化石採取届出書(様式第1号)を教育委員会に提出しなければならない。
3 採取者は、化石等の採取が終了した日から30日以内に化石採取報告書(様式第2号)を教育委員会に提出しなければならない。
(指導勧告)
第6条 教育委員会は、前条の届出の内容が化石等の保護に支障を及ぼすおそれがあると認めるときは、適切な措置を指導又は勧告することができる。
(監視員)
第7条 教育委員会は、化石等を保護するため、必要に応じ監視員を置くものとする。
2 監視員は、届出せずに採取を行う者及び指導勧告に従わない者を発見したときは、直ちに注意するとともに、その結果を教育委員会に報告しなければならない。
3 監視員は、大野市化石保護監視員身分証明書(様式第3号)を携帯しなければならない。
4 監視員の任期は1年とし、再任を妨げない。ただし、補欠の監視員の任期は、前任者の残任期間とする。
(その他)
第8条 この規則に定めのない事項は、教育委員会が別に定める。

 

○越前市 雪対策条例
平成17年10月1日
条例第133号
(目的)
第1条 この条例は、市及び市民の雪対策についての責務を明らかにするとともに、雪による生活の支障を克服し、雪と共存する施策の基本となる事項を定めることにより、総合的な雪対策の推進を図り、もって市民生活の安定向上に寄与することを目的とする。
(基本理念)
第2条 雪対策は、より快適な生活環境の確保のため、市と市民が互いに力を合わせ、長期的かつ総合的な施策を推進することにより、明るく住みよいまちづくりを目指すものとする。
(市の責務)
第3条 市は、前条に定める基本理念(以下「雪についての基本理念」という。)にのっとり、地域の特性を考慮した総合的かつ計画的な雪に関する施策を策定し、及びその実施に努めるとともに、市民が自ら実施する雪対策について適切な支援及び調整等を行うものとする。
2 市は、広報活動等を通じて、雪についての基本理念に関する市民の理解を深めるよう適切な措置を講ずるものとする。
(市民の責務)
第4条 市民は、雪についての基本理念を尊重するものとする。
2 市民は、市が実施する雪に関する施策に協力するよう努めるものとする。
3 市民は、互いに力を合わせ、地域の雪対策に積極的役割を果たすとともに、自ら創意工夫し、勇気を持って雪による支障の克服と雪の活用に努めるものとする。
(国、県への協力要請)
第5条 市は、この条例の目的を達成するため、必要があると認めるときは、国及び県に対し協力を求めるものとする。
(雪対策基本計画)
第6条 市は、総合的な雪対策を行うため、雪対策基本計画(以下「基本計画」という。)を定めるものとする。
2 基本計画は、次の各号に掲げる事項について定めるものとする。
(1) 雪対策の目標
(2) 雪対策の基本方針
ア 雪に強い調和のとれた住みよいまちづくり
イ 雪に親しむ心豊かなまちづくり
ウ 雪を利用し活力あるまちづくり
(3) 雪対策の主要な施策
(4) その他雪対策を総合的かつ計画的に推進するために必要な事項
3 市は、基本計画を定めようとするときは、あらかじめ越前市雪対策会議の意見を聴かなければならない。
4 市は、基本計画を定めたときは、遅滞なくこれを公表しなければならない。
5 前2項の規定は、基本計画の変更について準用する。
(実施計画)
第7条 実施計画は、基本計画に基づき毎年実施する雪対策を定めるものとする。
(財政上の措置)
第8条 市は、雪に対する対策を実施するため、必要な財政上の措置を講ずるよう努めるものとする。
(越前市雪対策会議)
第9条 市長の諮問に応じ、次に掲げる事項を審議するため、越前市雪対策会議(以下「会議」という。)を置く。
(1) 雪対策に関する基本的事項
(2) 前号に掲げるもののほか、雪対策の推進に関し必要な事項
2 前項に定めるものを除くほか、会議の組織及び運営に関し必要な事項は、規則で定める。
(委任)
第10条 この条例の施行に関し必要な事項は、市長が定める。

 

○永平寺町 「えいへいじ3人っ子」すくすく応援事業実施要綱
平成18年7月1日
告示第70号
(趣旨)
第1条 この要綱は、3人以上子どもを持つ世帯の経済的負担の軽減を図るため、第3子以降3歳未満児に対する「えいへいじ3人っ子」すくすく応援事業(以下「応援事業」という。)について必要な事項を定めるものとする。
(対象児童)
第2条 応援事業の対象となる児童(以下「対象児童」という。)は、永平寺町に住所を有する同一家庭で養育されている第3子以降となる子であって、満3歳に達する日以後の最初の3月31日までの間にある児童とする。ただし、第4条第1項第2号、第3号及び第4号に該当する児童については、申請の日の属する月の初日において満3歳に達していない児童(月の途中で満3歳に達した場合においても、その月中に限り3歳未満児とみなす。)とする。
 (※以下略)

 

○永平寺町 「元気な3人っ子」出産応援事業実施要綱
平成18年7月3日
告示第87号
(目的)
第1条 この要綱は、永平寺町に居住する第3子以降の妊婦に健康診査費用を助成することにより、少子化対策に資することを目的とする。
(事業の対象)
第2条 出産応援事業の対象となる妊婦(以下「対象妊婦」という。)は、妊娠届けをした者で永平寺町に住所を有する第3子以降の妊婦とする。
2 第3子以降の妊婦の定義は、同じ世帯に2人以上の子(養子又は夫の連れ子等を含む。当該子が婚姻しているときを除く。)がいる場合に限る。
(事業の内容)
第3条 妊婦健康診査の内容は次のとおりとする。
(1) 問診及び診察(再診)
(2) 体重測定
(3) 血圧測定
(4) 尿検査
(5) 超音波検査
(6) その他必要な検査

 

○高浜町「公徳心を高める」都市宣言推進委員会設置条例
平成2年3月27日
条例第6号
(設置及び目的)
第1条 本町の公徳心を高める都市宣言に基づき、公徳心あふれる住みよいまちづくりを実現するため、高浜町「公徳心を高める」都市宣言推進委員会(以下「委員会」という。)を設置する。
(所掌事務)
第2条 委員会は、前条の目的を達成するため、次に掲げる事項について自ら調査、審議し、その結果を町長に報告しなければならない。
(1) 公徳心の啓発に関すること。
(2) 事業の実践に関すること。
(3) 推進体制の整備に関すること。
(4) 関連事項についての情報収集に関すること。
(5) その他関係機関との連絡調整に関すること。
(組織)
第3条 委員会は、公募による委員及び選任による委員それぞれ15人以内で組織する。
2 選任による委員は、次に掲げる者のうちから町長が委嘱する。
(1) 議会の議員代表 2人以内
(2) 関係団体代表 5人以内
(3) 学識経験者 3人以内
(4) 町職員 5人以内
(委員の任期)
第4条 委員の任期は、3年とし、再任を妨げない。ただし、補欠委員の任期は、前任者の残任期間とする。
(会長及び副会長)
第5条 委員会に会長及び副会長1人を置き、委員の互選によつてこれを定める。
2 会長は会務を総理し、委員会を代表する。
3 会長に事故あるときは、副会長がその職務を代理する。
(会議)
第6条 委員会は、必要に応じ会長が招集する。
2 委員会は、委員の過半数が出席しなければ会議を開き、議決することができない。
(庶務)
第7条 委員会の庶務は、高浜町役場総務課において処理する。
(規則への委任)
第8条 この条例に定めるもののほか、委員会の運営に関し必要な事項は、町長が別に定める。

 

※ 公徳心を高める都市宣言の宣言文は、高浜町を「美しい自然と地域の和と人の心を大切にした人間性ゆたかな町にしたい」として、町民の共有財産である郷土を“公徳心を高める都市”に築きあげることを町民の名において宣言するとうたっています。

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2009年5月22日 (金)

新型インフルの法律学

 今日、政府が新型インフル対策の見直しを発表したようですね。

 全国一律に構えて警戒するのでなく、各地域の感染状況に応じた警戒レベルにしていくという、柔軟な対応にするんだそうです。

 さすがに梅雨時で湿気が多くなると、新型ウイルスの活性は弱まっていくのかもしれませんし、今回はタミフルが効いてくれる程度の弱毒性ウイルスですので、必要以上にビクビクしなくてもいいんでしょう。

 それでも、ある程度の心の準備は求められるかもしれません。

 今は弱毒性でも、これから強毒性に突然変異する可能性だって、決してゼロだと断言できないのです。 インフルのウイルスって、そういうヤツですから。

 

 伝染病の流行といえば、「患者の隔離」が思い浮かぶ人も少なくないでしょうが、より身近には、企業活動の縮小・停止なども大きな問題になります。

 感染症予防法18条は、伝染病にかかった患者は業務に従事できないと定めています。

 その裏返しで、労働安全衛生法68条(ならびに労働安全衛生規則61条)には、患者が伝染病が流行したら、会社も就業を禁止するなどの措置をとらなければならないとしています。
 こちらには、違反行為に刑事罰(最高で懲役6カ月)まで用意されており、強制力があります。

 具体的に伝染病患者が出る前の段階でも、会社は「継続すべき業務」と「中断すべき業務」に振り分け、勇気を持って、一部業務を中断せざるをえない場面がありえます。

 社内で伝染病が流行しないよう、あるいは、特に接客業などで客足が遠のいた一時的危機などに対応する、といった意味合いがあります。

 では、ある従業員が、会社から「明日から仕事に来ないで」と命令を受けたとして、休んでいる間の給料を会社に請求することができるのでしょうか?

 

 このつづきは、経済誌「PRESIDENT」6月8日発売号(予定)の、「世のなか法律塾」コーナーにて! お楽しみに!

 その原稿、もうすぐ書き上がるトコです。

 ただ、ちょっとだけ煮詰まってしまったので、気分を変えるためにブログを更新させてもらいました。

 来月8日まで、新型インフルの話題が、まだまだ飽きられずに持続していることを、切に祈る!!

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2009年5月21日 (木)

始まりました

 今朝、千葉のBayFMに、裁判員制度特集で電話出演させていただきました。

 

 ご存知のとおり、今日から裁判員制度が施行されています。 本日以降に起訴された重大刑事事件が対象です。

 「裁判官の人情お言葉集」にも書きましたとおり、裁判員制度が始まることで、いいこともあります。 裁判がわかりやすくなったりとか、証拠書類が法廷の大型モニターで公開されたり、密室での取り調べが一部ながら録画され、ムチャな取り調べ方法を牽制しているとか。

 それでも、裁判員になる国民へのしかかる負担のほうが大きくなるのではないかと、私は心配しているのです。

 単純に「いい面」と「悪い面」を分けてみて、両者をてんびんにかけたとき、今のシステムでは後者に傾かざるをえないでしょう。


 裁判員制度を導入するということは、殺人などの重大犯罪につき、きっと「量刑相場を放棄する」ということを意味するのだろうと思います。

 つまり、同じような事件だから同じような判決をくだすという、「処罰の公平性」は目指さない。

 事件が発生した時点よりも、裁く時点の状況が重視され、そのときそのときの空気によって、量刑は揺れ動き、その場その場で臨機応変に裁いていくということなのです。

 これまでのお役所仕事的な量刑相場にも問題がありますが、かといって処罰に不公平が生じるのも、法治国家として具合が悪い。

 はたして裁判員裁判は、その間にあるはずの「ちょうどいい感じ」を絶妙に突けるのでしょうか。 それは司法の新たな挑戦でもあるのでしょう。

 もし、これからも今までの量刑相場どおりで裁かれるなら、裁判員制度をやる意味がなくなります。 評議室という非公開の場所で、裁判官が裁判員の意見を誘導している疑いが濃厚だ、ってことになるのでしょうから。

 また、裁判員制度が始まって以降、次第に新しい量刑相場が形成されるのであれば、それはそれで裁判員が入る効果が減殺されてしまいます。

 これからは「残忍さや犯罪結果の重大性では、もっとひどい事件がほかにあるのに、なぜか本件だけ量刑が重い。なんで?」という疑問が、今まで以上に増えていくことは避けられません。

 それでも私たちは、一部の刑事裁判について、そういった量刑の「揺れ動き」「不整合」が起こることを前提として受け入れる必要があるのです。 だって、それが裁判員制度なのですから。

 「予断を取り除くため」というタテマエを守り、テレビ・新聞・雑誌など、各種マスメディアの報道トーンは、どこまで落とせるのか、どれだけガマンして、冷静に事件を伝えられるか、といった面にも注目です。

 

 裁判員制度スタートの陰で、改正された検察審査会法も、ひっそり施行されました。

 ある刑事事件を裁判所に起訴するかどうかの権限は、検察官が独占していました。

 一般国民から無作為に選ばれた11人の検察審査会メンバーは、起訴・不起訴という検察官の判断が妥当だったのかどうか話し合って、議決を出します。

 しかし、「不起訴は不当」「起訴が相当」という議決を出したからといって、その議決に検察官が従う必要はありませんでした。

 今日からは、同じ事件で「起訴相当」の議決が2回出たときは、担当検察官の意思によらず、必ず起訴されることになります。

 検察官の「起訴独占主義」が一部修正されるわけで、法律家業界としては、その意味でも画期的な日だといえるのでしょう。

 2009年5月21日 東京の天気は薄曇りです。

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2009年5月20日 (水)

ホテルパシフィック東京

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 本日は、ひさびさに品川へ。

 あの「ドラゴンクエスト」シリーズに楽曲を提供してこられた作曲家として著名な、すぎやまこういち氏にインタビュー取材を、ムリにお願いしてしまいました。

 恐縮です。

 テレビゲームのコントローラーには、ここ10年ぐらい触ってない私。 なぜ、ドラクエなのか?

 というより、すぎやまさんは、「一票の格差を考える会」の代表でいらっしゃるからです。

 一票の格差とは、都市と地方で、票を投じることによって、誰かを当選させる「重み」が違っている現状をいいます。

 2004年の参院選では、鳥取の選挙区で約15万票を得て当選した候補者がいた一方、大阪では、約72万票を得ながら落選した候補者がいます。

 地方では15万人の有権者の支持を得れば、国会で1票を持てる。しかし、都会ではその5倍以上の有権者から支持されないと、国会議員として1票持たせてもらえないのです。

 衆議院でも、最大格差は2倍以上あります。

 この重みの違いは物理的なものじゃないので、投票用紙を持っただけでは感じられないのが厄介なところ。

 だから、あまり一般の方に「理不尽だ!」「ヘンだ!」と直感的に思ってもらえないのが心苦しいです。

 

 島根の10円は、東京でいう50円の価値だといわれれば、「おかしい」と思う人が多いのでしょう。

 公営ギャンブルや宝くじをする方なら、住む場所によって換金率や当せん金額が違ったら、怒り出す人が大勢いると思うんです。

 その経済的な単位「お金」が、政治的な単位「票」に代わったようなものなんですけれども。

 一票の格差が「1対1」に近い値なら、日本で二大政党ぐらい、何十年も早く到来していたかもしれません。

 もちろん、二大政党での政治がイイばかりとは限りませんが、まず、選挙の根本ルールが水面下でゆがんでいる事実に、少しでも多くの方に気づいていただければなと願います。

 

 そこで、格差是正についての取り組み、そもそもなぜ格差是正しなければいけないのか、最高裁の判断が是正に消極的な点、諸外国の一票格差、さらには国民審査について、同会の事務局長でいらっしゃる熊井氏も交え、いろいろと伺ってまいりました。

 なぜ、パシフィック東京の喫茶店を選んだのかというと、このホテル、来年なくなっちゃうからです。

 記念に1回泊まってみたいわ~。

 まぁ、「パシフィック東京で原稿執筆!」という、夢のような“缶詰め”は、かえって仕事がはがどらなかそうなので、ありえないでしょうね……。

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2009年5月19日 (火)

明治大学!

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 もちろん、今から法科大学院に通いなおすわけではありません。 もう、受験勉強はコリゴリです。

 最高裁判所研究の第一人者として名高い、政経学部教授(国家論)の、西川伸一先生に、個人的にインタビュー取材を敢行してきました。

 すごく興味深い話の目白押し!

 詳しくは、忘れられた一票2009にインタビュー記事として掲載させていただきます。

 ただ、なにぶん、全部ひとりで進めている企画なものですから、テープ起こしや清書に日数がかかる可能性が大いにあります。

 

 

 最後に、国会議員の世襲制限の話になったのですが、西川先生に「生まれた家が、たまたま政治一家だからといって、その人が国会議員になれないと法律に定めるのはダメだよ」と諭されました。

 もしかしたら、ここを読んでくださって、注意を喚起したくなられたのかもしれません。

 うーむ、どうやら私の憲法解釈は、ゆるすぎたようです。

 

 ところで、今週の私の周囲は、すっかり裁判員制度づいています。

 明日は、地元九州のメジャー紙・西日本新聞に寄稿させていただいた文章が載りますし、あさっては、朝からFMラジオ番組に、電話でコメントするかたちで出演します。 22日は、産経新聞にコメントが載る予定です。

 もし、皆さんが見かけたり、耳にしたりしたら、何かの縁ですね。 ふふふ。

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2009年5月18日 (月)

郵便切手の消印を消す方法

>>> 使用済み切手を「未使用」とうそ 詐欺未遂容疑で男逮捕 大阪

 消印を消すなどした使用済みの郵便切手を郵便局に持ち込み、未使用切手と交換しようとしたとして福島署は15日、詐欺未遂容疑で豊中市柴原町のリサイクルショップ社員、橋元正太容疑者(29)を逮捕した。

 逮捕容疑は15日、大阪市福島区の大阪海老江郵便局で、消しゴムなどで消印を消した使用済み切手五百数十枚(約5万円分)を、未使用切手に交換するよう求めたとしている。一部の切手を不審に思った局員の通報を受け、同署員が事情を聴いたところ、容疑を認めたという。

 同署によると、橋元容疑者は、今月7日にも同郵便局で未使用を装った使用済み切手398枚(約3万円分)を交換していたという。 (2009.5.16 産経Web)

 

 いくらリサイクルショップ店員でも、そういう切手のリサイクルはマズかったですね。

 トータル1000枚近くの切手の消印を、1枚ずつ消しゴムで地道に消していったんですかね~?

 裏側には糊も付けなきゃ、局員はだませないと思います。

 その「労働」と引き替えに何万円か得られるのは、作業効率がいいのか悪いのか?

 ただ、まさか、切手の消印が消しゴムで消せるなんて…… 私は中学生まで切手収集マニアでしたが、今まで考えたことすらなかった。

 そんなことを試そうと思った被疑者って、意外と柔軟な発想力の持ち主かも。

 でも、よいこはマネしちゃダメheart01

 だいたい、消しゴムで消せるようなインクを、平気で消印として使っている郵便局にも、責任の一端はあるような気がします。

 ちなみに、キレイな記念切手(特に戦前)だと、買っても誰も使いたがらないので、使用済みのほうが価値が高いような種類も、ごく稀にありますよ。

 

 この男は詐欺容疑で逮捕されているみたいですが、使う目的で、使用済み郵便切手の消印を取り除くのは、郵便法違反の罪にも該当します。

 というより、本件には郵便法を適用したほうが、むしろ端的でしょう。

 まぁ、詐欺罪でも郵便法違反でも、どっちみち、法定刑は同じなんですけど。 いずれも未遂犯が罰せられます。 だから、どっちでもイイっちゃイイわけです。

 

  
◆ 刑法 第246条(詐欺)
1 人を欺いて財物を交付させた者は、10年以下の懲役に処する。

◆ 郵便法 第85条(切手類を偽造する等の罪)
1 行使の目的をもつて会社又は外国の郵便切手その他郵便に関する料金を表す証票又は郵便料金計器(郵便に関する料金の支払のために使用する計器であつて、郵便物又は郵便物にはり付けることができる物に郵便に関する料金を表す印影を生じさせるものをいう。以下この項において同じ。)の印影その他郵便に関する料金を表す印影を偽造し、若しくは変造し、又はその使用の跡を除去した者は、これを10年以下の懲役に処する。偽造し、変造し、若しくは使用の跡を除去した郵便切手その他郵便に関する料金を表す証票若しくは郵便料金計器の印影その他郵便に関する料金を表す印影を行使し、又は行使の目的をもつて他人し、他人に交付し、若しくはその交付を受けた者も、同様とする。

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2009年5月17日 (日)

詐欺師にだまされた?強盗犯

~ 過去の法廷傍聴席より ~

5月11日(月) 大阪地裁

 罪名:強盗致傷

 

 被告人は、トラック運転手だった33歳の男。22万円の月収があったが、複数の消費者金融から金を借りていた。

 その借金は、パチンコなどの遊びで負けてしまったぶんの穴埋めでできたほか、ある女性に貢いだりしていたためだ。その女性には、目の見えない小さな男の子がいて、被告人と仲良くなったことから、援助などを求められていた。

 ほかにも、女性からブランド物のバッグや時計などをねだられ、借金して買っていたようだ。肉体関係もあった。

 しかし、あるとき、「故郷に帰る」といわれ、女性と連絡が取れなくなってしまった。あとには借金だけが残った。いったん、両親に相談し、返済を立て替えてもらったころ、女性が再び現れた。

 「自分はだまされているのか?」という思いが、頭をよぎったものの、結婚を考えるぐらい惚れて、信じていたので、同じような流れで貢ぎ続け、再び借金が100万円以上にふくらんでいった。

 母親に相談し、1万円をもらった。「この金を元手に、パチンコで増やそう」と考えたが、あっさりパーにしてしまう。

 彼なりに追いつめられ、「強盗をするしかない」と決意。100円ショップで、くだものナイフを購入。愛車のエスティマに乗り、駅前のロータリーで、女性の一人歩きを物色。

 しかし、人目につくのが気になって、人目があまりない、近所にある消費者金融の無人契約機のブースが集まる駐車場へ、愛車で移動した。ここが犯行現場となる。

 強盗をする前に、
  そのエスティマを売れよ!

 

 軽自動車に乗り、ある女性が返済にやってきた。無人契約機を操作している。「ここで行くしかない」と、被告人は決意。くだものナイフのさやを抜き、左脇にかかえて近づいた。すでに緊張で、全身が汗びっちょりだったという。

 女性に大声を上げられ、単に脅すために持っていたナイフで、つい女性の腹部を突き刺してしまった。女性は後ろに転び、尻餅をつく。被告人はクルマで逃走。盗んだ財布から1万3千円を抜き取り、財布は川に捨てた。

 その日の早朝から、普段どおりにトラック運転手の仕事をしていたが、まったく集中できずに上の空だったという。仕事を終え、くだものナイフも同じ川に捨てた。

 盗んだ1万3千円は、ガソリン代と食費で、数日のうちに使ってしまった。

 

 逮捕され、交際していた女について、取り調べで話すと、警察官から「それは関東で有名な詐欺集団の女じゃないか?」といわれたという。

 刃物を使った理由について「怖かったから」、女性に狙いを定めたことについては「最低だと思う」、なぜ消費者金融で金を借りるような、裕福でない人を狙ったのかについては、「それしか思いつかなかった。銀行強盗やコンビニ強盗をする考えはなかった」と供述。

 私と同い年で、いかつい印象のある被告人だったが、実際には、かなりの小心者だったようだ。

 今まで前科前歴がなかったのに、いきなり強盗致傷という重罪を犯してしまったことの短絡性についても考えさせられる。

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2009年5月16日 (土)

ありがとう、愛読者カード

Photo  
 

 「罪と罰の事典」(非公式通称:ツミダス)を手がけてくださった、小学館の辞典編集部の編集長さんと会食。

 ビジネス的には、かなり手堅い動きの「ツミダス」ですが、編集部あてに愛読者カードが続々と返ってきているようです。

 皆さんの感想欄のほとんどに、「わかりやすい」という一言が共通して書かれていました。

 小難しい法律の解説書としては、最高の褒め言葉です。

 よかった~! どうもありがとうございます。

 さらに「こんな本を待っていた」と書いてくださった、57歳男性の方! 恐縮です! 泣いちゃいそうです!

 「民法編を出してほしい」とのご要望を書いてくださった方! もろもろの条件さえ許されれば、挑戦してみたいです!

 

 「ツミダス」の中身はおちゃらけていますが、編集長さんが魂を刻み込みながら膨大な量の微調整を重ね、私がテンションをあげまくって足かけ3年で書き上げた一冊です。

 店頭で手にとってパラパラめくってもらえれば、新しいジャンルの事典であることは実感してもらえると思うんですが、なにぶん「法律書」のコーナーに置かれている場合がほとんどなので、まず手にとってもらえるまでが至難の道のりです。

 それでも、日本図書館協会の選定図書に指定していただいて、全国の各図書館にはおおむね所蔵してもらえたりと、着実に好評の広がりを積み重ねています。

 皆さん、どうぞよろしくお願いいたします。

 

 冒頭の写真は、小学館の辞典編集部の、別の編集者の旦那さんが、某書店で目撃してくださったという、手書きPOPだそうです。

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2009年5月15日 (金)

新聞記者の義憤

 月曜日、コムロ判決で傍聴券を外したのに続き、

 今年の「さまぁ~ずライブ」の事前予約も、さっき「残念ながらチケットをご用意することができませんでした。」というメールが来ました。

 やっぱり、運勝負になると弱い。 ガキのころからジャンケンも弱いので仕方ないのだ。

 

 ところで、知り合いの某新聞記者の方から、

 TK(テツヤ・コムロ)の執行猶予について、納得いかない!

 ……という内容のメールが届きました。

 ホリエモン、村上世彰、耐震偽装に関わった会社社長たちなど、立場のある人が有罪になれば、すべてを失い、同じ業界でやっていくことは難しいはずなのに、

 なぜ、TKだけは「音楽でもう一度」という反省の仕方が許されるのか?

 ……ということです。 もっともな疑問です。

 

 そこで、取り締まりを受けた一部の経営者や、耐震偽装の連中と、TKの違いを考えてみました。

 

■ TKは、今回の件で本気で懲りている(ように見える)こと

 裁判を受けても後悔も反省もしていない人を刑務所に送るべきです。 なぜなら、どこの刑務所も満杯だからです。

 あとは、今後の継続的な行動によって、反省の態度を明示的にすればいいのです。 それでもコスイことをして当座のカネを得ようとするなら、そのときに改めて刑務所にぶちこめば十分でしょう。

 

■ 1回きりの犯行で、「魔がさした」とも考えられること

 もちろん、譲渡する権限がないのに、あるように装って、相手から金品を受け取れば、立派な詐欺ですが、やろうと思えば二重・三重譲渡も容易な犯行だったはず。

 1回きりの犯行にとどまった点は(かりに本人に、そのつもりがなかったとしても)、いちおう考慮すべきです。

 

庶民からみたら5億円は想像を絶する大金ですが、かつてのコムロにとっては、800曲の楽曲と引き替えるには破格、ヒットメーカーとして鳴らした誇りをかなぐり捨てた額だと考えたかもしれません。 割り算したら、1曲あたり60数万円ですからね。

 

■ (エイベックス社による立て替えとはいえ)被害弁償は済んでいること

 殺人や性犯罪などの被害と違って、詐欺被害は、ハッキリ言ってお金で十分にあがなえるものです。
 今回の「ギリギリ執行猶予」判断は、TKに特殊な事情が重なってなされたものであるため、「5億円の詐欺でも執行猶予になるんだ。甘いなぁ。よーし、オレもやろう」と考えることは、よほどのおバカさんでない限り、なかろうと思います。

 なので、刑罰の一般予防(威嚇)機能も減殺されないと考えられるのです。

 

 杉田宗久判事が「音楽で再起してください」と言ったのは、以上の事情を踏まえたうえでの、二次的なものだと思いますが、

 「みんなが納得する作品を作らないと、世間から『立ち直った』とみなされない」のも、お決まりの懲役刑メニューを超える、ものすごいプレッシャーじゃないかなと思います。

 ただ、「世界にひとつだけの花」のメガヒットにより、世間が薬物事犯の前科を忘れ去ってくれた、槇原敬之さんの前例もありますから、険しいながらも決して不可能な道ではないのでしょう。

 

……おおむね、以上のような返事を送ったところ、くだんの記者さんからは「100納得できなかったのが、50は納得できました」と返ってきました。

 残り50、納得できないのも、ムリはありません。

 私の場合、中高生時代の思い出の片隅に、TMネットワーク・TMNが確実に鎮座しているから、時間をかけてイロイロ書いてますけど……

 これが、個人的に何の興味もないグループだったら、ここまで懸命に長文でフォローするかどうかわかりません。

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2009年5月14日 (木)

「グッドウィルで働く」ということ

>>> グッドウィル、請求上回る支払いで和解 給与天引き訴訟

 昨年7月に廃業した日雇い派遣大手のグッドウィルが「データ装備費」の名目で派遣労働者の給与から業務1回につき200円を不透明に天引きしていた問題で、過去に徴収された全額の返還を求めていた原告26人と同社の間で13日、和解が成立した。原告側によると、26人全員に提訴時の請求総額455万4600円を上回る金額を支払うという。同社は「コメントできない」としている。(アサヒ・コム 5月13日)


 何を隠そう、物書きとして売れないころに、私はグッドウィルで働いていました。

 よく報道されている工場勤務などではなく、100円ショップやホームセンター、ショッピングモールなどでの接客業務で各地に派遣されていて、当時はほとんど不満はなかったです。

 むしろ、支店長などスタッフに恵まれていて、いろんなワガママを聞いてくれていたので、本当に感謝しています。

 そういえば、1回、支店長と居酒屋で飲みましたしね。 よくしてくださってました。

 

 その支店は、北海道から鹿児島まで全国にある、某100円ショップチェーンへの派遣業務を一手に引き受けていました。

 年末年始にスタッフが全員帰省してしまい、私が臨時で内勤スタッフを務め、支店長と2人で、支店に泊まり込みでこなしていたんですが、ハッキリ言って不可能な仕事量でした。

 全国100店舗近くから派遣依頼を受けて、地元支店へ詳細を連絡し、派遣の遅刻・欠勤の報告やクレームなどを受けなければなりません。

 なのに、他から応援がまったく来ない。慣れない仕事に、私が正月2日に高熱でダウンして、ようやくベテランスタッフの応援が来たほど。

 末端のスタッフは一生懸命やっていますが、六本木ヒルズでぬくぬくしているグッドウィルの上層部が、とにかく非情で仕方ない事実、こんなところからも浮かび上がってきます。

 

 ちなみに、データ装備費200円は、辞めるときに結局8万円ぐらい貯まってました。最初は「業務を紹介するまでに必要な電話代やFAX代」と説明されて、「そんなものを自分らから取るんですか?」と質問した覚えが。

 上京したてでお金がほしかったので、泣き寝入っちゃいましたが、最終的に全額返ってきたので別にいいです。

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2009年5月13日 (水)

ロースクールへ行く前に

モアセレクションズ」という会社をご存知でしょうか。

 司法試験に挫折した人の就職先をあっせんしてくれたりするところです。

 素晴らしい!

 今、熱いジャンルである「社会起業家」の一種ではないかと、私は認識しております。

 

 まだ会社ができる前、私がインタビュー取材を受けたことがありまして、そのとき以来、社長や役員、従業員の皆さんとは、何回か飲みに行ったり(1回は徹夜)、忘年会や開業1周年パーティに招いてもらったり、ときには一部メンバーと合○ンしたり、クリスマスパーティに足を運んだりして、仲良くさせてもらっています。

 で、そんなモアセレクションズから、書籍が出版されました!

 

ロースクールへ行く前に ― 司法試験合格後のキャリア不合格後のキャリア
ロースクールへ行く前に ― 司法試験合格後のキャリア不合格後のキャリア 株式会社More-Selections


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

 

 社長から、「書評を書いてくれ」とお願いされちゃったので、バカ正直に書いてみます。

 素晴らしいところは、司法試験の「不合格後」のことが書かれていること。

 もちろん、モアセレクションズの事業内容を広めるために書かれているわけですが、そのへんの事情を差し引いても、きれいごとを並べてお茶を濁さない、知的誠実さが見て取れますね。

 合格のためには、こうしたらいい、撤退するときは、こうしたらいい、というアドバイスが記されている本です。

 

 ただ、惜しいところは、アドバイスの「根拠」がほとんど書かれていないこと。

 こういう場面で、こうすべきなのは「なぜなのか?」

 世の中が、こういう現状なのは「どうしてなのか?」

 ……その視点が抜けてしまっていると、読み手にとっては一方的な印象を受けてしまって、内容に説得力を持たせるうえでは不利じゃないかな、と心配します。

 残念ながら、司法試験受験生は、アドバイスをすれば耳を傾けてくれる、素直な人ばかりではありません。

 私みたいな、理屈っぽいひねくれ者もたくさん混ざっている世界なのですから。

 それでも、著者の論拠を想像・補足しながら読み進めていけば、有用な内容であることは、私が保障いたします。

 

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2009年5月12日 (火)

ボイスレコーダー買い替えました

PhotoPhoto_3  

  こりゃ、ちっこいな~~!

 携帯電話の3分の1ぐらいでしょうか。体積が。

 で、声が72時間(3日)近く入るんだと。 どこにそんなに入るんだ?

 

 どれだけ小さいのか、タバコの箱か何かあれば、わかりやすいんですが、うちには無いので、代わりに常備しているユンケルと比較。

 
 

 Photo_2

 
 

 ボイスレコーダーなんて、裁判傍聴には持って行けないし、プレジデント誌連載での弁護士インタビュー取材では、一字一句拾う必要はない(頂戴したコメントを全面的に載せるコーナーではない)ので、ノートにメモすれば十分なんです。

 なので、ライターという職業にもかかわらず、ボイスレコーダーは最近パッタリ用無しになっていて、ひさびさに旧式のヤツのスイッチを入れたら、うんともすんともいわなくなってました。

 来週に、最高裁判所研究の第一人者である学者さんとお会いするので、そのインタビューにて、この新レコーダーを使い初めいたします。

 そのインタビュー取材は、私自身が作った仕事なので、ほかにも外部から、インタビュー取材の仕事が、ドシドシ入りますように! 運気が上がるといいなぁ。

 

 そうそう、最近では、ボールペンにボイスレコーダーが組み込まれてるヤツがあったりするんですよね。 そりゃエグイなぁ~!

 だったら、○○に持ち込んだり、○○の○○を盗み聞きしたり……!

 うひょぉ~~、夢が広がるぜ!?

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2009年5月11日 (月)

被告人TKに有罪判決

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 ま~~たまた、傍聴券の抽選に外れてしまいました。

 ちくしょーい! 大阪でも、くじ運の悪さは一緒かーい!

 どうやら、おととしに「爆笑お言葉集」を上梓した時点で、だいぶ人生の運を使い果たしてしまったようですな。

 もし、抽選番号が5番ずれてたら当たってました。

 あと1分ぐらい遅く起きて、1分遅く行列に並んでたらよかったんかな。

 そげんこと書いたっちゃ、仕方なかばってん。

 

 次に、こういう耳目を集める裁判があるとすれば…… 例の秋葉原の事件ですかね。

 昨年夏の段階で起訴されましたけれども、精神鑑定などで、いろいろと長引いているみたいです。

 6月22日に、ようやく第1回の公判前整理手続きが行われるようですから、そのときに、初公判の日とか判決期日まで決まる可能性があります。

 

 報道によると、音楽プロデューサー小室哲哉氏に、懲役3年、5年間の執行猶予の判決が出たそうですね。

 執行猶予は懲役3年以下でないと付けられませんし、執行猶予期間の上限は5年間ですから、実刑スレスレの執行猶予判決、ということがいえそうです。

 裁判長は、アノ杉田宗久さんでしたから、被告人TKに握手を求めて「がんばりや」と声をかけることも期待されたのですが、残念ながらそういう情報は入ってきておりません。

 中学校のとき、リアルにTMネットワーク聴いてましたからね。「Get Wild」を最初に聴いたときは衝撃的でした。

 今は、中田ヤスタカとPerfumeのおかげで、テクノポップブームですから、わりと近いところにあるTKサウンドの復活も、ありえなくはないですね。

 

 もちろん、大物は逃しても、一般の刑事裁判は観てきました。

 自動車運転過失傷害の事件。被告人は60歳代の男性。同居する妻が精神疾患にかかり、義母の介護の負担もあるということで、いろいろと考え事をしながら普通乗用車を運転。

 上り坂でスピードをあげてしまい、横断歩道を横断中の歩行者に気づくのが遅れ、はねてしまい、下半身不随の重傷を負わせてしまいました。肘から下も動かなくなってしまったようです。

 被告人には20年前にも、同様の前科がありました。夜間に残業していて、居酒屋で夜食をとり、そのときについ酒を飲んでしまい、クルマで会社へ戻る途中に居眠りして、人をはねたとのこと。

 そのことへの深い反省もあったのでしょう。被告人は今回、被害者が入院する病院へ、毎日見舞いに行ったそうです。事故直後は、被害者自身とは面会できませんでしたが、その家族とは顔を合わせて謝罪を続けます。「もう、クルマには乗りません」とも誓いました。

 被告人は対人無制限の任意保険に入っており、入院治療費は保険でまかなえましたが、加えて個人的に10万円を包み、見舞金として持って行っています。被害者からはその受け取りを拒否されました。

 約2週間後、家族から「気持ちはわかりましたから、毎日病院に来なくていいですよ」といわれ、それからは1~2週間に1度のペースにはなったものの、被害者や家族からは、その誠実な謝罪の気持ちが伝わったようです。

「わざとやったことではないのだし、重い処罰は求めません。関係機関に任せます」と、被害者本人から寛大な言葉を得て、減刑嘆願書も作成されました。

 被告人自身も、肝臓ガンの疑いがあって入院する必要があったのですが、自分の裁判が終わるまでは入院を拒否し、償いを優先させたのです。

 「すみません」は、言葉よりも態度で示さなければならないという、いい見本なんでしょうね。

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2009年5月10日 (日)

偶然の確率は、決してゼロじゃない?

>>> 同姓同名詐欺:無職の女に1年6月求刑 /石川

 同姓同名で生年月日も同じ女性の預金を引き出したとして詐欺罪に問われた金沢市内の無職の女(38)の論告求刑公判が8日、金沢地裁(入子光臣裁判官)であり、検察側は懲役1年6月を求刑した。判決は6月16日。
 起訴状によると、女は昨年9月24日、市内の銀行窓口で被害女性になりすまし、通帳をなくしたと偽って再発行させ、この日と26日の2回にわたり計約54万円を引き出した、とされる。 (5月9日15時1分配信 毎日新聞)

 
 

 去年の11月に被疑者が逮捕された当時の、毎日新聞の記事によりますと……

 被疑者の女と、被害者の女性は、氏名・生年月日・口座を開いている銀行まで同じだったといいます。

 被疑者の女は、国民健康保険の保険料を滞納しており、金沢市は、被害女性の口座番号を記載した差し押さえ通知書を、その女に送ってしまいました。

 金沢市は、同一人物が複数の口座を持っていたと思いこみ、残高が多い口座を選んで差し押さえたんだそうな。

 同姓同名だが別人の口座の存在を知り、「しめしめ」と思った女は、銀行で通帳を無くしたとウソを言って、女性の口座の通帳を再発行させ、現金37万円を引き出したとのこと。

 もし、保険証など写真がない身分証明書なら、十分に偽ることが可能でしょうね。 生年月日まで一緒なんですからね。

 同姓同名で生年月日が一緒なら、占いでの運勢はあまり変わらない気もしますけど、実際、これだけ運命が食い違っているのですから、人生わからないものです。

 3月には大阪市でも、職員が間違えて、同姓同名で生年月日も同じで、同じ銀行に口座を持ち、しかも口座の銀行支店名まで一緒だった、別のちゃんと納税していた女性の預金を差し押さえてしまったという話もあります。

 ここまで偶然が揃うと、チョンボを犯した職員をあまり責められないような気も……。

 

 ちなみに私の場合、1億2千万人の中に、同姓同名の人がいるのかどうか、疑わしいぐらいです。下の名前すら、同じ人に会ったことがないので。

 ま、こういう詐欺に遭う可能性はゼロなので、いいのですが、

 たとえば、ネット通販でエッチなDVDを買ったりするときは、個人があっさり特定されてしまうので、あんまり知名度が上がらないように気をつけます。

 「へぇ~、爆笑お言葉集のライターは、こういう趣味があるのか~」と、通販業者にこっそりニヤニヤされたら悔しいし。

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2009年5月 9日 (土)

国会議員の「世襲」と「職業選択の自由」

 ひさしぶりに、時事ネタでいってみます。

 もともと政治家だった家族や親戚の、いわゆる「地盤・看板・カバン」を引き継いで、あっさりとはいかずとも、かなり有利な条件で当選できてしまう「世襲議員」。

 その世襲議員が、国会議員や閣僚の多くを占めている現状があると。

 だから、一般ピープル候補の新規参入ができなくなっていると。

 そして、世襲議員が総理大臣になっても、途中でいきなり辞めちゃったり、逆に解散の約束を反故にして、地位にしがみついたりしていると。

 そうした世襲議員の立候補を制限しようという話が持ち上がっているのは、報道などでご存知の通りだと思います。

 

 立候補を制限するのは、憲法22条1項で保障された「職業選択の自由」を侵害するからダメなんだ、せめて政党内の自主規制にとどめるべきだという議論があります。

 しかし、職業選択の自由も、絶対的な人権ではありません。 私は、法律によって、世襲議員の立候補に制限をかけることもできると考えます。

 制約のしやすさですが、「精神的自由」よりも、「経済的自由」のほうが、より制約しやすいというのが、憲法の一般論です。

 商売・金儲けよりも、人としての思想や感情のほうが大事だと、憲法は一律に考えているのです。

 職業選択の自由は、いちおう経済的自由に分類されますが、国会議員という職業を選択するというのは、むしろ精神的自由に近いのかなと思います。

 そこは「経済的自由と精神的自由の中間的性格」として、特別に修正したほうがいいような気もします。

 そこで、制約の目的が、いちおう合理的で、制約の手段は、ギリギリ必要最小限にとどめていたときに、はじめて制約ができるという基準を立ててみましょう。

 世襲議員にも、庶民の気持ちをキッチリ想像できる優秀な方もいれば、そうでない方もいます。 世襲議員の立候補を、十把一絡げに制限するというのは、行き過ぎとも思えますが、一般の候補者に比べて、明らかにスタートラインが違う場合が多いと思うのです。

 100メートル走なら、70メートルとか80メートル地点からスタートするような、不公平さがぬぐえません。

 なので、制約する目的は合理的でしょう。

 また、世襲議員の立候補を一律に禁止するのは行き過ぎでしょうが、「両親や親族の七光り」「後援会の威光」が及びにくい、まったく別の選挙区で立候補するなら、まぁいいでしょう。

 そうなれば、制約の手段もギリギリ最小限といえそうです。

 よって、同じ選挙区、あるいは周辺の選挙区で「世襲」を受け継ぐのを、法律で禁じるだけなら、世襲議員の職業選択の自由を不当に侵害せず、合憲であると考えます。

 

 ……まるで、司法試験の論文答案みたいになりましたので、付け加えますが、その候補者が世襲であることを、選挙ポスターでわかるようにしてはどうでしょうかね。

 ポスターの隅に、(世)マークを付けるとか。

 あるいは、世襲2世議員のポスターの大きさは、通常の半分までしか認めないとか。 3世議員は4分の1までにしてみたり。

 ただ、ポスター掲示場で並べてみた場合、ほかより小さいとかえって目立つかな。

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2009年5月 7日 (木)

次回作のタイトル決定!

訪問者の皆さまにお尋ね (2/25)

 

 ↑のエントリで、皆さんのご意見を頂戴していた件ですが、次回の著書のタイトル(6月上旬発売予定)が、本日決定いたしました。

 皆さんに好評だった「悪魔の法律用語辞典」ですが、いったんはタイトル会議の議題に乗ったとのことです。

 しかし、「内容が伝わりにくい」とのことで、あえなく却下。

 あとは、最近流行の“意表を突く書名”の傾向を採り入れて、「あなたは憲法を守らなくていい」というタイトル案を出していました。

 やらしい話、かなり自信があったのですが、

 「堅苦しい憲法論の本だと思われたらいけない」ということで、こちらも却下。

 

 そして、
 「ズレまくり!正しすぎる法律用語」
 で、正式に決定したそうです。

 

 「正しすぎる法律用語辞典(仮)」という仮タイトルの要素を、大幅に採り入れていただいたのはありがたいです。

 ただ、仮タイトルが元になっているだけに、少しインパクト不足かな? とも思いましたけれども、きっと大丈夫でしょう。

 「正しすぎる法律用語辞典」なら、正しすぎる(正直すぎる)のは「辞典」ということで確定するのですが、「正しすぎる法律用語」だと、法律用語が正しすぎるとも、本の説明が正しすぎるとも、どちらの意味にも取れてしまいます。

 担当編集の方からは「どちらに取れてもいいのだ」というお話がありました。 たしかに、ダブルミーニングは面白い試みです。 その複雑な遊びの意図が、世の中へ伝わればいいなと願います。

 

 デビュー著書の「裁判官の爆笑お言葉集」のときは、タイトルが大げさすぎて、違和感すら抱いていましたが、その違和感もどこ吹く風。

 結果的に、老若男女たくさんの方に読んでいただけて、反響も多く頂戴しました。

 あの経験により、「本のタイトルはインパクト勝負なんだ」と、この業界の定石を学びました。

 

 今回のタイトルは逆に、おとなしいように見えるので、少し心配です。 もしかしたら、これぐらいの加減で、ちょうどいいのかもしれませんけれども。

 そんな中でも、「ズレまくり!」の部分が、インパクトの要かと思いますので、ここの効き目がどう出るかが勝負の分かれ目。 私の心配が杞憂であると信じています。

 そして、タイトル会議では、「著者の意向」をめぐって、担当編集者が上層部と、最後まで懸命に戦ってくださったようなので、心から感謝しています。

 あとは、この「ズレまくり!正しすぎる法律用語」という正式タイトルをもって、ほかの面白そうな大量の新刊に、いかに立ち向かい、挑んでいくか、できるかぎりの策を練りたいと思います。

 タイトルの引きだけでなく、装丁やオビ文、口コミなど、ほかの手段で最終的に、自分の書いたモノが、たくさんの方々の目に触れれば、それで私の仕事は報われます。

 決して、おとなしい内容の本じゃないと思いますので、皆さん、どうかよろしくお願いします。

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「ぐっとくる条例」洗い出し作業【中部地方】

===== 三重県 =====

 

○名張市 モラル都市宣言
平成13年9月27日議決

我が国の現状は、社会全般にわたりモラルの低下がはなはだしく、誠に憂慮に耐えないものがあります。その中にあって青少年の心身の荒廃も目を覆うものがあり、心身のバランスのとれた青少年を育てるべく家庭、学校、地域社会におけるモラルの再建は必要かつ緊急の課題となっています。
次代の日本を担い明日の名張市を築く青少年が、心身ともに健康にして、幅広い視野と正しい見識を有し、各々の個性と能力を発揮して、社会有為の人材へと成長を遂げることは、私たち名張市民の切なる願いであります。
この願いを実現するために、すべての市民と議会、行政が一体となって、道徳性の向上のために英知を結集し、青少年の健全育成に努めることを誓い、ここに名張市をモラル都市とすることを宣言します。
1 家庭の中で、正しい言葉づかいと挨拶を身につけ、家族が助け合って生活し、お互いの絆を強めます。
1 青少年に日本の歴史・伝統・文化を伝え、かけがえのない郷土と日本への愛情を育みます。
1 豊かな自然との触れ合いを通して、生命の尊さと自然への畏敬の心を養います。
1 ボランティア活動を通して、社会の一員としての自覚を促し、地域、国家、国際社会に貢献する使命感を培います。
1 大人が率先して生き方を正し、よりよい教育環境を築き、青少年の自律心と向上心を高めます。

 

○熊野市 若返りクラブ事業実施要綱
平成18年3月31日
告示第39号
(目的)
第1条 この告示は、地域住民団体等の参加と協力のもとに、家に閉じこもりがちな高齢者に対して、集会所や保育所の空室等を利用して、教養講座や趣味活動等の各種サービスを提供することにより、高齢者の孤独感の解消及び生きがい活動の支援を図ることを目的とする。
(実施主体)
第2条 この事業の実施主体は、熊野市とする。ただし、事業運営の一部を社会福祉法人熊野市社会福祉協議会、NPO法人、地元住民による団体(以下「実施団体」という。)に委託することができる。
(実施施設)
第3条 この事業の実施施設は、公民館、集会所、保育所の空室等、この事業を適切に実施できると市長が認めた施設とする。
(利用対象者)
第4条 この事業の利用対象者は、市内に居住するおおむね65歳以上の高齢者で、家に閉じこもりがちな者とする。
(事業内容)
第5条 この事業の実施に当たっては、地域の実情に応じた自主的な取組を基本とし、地域住民団体等の参加と協力のもとに、教養講座、趣味活動、スポーツ活動、創作活動、日常動作訓練その他実情に応じて提供できるサービス等を行うものとする。
(利用人員)
第6条 この事業の1日当たりの利用人員は、5人以上とする。
(事業の運営)
第7条 この事業の運営は、1日2時間、月4日以上を標準とする。
(利用者負担)
第8条 この事業の利用者は、原材料代及び食材料費等実費相当分を負担する。
(事業実施上の留意事項)
第9条 実施団体は、事業の実施に当たっては、次に掲げる事項に留意し、事業の円滑かつ効果的な運営に努めるものとする。
(1) 施設内での事故発生防止に十分配慮し、事故賠償保険への加入を行い、事故対策に万全を期すこと。
(2) 行政機関及び地域包括支援センターその他医療・保健・福祉機関との連携を図り、利用者の健康状態や衛生管理に十分配慮すること。
(3) 活動状況を若返りクラブ事業実施報告書(別記様式)に記録すること。
附 則
(施行期日)
1 この告示は、平成18年4月1日から施行する。
(熊野市たまり場整備事業実施要綱の廃止)
2 熊野市たまり場整備事業実施要綱(平成17年熊野市告示第38号)は、廃止する。

 

===== 愛知県 =====

○津島市 祖先の遺産を守り育てる条例
昭和53年12月25日条例第40号

(目的)
第1条 この条例は、郷土の人と風土にはぐくまれた歴史的・文化的事物又は先人の足跡を祖先の遺産として保存し、活用することにより、市民文化の向上に資するとともに、次代に継承していくことを目的とする。
(定義)
第2条 この条例で「祖先の遺産」とは、次に掲げるもので、学術的、文化的、芸術的及び歴史的価値を有するもの(以下「遺産等」という。)をいう。ただし、他の法令等で既に指定されているものを除く。
(1) 建造物及び遺構、家具、民具、工芸品、書画、文書その他の有形のもの
(2) 動物、植物、池、堀、風致、景観その他自然に関するもの
(3) 民俗芸能、風俗、慣習、民話、伝承、方言その他無形のもの
(4) 史跡、遺跡及びその出土品、街路、地名その他土地に関するもの
(5) その他前各号に定めるものと一体をなしてその価値を形成しているもの及び関連するもの
 (※以下略)

 

○北名古屋市 回想法事業実施要綱
平成18年3月20日
告示第46号
(目的)
第1条 この要綱は、高齢者が懐かしい生活用具などを教材に、かつて経験したことや過去のことに思いを巡らすことにより、介護予防、認知症防止を図るとともに、健やかで活力のある地域づくりを推進し、高齢者福祉の向上を図ることを目的とする。
(実施主体)
第2条 この事業の実施主体は、北名古屋市とする。ただし、利用者、サービス内容及び利用者負担の決定を除き、その業務の運営の一部又は全部を適切に事業運営ができると認められる社会福祉法人又は民間事業者等に委託することができるものとする。
 (※以下略)

○青い地球を未来へ ―豊山町環境宣言―
平成10年12月4日
議決
宇宙から見る地球は青く輝く美しい星です。
数知れない生命を育んできた地球は今、存亡の危機に直面しているといっても過言ではありません。
人間は、山や森、川、海を破壊し、空や土、水を汚しつづけてきました。そのために、あまたの生命が失われつつあります。
私たちは自らの欲望が引き起こした現実を深く反省し、今こそ英知を集め、行動を起こさなくてはなりません。
わたくしたちは宣言します。
私たちの町、学校、職場、地域、家庭、そして一人ひとりが、生活や社会のあり方を見直し、すべての生きものが共に平和に生きられる文化を創り出すため、考え、そして行動します。
青い地球を、未来の子供たちへ引き継ぐために。

 

○扶桑町 地球環境保護宣言 ENVIRONMENTAL PROTECTION DECLARATION
平成4年9月23日制定

かけがえのない地球、誕生以来45億年という時の流れの中で自らいとなみ、そして生命を育んできた。
地球、それは人類を含む全ての生きとし生けるものの共通の住みかであり、財産である。
その地球は今、人類の欲望のために自らいやす力を失い破滅への道をたどろうとしている。
地球は病んでいる。
地球は助けを求めている。
今立ち上がらなければなりません。我々と未来の世代のために。
私たち扶桑町民は宣言します。
もっと自然を大切にし、環境にやさしい文化をつくっていくことを、家庭で地域で環境を守るための活動に参加することを、
そして、その輪をさらに広めることをめざして。
地球に人類の良心を示そう。
愛する地球のために……
小さなまち、扶桑町から日本と世界の人々に向けて。
1992.9.23 愛知県丹羽郡扶桑町
Our cherished earth has developed on its own for an amazing 4.5 billion years.It has been a home and great treasure for all of its living creatures.Now,the earth is losing its ability to replenish its resources because it has been meeting the wants and desires of its people.
THE EARTH IS GETTING WEAK.
THE EARTH IS CRYING FOR HELP.
We must do something about this now for the sake of us and future generations.
THIS IS THE DECLARATIONS OF THE FUSO CITIZENS.
We must encourage our local communities and families to care more for nature and build a culture which is more friendly toward the environment. This should be strongly promoted.
FOR THIS EARTH THAT WE LOVE,
WE MUST SHOW THAT HUMANS HAVE A CONSCIENCE.
This is a message from the small town of Fuso to the people of Japan and of the world.
september 23,1992 Town of Fuso,Aichi,Japan

 

===== 静岡県 ===== 

○静岡市 めざせ茶どころ日本一条例
平成20年12月12日
条例第160号
<前文>
静岡市では、「養生の仙薬」といわれるお茶が鎌倉時代から栽培されてきた。市域の至る所に産地があり、静岡のお茶として全国的に有名な緑茶が生産されている。静岡市は、全国有数のお茶の集散地であり、茶業は、本市にとって重要な産業となっている。また、お茶に関する文化や伝統は、私たちの生活に深く浸透し、お茶は、私たちが豊かで健康的な生活を送る上で欠かせないものとなっている。
しかしながら、近年、生活様式や流通の変化により茶業の収益性及び集散地としての機能が低下し、静岡のお茶を取り巻く環境は、非常に厳しいものとなっている。
私たちは、先人たちが築き上げてきたお茶の伝統、文化、産業等を守り、静岡市を日本一の茶どころとして育て次代に引き継ぐため、この危機的な状況に立ち向かわなければならない。そのためには、市、市民及び茶業者その他の事業者等が互いに連携し、静岡のお茶により、だれもが心いやされ、交流の輪を広げられるように、静岡のお茶の魅力を高めていくための施策を総合的かつ計画的に推進していかなければならない。
そこで、私たちは、静岡のお茶に関する産業の振興及び市民の豊かで健康的な生活の向上を図ることを目指し、この条例を制定する。
(目的)
第1条 この条例は、静岡のお茶に関する伝統、文化、産業等を守り、静岡市を日本一の茶どころとして育て次代に継承していくための基本理念並びに茶業者、市民及び市の役割を明らかにするとともに、これに基づく施策を総合的かつ計画的に推進するための基本的な事項を定め、もって静岡のお茶に関する産業の振興及び市民の豊かで健康的な生活の向上を図ることを目的とする。
 (※以下略)

 

○浜松市 ユニバーサルデザイン条例
平成14年12月17日
浜松市条例第100号
<前文>
すべての人が個人として尊重され、安心、安全で快適な暮らしができることは、私たち浜松市民の願いです。
こうした社会を実現するためには、社会における様々な障壁(バリア)をなくすとともに、すべての人が差別されることなく、自らの意思で自由に行動し、あらゆる分野の活動に参加する機会を得ることができるよう、人づくりや環境づくりを進めていく必要があります。
私たちは、一人ひとりが思いやりの心をもって主体的に行動するとともに、市民、事業者及び市が協働して、ユニバーサルデザインによるまちづくりを推進することにより、思いやりの心が結ぶ優しいまちを実現し、これを世界へ広め、後世に引き継いでいくために、この条例を制定します。
第1章 総則
(目的)
第1条 この条例は、ユニバーサルデザインによるまちづくりを推進するため、その基本理念及び基本的な事項を定めるとともに、市民、事業者及び市のそれぞれの役割を明らかにすることによって、すべての人が安心、安全で快適に暮らすことができる社会を築くことを目的とする。
 (※以下略)

○浜松市 音・かおり・光環境創造条例
平成16年3月23日
浜松市条例第31号

(目的)
第1条 この条例は、人に潤いや安らぎを与えてくれる音・かおり・光資源を保全するとともに、市民及び事業者の日常的な生活や事業活動に伴って発生する人に不快感や嫌悪感を与える騒音、悪臭及び光害(以下「感覚公害」という。)の防止に、市民、事業者及び市が協働して取り組んでいくための各々の責務を明らかにし、もって市民が求める快適な生活環境の創造に資することを目的とする。
(定義)
第2条 この条例において、次の各号に掲げる用語の意義は、それぞれ当該各号に定めるところによる。
(1) 快適な生活環境の創造 生活に潤いや安らぎを与えてくれる音・かおり・光並びにそれらを生み出す自然、伝統及び文化を保全し、及び将来にわたり維持していくとともに、日常生活の快適性を阻害する感覚公害を防止することをいう。
(2) 光害(ひかりがい) 照明器具又は光源(以下「照明器具等」という。)から発せられる光のうち、その目的とする照射範囲の外に漏れる光(以下「漏れ光」という。)又は過剰な輝きが周辺に及ぼす安眠の妨げ、天体観測への影響、道路標識、信号機等の視認性の低下等の影響のことをいう。
 (※以下略)

 

○浜松市 ギフチョウの保護に関する条例
平成17年6月1日
浜松市条例第140号
(目的)
第1条 この条例は、市内に生息するギフチョウが、現在及び将来における市民のかけがえのない財産であることにかんがみ、市及び市民等が一体となってその保護を図り、これを次代に継承することを目的とする。
(用語の定義)
第2条 この条例において、次の各号に掲げる用語の意義は、当該各号に定めるところによる。
(1) 市民等 市内に居住し、若しくは滞在し、又は市内を通過する者をいう。
(2) 保護地域 静岡県自然環境保全条例(昭和48年静岡県条例第9号)第10条第1項の規定に基づき指定された渋川自然環境保全地域をいう。
(3) 採取等 採取、捕獲、殺傷及び損傷をいう。
 (※以下略)

 

○三島市 地球温暖化防止都市宣言
平成10年3月24日
決議
私たちは、豊かで便利な生活を享受してきたが、近年、社会経済の変化の中で、地球の温暖化が急速に進行し、人類の生存基盤に大きな影響を及ぼすことが憂慮されている。
次の世代のために、私たちは、これ以上地球温暖化が進むことに、歯止めをかけなければならない。
平成9年12月に開催された地球温暖化防止京都会議では、温暖化防止のために、二酸化炭素を削減する国際的枠組みが決められた。
現在、企業が排出する二酸化炭素の量は、ほぼ横這いの状態である。
しかし、家庭からの排出量は増加傾向にあり、今後、これ以上温暖化が進むと、21世紀末までには、地球の平均気温が現在より約2度上がり、海面の上昇により日本の砂浜の約7割が消失すると言われている。
今こそ、市民一人一人が環境に配慮した生活(エコライフ)を実践することにより、地球温暖化防止を実現しなければならない。
よって、本市は、市民・企業・行政が三位一体となって、地球温暖化防止を推進することを決意し、ここに三島市を「地球温暖化防止都市」とすることを宣言する。
平成10年3月24日
三島市

 

○藤枝市 すこやか・緑園都市宣言について
平成6年9月22日
市民の健康と自然との調和のとれたまちづくりを推進するため、次のように宣言する。
すこやか・緑園都市宣言
わたくしたちのまち藤枝市は、豊かな自然に恵まれ志太榛原地域の政治・経済・文化の中核都市をめざして発展してきました。
今日、長寿社会を迎え、人々が生涯にわたって心身ともに「すこやか」に過ごすため、市民総ぐるみの健康づくりに励むことが大切であります。
また、緑あふれる自然は、市民共有の「緑園」として、わたくしたちの生活にうるおいとやすらぎをあたえます。
わたくしたちは、人と自然との共生を図り、市民一人ひとりが健康で思いやりのある地域社会の創造をめざし、生きがいと活力に満ちた緑さわやかなまちづくりを進めるため、ここに藤枝市を『すこやか・緑園都市』とすることを宣言します。

 

○御前崎市 家具転倒防止事業実施要綱
(平成20年4月30日告示第47号)
(目的)
第1条 この告示は、高齢者が居住する住宅内にある家具を金具等で固定すること(以下「取付事業」という。)により、高齢者の地震に伴う家具の転倒、散乱による被害を防止又は軽減することを目的とする。
(定義)
第2条 この告示において「家具」とは、タンス、食器棚、テーブル、冷蔵庫等で地震発生時に転倒することにより、生命の危険又は傷害を及ぼす可能性のあるものをいう。
(対象世帯)
第3条 取付事業を受けることができる世帯は、次に掲げる世帯とする。
(1) 市内に居住する65歳以上のひとり暮らし世帯又はふたり暮らし世帯
2 その他、市長が特に必要と認めた世帯
(費用負担)
第4条 取付事業に係る費用は、市が負担するものとする。
(申請手続)
第5条 取付事業を受けようとする世帯は、家具転倒防止金具等取付申請書(様式第1号)を市長に提出しなければならない。
[様式第1号(第5条関係)]
(決定通知)
第6条 市長は、前条の規定による申請書の提出があった場合は、その内容を審査の上、家具転倒防止金具等の取付けの可否を判断し、その旨を家具転倒防止金具等取付(可・否)決定通知書(様式第2号)により当該申請者に通知するものとする。
[様式第2号(第6条関係)]
(取付事業の委託)
第7条 取付事業は、御前崎市建築組合に委託して行うものとする。
(取付事業の内容等)
第8条 取付事業の内容は、次に掲げるとおりとする。
(1) 取付の方法は、別表及び「地震による家具の転倒を防ぐには」(家具の転倒防止対策に関する検討委員会発行)を基準とすること。
(2) 転倒防止金具等を用いて柱、壁、床等に固定すること。
(3) 家具の固定は、家具5台までとすること。
(4) 家屋の柱、壁、床等の補強は、行わないものとする。
[別表第1号(第8条関係)]
(報告)
第9条 第7条の規定により取付事業を受託した御前崎市建築組合は、取付事業
[様式第3号(第9条関係)]
(免責)
第10条 この告示による取付事業により固定された家具が、転倒し被害等が発生した場合は、市及び御前崎市建築組合は、その責めに帰すべき理由によるものを除き、その損害賠償の責めを負わないものとする。
(補則)
第11条 この告示に定めるもののほか、必要な事項は、市長が別に定める。
附 則
この告示は、平成20年5月1日から施行する。
別表第1(第8条関係)
家具転倒防止金具等取付基準
区 分    固  定  方  法
タンス    横板を渡した後、上部をL字金具、ベルト、チェーン等で2箇所以上固定する。
二段タンスは、分割面を連結金具で前後左右を固定する
食器棚    タンスに準じる。
開き戸には、開き防止金具を付ける。
テーブル
(食卓)
    脚部をL字金具で床に固定する。
冷蔵庫    背面の取手部分と壁をベルト、針金等で固定する。
テレビ    台と一緒に専用ベルトで固定し、更に壁に固定する。
電子レンジ    穴空き金具を裏面左右に取り付け、壁面と金具等を固定する。
その他    可能な限り壁等に固定する。

(注) 固定に使用するビスは、32ミリメートル以上とし、1箇所当たり複数本使用すること。

 

○姉妹縁組書
平成7年11月11日
新潟・埼玉・広島・愛媛・鹿児島の吉田町は同名の縁で結ばれたきずなを糧として、産業・教育・文化における相互交流により友好と親善を深め、生活文化の向上を図ってきた。ここに静岡県の吉田町を迎え姉妹町の縁組を結ぶ。
平成7年11月11日
新潟県吉田町長
埼玉県吉田町長
静岡県吉田町長
広島県吉田町長
愛媛県吉田町長
鹿児島県吉田町長
立会人
新潟県吉田町議会議長
埼玉県吉田町議会議長
静岡県吉田町議会議長
広島県吉田町議会議長
愛媛県吉田町議会議長
鹿児島県吉田町議会議長

===== 岐阜県 =====

○高山市 いじめのない明るい都市づくり宣言
平成7年6月20日
宣言
いじめは人間としての権利、尊厳を侵害する行為であり、許されるものではありません。しかし、今後どこにでもだれにでも起こりうるものであります。
いじめや不登校の背景には、学歴偏重の社会、また、物質的豊かさが中心で心の豊かさを見失いがちな社会風潮など現代社会の歪みが複雑に絡み合っていると考えられます。
この問題の解決には、いじめの多くが学校における人間関係の中から派生している現状から、学校は児童生徒や保護者との信頼関係の一層の充実をはかり、一人ひとりの子どもと関わる時間の確保に努めるなかで人権意識を育み「開かれた学校」を目指し、それぞれの家庭では思いやりや善悪の判断など人間として基本的なしつけの徹底を、地域社会においては遊びや生活体験をとおして子どもの自主性・社会性を伸ばしていかなければなりません。子どものシグナルを的確にとらえ、学校・家庭・および地域が一体となった早期対応と連携した活動が望まれます。
子どもが夢を持ち、安心して学び遊ぶことのできるまちを目指す高山市は、市民の総意を結集し、いじめのない明るい都市づくりを宣言します。
平成7年6月20日 高山市

 

○多治見市をごみの散らばっていないきれいなまちにする条例
平成15年12月22日条例第40号
(目的)
第1条 この条例は、ごみの散らばっていないきれいなまちづくりを総合的に、しかも計画的に推進するために必要な事項を定めることにより、市、市民等、事業者、飼い主、土地所有者等と自主活動団体が一緒になって、環境の美化を図るとともに、市民の生活環境を向上させることを目的とします。
 (※以下略)

 

○美濃加茂市の色
昭和49年11月9日告示第46号

美濃加茂市の色

水の青
コバルトブルー

JIS
16―14―6

(選定理由)
ラインの清流を象徴し、母なる木曾川の水と調和し、青年都市としての若さとさわやかさを表わす色 これをラインブルーと名づける。

 

○本巣市 交通ママさん設置要綱
平成16年2月1日
告示第1号
(目的)
第1条 この告示は、交通安全に理解と熱意をもつ女性を交通ママさんに委嘱し、交通安全に関する教育、奉仕活動等により交通事故防止に努め、安全なまちづくりを推進することを目的とする。
(名称)
第2条 この告示によって委嘱された者は、本巣市交通ママさん(以下「交通ママさん」という。)と称する。
(委嘱)
第3条 交通ママさんは、市長が委嘱する。
(任期等)
第4条 交通ママさんの任期は、1年とする。
2 交通ママさんは、再委嘱されることができる。
3 交通ママさんは、非常勤とする。
(定数)
第5条 交通ママさんの定数は、22人以内とする。
(報酬及び費用弁償)
第6条 交通ママさんの報酬及び費用弁償は、本巣市非常勤の特別職職員の報酬及び費用弁償に関する条例(平成16年本巣市条例第39号)に定めるところにより支給するものとする。
(職務)
第7条 交通ママさんは、次に掲げる職務を行うものとする。
(1) 街頭指導
(2) 交通安全教育
(3) 交通安全クラブの育成指導
(4) 前3号に掲げるもののほか、市長が交通安全上必要があると認める事項
(公務災害)
第8条 交通ママさんは、公務上の災害を受けた場合には、本巣市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例(平成16年本巣市条例第37号)の適用を受けるものとする。
(補則)
第9条 この告示に定めるもののほか、交通ママさんに関し必要な事項は、市長が別に定める。

===== 長野県 =====

 

○松本市 <献血・献眼・献腎>三献運動推進都市宣言
平成9年3月13日
宣言
健康は、私たちすべての願いである。
病気やけがで、輸血を必要としている人がたくさんいる。また、視覚障害で視力を失った人や人口透析を続けている人がいる。これらの人々の根本的治療法は、角膜移植であり、腎臓移植である。
そのため、多くの人があたたかい善意の申出を待ち続けている。こうした願いをかなえるためには、献血・献眼・献腎の運動、三献運動の輪を大きく広げることが必要である。
私たち市民は、健康と生命を守る三献運動を推進し、共に支え合うあたたかいまち、健康で明るいまちを目指し、ここに松本市を「<献血・献眼・献腎>三献運動推進都市」とすることを宣言する。

  

○諏訪市 みやげ品推せん条例
昭和36年3月1日
条例第74号
(目的)
第1条 この条例は、優良なみやげ品を推せんしてその向上をはかり、もつて本市商工業の振興と観光事業の発展に寄与することを目的とする。
(みやげ品の推せん)
第2条 市長は、みやげ品の審査を行ない、優秀なものはこれを登録し、諏訪市推せんみやげ品(以下「推せんみやげ品」という。)として推せんする。
(推せん基準)
第3条 推せんみやげ品は、次の各号に掲げる要件を備えていなければならない。
(1) 主として本市において販売の目的をもつて県内で生産される加工食品みやげ品又は工芸みやげ品で、特に優秀と認められるもの
(2) 名称、意匠及び材料が本市にちなむ要素を有するもの
(3) 意匠が優美と認められるもの
 (※以下略)

 

○駒ヶ根市 市の昆虫の制定について
平成16年7月1日
告示第40号
駒ヶ根市の市の昆虫を下記のとおり制定する。

市の昆虫 ハッチョウトンボ
説明
ハッチョウトンボは、良好な自然環境を保つ里山の湿原に生息する世界最小種のトンボであり環境指標にも用いられているが、近年国内ではその数が減少しているとされている。駒ヶ根市にはこの貴重な昆虫が生息しており市民の保護活動によって数も増加している。このような市民の活動や市民共通の財産である恵まれた自然を未来に継承していくことには大きな意義があり、ハッチョウトンボは、こうした小さな命を守り育む駒ヶ根市民の願いや豊かな自然との共生を象徴するものである。

 

○駒ヶ根市 山岳安全都市宣言決議
昭和38年7月19日
宣言
崇高な山岳美を愛し、清閑な渓谷美を探訪する人類本然の熱望は年と共にたかまりつつあり、これに伴い地元はもとより各地より当市を訪れる登山観光客の数もまた激増の一途をたどりつつある現況である。
然るに近時その遭難件数、犯罪件数もこれに比例して著じるしく増加していることは極めて遺憾である。
このときにあたり、山にかかわる下記一切の事故をなくし山の平和を確立することは明るい観光都市建設のための必須要件であるよって本市議会の決議をもって「山岳安全都市」たることを宣言し、市民のすべての誠意と希望のもとにこの実現を期する。
      記
(1) 県立公園中央アルプス駒ケ岳及びこれに連なる山岳地帯の遭難事故を防止する。
(2) 観光地菅の台高原及びこれに連なる高原地帯の犯罪事故を未然に防止する。
(3) ロープウェー建設並びに運行に伴う工事事故及び運行事故、その他犯罪を防止する。

 

○大町市 山岳文化都市宣言

平成14年3月15日
議決
私たちの大町市は、雄大な北アルプスのパノラマを代表とする、四季折々の変化に富んだ豊かで美しい大自然に恵まれています。
北アルプスの山麓で生まれ、育ってきた市民は、その長い歴史を通じて、山岳がもたらす豊かな自然環境の恵みを受けながら、自然と人とが共生する独自の山岳文化を形成してきました。
私たちは、先人たちが守り育ててきた山岳文化を受け継ぎ、かけがえのない豊かで美しい自然を次の世代に伝えていかなければなりません。
21世紀を迎えた今日、身近な生活環境の改善から地球環境の保全まで、様々な環境問題への取り組みが重視される中で、本市においても、市民、事業者、行政等が協働と連携を図りながら、新しい時代の課題や要求に応える山岳文化の振興が求められています。
本市における山岳文化の拠点である山岳博物館開館50周年の節目にあたり、山岳博物館創設当時の理念に学びながら、「環境の世紀」と言われる21世紀にふさわしい山岳文化の発展と創造をめざして、大町市を自然と人とが共生する「山岳文化都市」とすることを宣言します。

 

○飯山市 冬のくらしを明るくする条例
昭和55年10月4日条例第22号
飯山市冬のくらしを明るくする条例
(目的)
第1条 この条例は、市と市民が互いに手をたずさえて、秩序ある道路の雪かたづけを行い、健康で文化的な明るい冬のくらしを築くことを目的とする。
(市の責務)
第2条 市は、前条の目的を達成するため、総合的な除雪計画を作成し、その的確かつ円滑な実施を推進するよう努めなければならない。
2 市は、前項に規定する除雪計画の実施推進に当たつては、市民にその周知徹底を図り、市民の協力を確保するよう努めなければならない。
(市民の責務)
第3条 市民は、除雪計画の推進に積極的に協力するとともに、自らの雪は自らの責任において処理するとする基本原則を守り、市民のくらしの確保に寄与するよう努めなければならない。
2 市民は、区長会その他の自治組織を通じ相互に協力し、自主的な除雪対策を実施するよう努めなければならない。
3 市民は、雪かたづけに当たつて、特に次に掲げる事項を守らなければならない。
(1) 道路における交通に支障のないよう適切な措置を講ずること。
(2) 河川、用排水路等(以下「河川等」という。)の流水に支障を及ぼさないよう適切な措置を講ずること。
4 市民は、住宅、車庫、へいその他これらに類するものを建築しようとする場合は、除雪等の障害とならないよう雪に対して十分配慮しなければならない。
(勧告)
第4条 市長は、除雪道路(市、国又は県によつて除雪される道路をいう。)に雪が人為的に放置され、著しく道路交通に支障となるおそれがあると認めるとき又は河川等への排雪方法が適切でないため流水に支障を及ぼすおそれがあると認めるときは、その雪の処理について必要な措置を講ずるよう勧告することができる。
(補則)
第5条 この条例の施行に関し必要な事項は、市長が別に定める。

 

○富士見町のアツモリソウ保護条例
平成19年5月15日
条例第12号
(目的)
第1条 この条例は、富士見町における自然環境保全のシンボルとして、自生するアツモリソウ及びホテイアツモリ(以下「富士見町のアツモリソウ」という。)が町民共有の財産であることにかんがみ、これを保護し、増殖を図ることを目的とする。
(町の責務)
第2条 町は、富士見町のアツモリソウを保護するための計画的な施策を策定し、実施するものとする。
(町民等の責務)
第3条 町民等は、富士見町のアツモリソウ保護に自ら努めるとともに、町が行う施策を協働して行うものとする。
(個体等の所有者の責務)
第4条 富士見町のアツモリソウの個体等の所有者は、富士見町のアツモリソウを保護することの重要性を自覚し、その個体等を適切に取り扱うよう努めるものとする。
(土地の所有者等の責務)
第5条 富士見町のアツモリソウの自生する土地の所有者又は占有者は、その土地の利用に当つては、富士見町のアツモリソウの保護に留意しなければならない。

(罰則)
第16条 町長の許可なくして第9条に規定する行為をした者又は第10条の規定による許可に違反した者は、10万円以下の罰金に処する。

 

○箕輪町 みのちゃんバス条例
平成16年3月22日
条例第18号
(設置)
第1条 交通弱者対策、地域交通の確保及び町民の福祉の増進に寄与するため、道路運送法(昭和26年法律第183号)第79条の規定により有償で運送の用に供するため自家用自動車(以下「みのちゃんバス」という。)を設置する。
(運行路線)
第2条 みのちゃんバスの運行路線は、町長が別に定める。
(使用料)
第3条 みのちゃんバスの使用料は、次のとおりとする。
使用者区分    使用料(1乗車につき)
大人   200円
小・中学生    100円
未就学児    無料

(運行及び管理の委託)
第4条 みのちゃんバスの運行及び管理を必要に応じ委託することができる。
(損害賠償)
第5条 前条の規定により運行及び管理の委託を受けた者は、その責に帰すべき理由によりみのちゃんバスをき損したときは、これを原状に復し、又は町長の認定する損害額を賠償しなければならない。ただし、情状により町長がこれによりがたいと認めたときは、この限りでない。
(利用者の責務)
第6条 みのちゃんバスを利用する者は、乗務員が安全確保のために行う職務上の指示に従わなければならない。
(委任)
第7条 この条例に定めるもののほか、みのちゃんバスの管理運営に関し必要な事項は、町長が別に定める。

 

○白馬村 残雪対策本部設置要綱

平成3年3月30日
要綱第1号

(目的)
第1条 豪雪による農家救済のため、白馬村残雪対策本部(以下「本部」という。)の設置に関し必要な事項を定めるものとする。
(事務所)
第2条 この本部を白馬村役場観光農政課に置く。
(組織)
第3条 この本部は、次の団体で組織する。
白馬村
白馬村議会
白馬村農業委員会
大北農業協同組合
北安曇農業改良普及センター
白馬村営農支援センター 農業技術普及部会
中信農業共済組合北アルプス支所
(役員)
第4条 この本部の円滑な運営を図るため、本部長に村長、副本部長に議長、農業委員会長及び副村長をもって充てる。
2 委員は、この本部の構成団体の代表者をもって充てる。
(幹事)
第5条 この本部に幹事若干名を置く。

 

○木島平村 農地を守り有効利用する村宣言
昭和60年12月19日議決・宣言
農地を守り有効利用する村宣言
農地は、我々先祖が幾多の苦難を乗り越え、拓き育ててきた財産である。
そして、この限られた財産を守り有効に利用することは、郷土を愛し、健康で豊かな生活を望む村民の願いである。
また、適切に管理された肥沃の農地を子孫の繁栄のために引き継ぐことは、現在に生きる我々の使命である。
しかるに、内外ともにきびしい農業情勢のなかにあって、兼業化の進展、農業労働力の高齢化、後継者難等、労働力不足のために地力は低下し、農地が荒廃しつつあることは憂慮に耐えない。
ここに、中核農家を育成し、農業を基礎とした地域産業の均衡ある発展を願い、住民の生活向上の観点から「農地を守り、有効利用する村」を宣言する。

===== 山梨県 =====

○山梨県 富士五湖の静穏の保全に関する条例
昭和六十三年十二月二十二日
山梨県条例第二十八号
山梨県富士五湖の静穏の保全に関する条例をここに公布する。
(目的)
第一条 この条例は、富士五湖地域の自然的、社会的特性にかんがみ、富士五湖の静穏の保全に関し必要な事項を定めることにより、富士五湖地域の良好な環境の保持増進を図り、もつてこの地域の均衡ある発展と県民の福祉の向上に資することを目的とする。
(定義)
第二条 この条例において、次の各号に掲げる用語の意義は、それぞれ当該各号に定めるところによる。
一 富士五湖 山中湖、河口湖、西湖、精進湖及び本栖湖をいう。
二 県民等 県民、旅行者及び滞在者をいう。
三 関係町村 身延町、山中湖村及び富士河口湖町をいう。
四 船舶 機関を用いて推進する船(船舶安全法(昭和八年法律第十一号)第二条第二項に規定する船舶で機関を用いて推進するもの及び主として水上の交通の取締りの用に供する船を除く。)をいう。
五 航行 機関を用いて船舶が進行することをいう。
六 操縦者 直接船舶を操縦する者及び船長をいう。
(平一五条例三八・平一六条例三三・平一七条例八四・一部改正)
(県民等の責務)
第三条 県民等は、富士五湖の静穏の保全に努めるとともに、県及び関係町村が実施する施策(富士五湖の静穏の保全に関する施策をいう。以下同じ。)に協力するものとする。
(県の責務)
第四条 県は、基本的かつ総合的な施策を実施するものとする。
(関係町村の責務)
第五条 関係町村は、県が実施する施策とあいまつて、地域の自然的、社会的条件に即した施策を実施するものとする。

(罰則)
第十九条 次の各号の一に該当する者は、三十万円以下の罰金に処する。
一 第六条第一項の規定に違反して、船舶を航行させた操縦者
二 第十四条第三項の規定による指示に従わないで、船舶を航行させた操縦者
(平四条例二三・一部改正)
第二十条 次の各号の一に該当する者は、二十万円以下の罰金に処する。
一 第八条第一項の規定による届出をせず、又は虚偽の届出をして船舶を航行の用に供した当該船舶の所有者
二 第十六条第一項の規定による立入検査を拒み、妨げ、又は忌避した者
(平四条例二三・一部改正)
第二十一条 第十条の規定による届出をせず、又は虚偽の届出をして船舶を航行の用に供した船舶所有者は、十万円以下の罰金に処する。
(平四条例二三・一部改正)
第二十二条 法人の代表者又は法人若しくは人の代理人、使用人その他の従業者が、その法人又は人の業務に関し、第三条の違反行為をしたときは、行為者を罰するほか、その法人又は人に対して各本条の罰金刑を科する。

 

○山梨県 富士五湖水上安全条例
昭和四十八年三月三十一日
山梨県条例第八号
山梨県富士五湖水上安全条例をここに公布する。
(目的)
第一条 この条例は、富士五湖の水上における交通の安全と事故の防止を図り、及び水上の交通に起因する障害の防止に資することを目的とする。
(昭六三条例三六・一部改正)
(定義)
第二条 この条例において、次の各号に掲げる用語の意義は、それぞれ当該各号に定めるところによる。
一 水域 山中湖、河口湖、西湖、本栖湖及び精進湖をいう。
二 船舶 機関又は帆を用いて推進する船をいう。
三 操縦 船舶をその本来の用い方に従つて用いることをいう。
四 航行 船舶を操縦して進行することをいう。
五 操縦者 かじ又はだ輪を操作して直接船舶を操縦する者及び船長をいう。
(船舶の航法)
第三条 船舶は、水域における交通の安全と事故の防止を図るため、次の各号に掲げる航法に従い航行しなければならない。
一 二隻の船舶が真向かいに、又はほとんど真向かいに行き会う場合であつて、衝突のおそれがあるときは、各船舶は、進路を右に転じて互いに他の船舶の左げん側を通過すること。
二 二隻の船舶が互いに進路を横切る場合であつて、衝突のおそれがあるときは、他の船舶を右げん側に見る船舶は、他の船舶の進路を避けること。
三 船舶が他の船舶を追い越そうとするときは、当該船舶を確実に追い越し、かつ、十分に遠ざかるまで当該船舶の進路を避けること。
四 船舶と船舶以外の船が互いに衝突のおそれがある方向に進行するときは、船舶は、当該船の進路を避けること。
2 船舶は、水域において、他の船舶等に危険を及ぼすような速度と方法で航行してはならない。

(罰則)
第十九条 次の各号の一に該当する者は、三月以下の懲役又は二十万円以下の罰金に処する。
一 第六条前段の規定に違反した船舶の操縦者
二 第十一条の規定に違反した者
2 次の各号の一に該当する者は、二月以下の懲役又は十万円以下の罰金に処する。
一 第六条前段の規定に違反した船舶の乗務員(操縦者を除く。)
二 第十条の規定に違反した船舶の操縦者
三 第十二条の規定に違反して船舶を操縦した者
3 第十四条第一項の規定に違反した者又は同条第四項の規定により所轄警察署長が付した条件に違反した者は、一月の懲役又は十万円以下の罰金に処する。
4 第六条後段に規定する報告をしなかつた者は、二十万円以下の罰金に処する。
5 第五条の規定による警察官の指示に従わなかつた者は、十万円以下の罰金に処する。
(昭六三条例三六・旧第十四条繰下・一部改正、平四条例三一・一部改正)
第二十条 法人の代表者又は法人若しくは人の代理人、使用人その他の従業者が、その法人又は人の業務に関し、前条第三項の違反行為をしたときは、行為者を罰するほか、その法人又は人に対して同項の罰金刑を科する。

 

○富士吉田市 富士山世界文化遺産候補条例
平成20年12月22日
条例第39号
<前文>
富士山は、日本一の高さを誇る独立峰で円錐形の優美な山容を持つ成層火山である。この富士山を仰ぎ見た私たち日本人は、歌に詠み、絵に描き、その美しい山容を愛でるなど、日本文化の源となっている。
富士山は、古くから噴火を繰り返す山として人々に畏敬の念を抱かせ、信仰の対象として神聖視されるなど、日本人の精神的な拠り所となっている。
こうしたことから富士山は、日本の象徴として、国内のみならず海外にも広く知られている。
私たちは、この富士山を朝な夕な仰ぎながら生活し、人生の多くの規範をこの山に求めるなど、生活の指針としてきた。
ここに、私たちは、市民憲章とその精神を生かした富士山教育憲章の精華の上に立ち、世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約(以下「条約」という。)の精神に基づき、人類のかけがえのない遺産として「富士山」を次の世代に確実に引き継いでいくことを決意して、この条例を制定する。
(目的)
第1条 この条例は、世界文化遺産候補の保全について、必要な事項を定めることにより、その富士山の優れた文化的な景観を次の世代へ確実に引き継ぎ、もって世界の人々の心の豊かさの向上に寄与することを目的とする。
(用語の定義)
第2条 この条例において、次の各号に掲げる用語の意義は、当該各号に定めるところによる。
(1) 世界文化遺産候補 条約第8条に規定する世界遺産委員会に報告された条約第11条に規定する目録に記載されている富士山のうち、市内に所在するものをいう。
(2) 市民等 市民、事業者及び市内への来訪者をいう。
(3) 建築物等 建築基準法(昭和25年法律第201号)第2条第1号に規定する建築物及び規則で定める工作物をいう。
 (※以下略)

 

○大月市 ふれあいペンダント事業実施要綱
平成3年3月30日
大消訓令第1号
(目的)
第1条 この事業は、在宅の一人暮し老人等(以下「高齢者」という。)の急病又は事故等の緊急事態に対処するため緊急通報システム(以下「ふれあいペンダント」という。)を設置し、高齢者の日常生活の安全を確保するとともに不安を解消し、もって高齢者の福祉の増進をはかることを目的とする。
(ふれあいペンダント)
第2条 ふれあいペンダントとは、おとなりさんペンダント、おとなりさんボタン、おとなりさんボックス及び必要に応じ生活リズムセンサー(以下「発信機器」という。)を高齢者宅へ、センター受信装置(以下「受信装置」という。)を大月市消防本部に設置し、高齢者が日常生活上緊急援助を必要とするときに、消防本部、市、協力員が相互に密接な連携をとりながら、救助、支援を行う体制をいう。
(対象者)
第3条 この事業の対象者は、市内に住所を有し同一敷地及び建物内に親族がなく、次の各号のいずれかに該当する者とする。
(1) 満65歳以上の虚弱な一人暮しの者
(2) 満65歳以上の老夫婦世帯でいずれかが虚弱な場合
(3) その他、市長が必要と認めた者
 (※以下略)

※鰍沢町、富士河口湖町にも同様の規定

(ふれあいペンダント)
第2条 ふれあいペンダントとは、ペンダント式無線発信機、容態確認用収集通信機、端末自動通報装置及び必要に応じて生活リズムセンサー(以下「発信機器」という。)を高齢者宅へ、センター受信装置(以下「受信装置」という。)を大月市消防本部に設置し、高齢者が日常生活上緊急援助を必要とするときに、消防本部、村、協力員が相互に密接な連携をとりながら、救助、支援を行う体制をいう。

  

○甲州市 原産地呼称ワイン認証条例
平成20年12月26日
条例第34号
(目的)
第1条 この条例は、市が市内において自社醸造されたワインであることを認証するとともに、当該ワインに用いた原料ぶどうの原産地を消費者に保証することにより、ワインの供給と普及を促進し、もって市における良質なワイン原料ぶどうの生産拡大及びワイン産業の振興を図ることを目的とする。
(定義)
第2条 この条例において「認証」とは、この条例で定める基準に適合するワインを市が原産地呼称ワインとして認証することをいう。
2 この条例において「自社醸造」とは、市内に事業所を置く酒税法(昭和28年法律第6号)の規定による製造免許を有するものが、その事業所にぶどうが持ち込まれ、破砕した段階からキャップシールを施し、ラベルをはるまでの作業工程をその事業所内で行うことをいう。

(罰則)
第18条 次の各号のいずれかに該当する者は、5万円以下の過料に処する。
(1) 偽りその他不正な行為により、第8条の規定による認証を受けた者
(2) 認証ワイン以外のワインを、認証ワインと偽って販売した者
(3) 第9条の規定に違反し、表示をせずに認証ワインを販売した者

附 則
(施行期日)
1 この条例は、平成22年4月1日から施行する。


○山中湖村 親切賞表彰規程
昭和38年11月15日
規則第5号
(目的)
第1条 人情稀薄な世相に対し、人間相互の温かき心情を青少年に培い、もって明るい社会を築くことを目的とする。
(表彰対象)
第2条 前条の目的達成にふさわしい行いをした者を対象とする。
(内申)
第3条 青少年のための山中湖村民会議会員及び関係機関団体は、被表彰対象者がある時は、毎月末日までに村長に内申するものとする。(別記様式による。)
(表彰)
第4条 村長は、前条の内申があったときは、詮衡の上、親切賞を授与し、これを表彰する。
(記録)
第5条 村長は、被表彰者名簿を備え付け、順次記録し、これを保存する。

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2009年5月 6日 (水)

「ぐっとくる条例」洗い出し作業【近畿】

===== 和歌山県 =====

○橋本市「ヘラブナ釣り大学」設立要綱
平成18年3月1日
告示第153号
(趣旨)
第1条 この告示は、本市が誇る日本一の地場産業である「紀州へら竿」と「ヘラブナ釣り」を広く一般に普及する人材を養成するために設立する橋本市「ヘラブナ釣り大学」に関し必要な事項を定めるものとする。
(実施主体)
第2条 橋本市「ヘラブナ釣り大学」は、経済部商工観光課内に置く。
2 橋本市「ヘラブナ釣り大学」の運営は、本市が行う。
3 橋本市「ヘラブナ釣り大学」の学長(以下「学長」という。)は、市長とする。
 (※以下略)

 

○新宮市 きらずの森条例

平成17年10月1日
条例第139号
<前文>
本市は、総面積のうち91パーセントが山林で、私たちは古くから木との関わりが深く、年間を通して温暖な気候と豊富な降水等の自然環境のもと熊野材の主産地として栄えた地域である。
しかし、近年において、国の林業を取りまく諸施策の変動に伴い、長期に渡り、森林としての経済価値が低下し、林業経営が厳しい時代である。反面、現在は森林のもう一つの機能である国土の保全、水源かん養等森林のもつ公益的機能、景観環境等、健康的効果といったものが重要視されている。こういった貴重な森林のうち、特に先人達が今日まで大切に守り育ててきた歴史的に由緒ある森林を後世に伝えていく責務がある。
そういう中で、市内の熊野古道が世界遺産に登録された今日、市有林のうち熊野材育成の象徴である森林を「きらずの森」として指定し、自然のもたらす恩恵を永久に享受できるものとする。
(趣旨)
第1条 この条例は、自然環境を保全し、良好な生活環境の形成を図り、もって現在及び将来にわたって、市民の健康で安全な生活の確保に寄与するために永久に伐採しない樹林を設置し、その適正な管理に関し必要な事項を定めるものとする。
(樹林の指定)
第2条 市長は、市有林のうち別表に掲げる樹林を永久に伐採しない樹林として指定する。
 (※以下略)

 

===== 奈良県 =====

 

○奈良県 落書きのない美しい奈良をつくる条例
平成十三年七月一日
奈良県条例第六号
落書きのない美しい奈良をつくる条例をここに公布する。
落書きのない美しい奈良をつくる条例
私たちは、自然と共生し、先人のたゆまぬ努力と英知を積み重ねながら、特色ある伝統、文化をはぐくんできた。私たちは、郷土を心から愛するものであり、この郷土を魅力にあふれ、歴史と文化の薫り高い誇りの持てるものにするとともに、快適な環境づくりに努めているところである。
しかしながら、道路、公園をはじめとしていたるところに落書きがはん濫し、郷土の美観と快適な暮らしが損なわれている現状は、私たちの心を痛めずにはおかない。
こうした落書きのはん濫を防止し、美しい郷土を将来の世代へ引き継ぐことは、私たちの使命である。
このような認識の下に、落書き行為を防止することにより、私たち一人一人が自覚を持って、地域の美観を保持し、快適な生活環境の確保を図るとともに美しい奈良を築くため、ここにこの条例を制定する。
(目的)
第一条 この条例は、県及び県民等が一体となって落書き行為を防止することにより、地域の美観を保持し、県民の快適な生活環境の確保と美しい県づくりに資することを目的とする。
(定義)
第二条 この条例において「落書き行為」とは、道路、公園その他の公共の施設又は他人の塀、建物その他の工作物等に、みだりに文字、図形等を描く行為であって、地域の美観を損ねるものをいう。
2 この条例において「県民等」とは、県民及び県内に滞在する者をいう。
(県の責務)
第三条 県は、この条例の目的を達成するため、市町村と協力し、啓発その他の方法により、落書き行為の防止について県民の理解を深めるよう努めるものとする。
(県民等の責務)
第四条 県民等は、落書き行為の防止について理解を深め、地域の美観の保持及び快適な生活環境の確保に努めるものとする。
(落書き行為の禁止)
第五条 何人も、落書き行為をしてはならない。
(平一六条例二・追加)
(罰則)
第六条 前条の規定に違反した者は、十万円以下の罰金に処する。

 

===== 兵庫県 =====

○伊丹市 大阪国際空港と共生する都市宣言
平成19年3月9日
議決
有馬山 いなの笹原 風吹けば
いでそよ人を 忘れやはする 〈後拾遺和歌集ごしゆういわかしゆう 大弐三位だいにのさんみ〉
さわやかに歌われ,江戸時代には酒づくりで栄え,多くの文人墨客ぶんじんぼつかくが訪れた,古い歴史と文化を有する“わがまちいたみ”
昭和39年6月1日,大阪国際空港に初めてジェット機が就航し,増え続ける騒音は市民の静穏な生活を脅かした。
静かな空を取り戻すための運動は大きく広がり,昭和48年10月1日,わたしたちは「大阪国際空港撤去都市」を宣言した。
ときには寝食を忘れた,30年をも超える人々の真摯な努力と騒音軽減への取組みが,平成2年の「存続協定」を経て,今日,ようやく空港との共存・共生への道をひらこうとしている。
都市の個性・魅力を高め発揮する時代にあって,地域活力の向上をはかるため,わが国の基幹空港である本空港を,市街地空港の模範として,一層効果的に活用することが求められている。
今こそ,人とまちが輝くために,引き続き安全・安心な生活環境の確保に万全を期すとともに,人・モノ・情報の交流拠点である空港を,地域の振興とまちの発展に重要な役割を果たす地域資源として最大限にいかし,夢と魅力のあるまちづくりを進めなければならない。
ここに,伊丹市を大阪国際空港と共生する都市とすることを宣言する。
平成19年4月1日
伊丹市

 

○篠山市 脊椎動物化石保護条例
平成20年6月27日
条例第27号
(目的)
第1条 この条例は、豊かな自然環境に恵まれた篠山市において、学術的及び文化的価値を有する脊椎動物化石(以下「化石」という。)及び脊椎動物化石含有地(以下「含有地」という。)の保護を図り、もって将来の市民にこれを共有の財産として継承することを目的とする。
 (※以下略)

 

○丹波市 恐竜化石保護条例

平成19年4月19日
条例第44号
(目的)
第1条 この条例は、本市で発見された恐竜化石が学術的及び文化的価値を有する貴重なものであることに鑑み、市及び市民等(市民及び滞在者をいう。以下同じ。)が一体となって、化石及び化石含有地を保護し、もって国内外共有の財産として継承することを目的とする。
 (※以下略)

 

○朝来市 このまち自慢ベストテン選考要綱
平成20年5月19日
告示第50号
(目的)
第1条 この告示は、市内に存する優れて誇り得る魅力ベストテン(以下「このまち自慢ベストテン」という。)を募集により選考することにより、まちづくり・地域づくりの財産として顕彰するとともに、地域の活性化に寄与させることを目的として定める。
(選考の対象)
第2条 このまち自慢ベストテンの選考の対象は、多数の市民が深い愛着を抱き、かつ、地域に対する誇りを育むものとし、有形又は無形の別を問わない。ただし、次の各号のいずれかに該当するものは、対象としない。
(1) 政治、宗教又は営利を目的とするもの。ただし、歴史的若しくは芸術的価値又は革新性等が高いと認められるものを除く。
(2) 前号に定めるもののほか、市長が不適当と認めるもの
 (※以下略)

 

○福崎町 政治・社会運動を標榜する寄付強要行為を拒否する町宣言
平成6年3月25日
安全で平穏な生活の確保と秩序ある社会の実現は、福崎町民の願いであります。
しかるに町民の生活に不安を与える政治・社会運動を標榜するものによる賛助金名目の寄付強要行為等の反社会的行動が後を絶たないことは誠に憂慮にたえません。
調和のとれた、住みよい、豊かな町づくりを進める福崎町は、こうした不明瞭な寄付行為等には一切応じず、平和でより安全で快適な暮らしができる町づくりのため、全力をあげて邁進することを宣言する。

 

===== 大阪府 =====

 
○松原市 空地のキリン草等の除去に関する条例

昭和49年7月10日
条例第25号
(目的)
第1条 この条例は、空地のキリン草等を除去することにより、良好な生活環境の保持を図ることを目的とする。
(用語の定義)
第2条 この条例において次の各号に掲げる用語の意義は、それぞれ当該各号に定めるところによる。
(1) 空地 現に人が使用していない土地(現に人が使用している土地であつても、相当の空閑部分を有することにより人が使用していない土地と同様の状態にあるものを含む。)をいう。
(2) キリン草等 セイタカアワダチソウ、ブタクサその他の雑草又はこれらに類する灌木をいう。
(3) 不良状態 人が使用せず、又は適切な管理を行つていないためキリン草等が繁茂し、若しくは枯草が密集して放置されている状態で、人の健康を阻害し、又は阻害するおそれがあると認められる土地の状態をいう。

(措置命令)
第5条 市長は、空地の所有者等が前条の指導又は勧告に応ぜず、不良状態が著しく、かつ、これを放置することが周辺の生活環境を阻害すると認めるときは、不良状態の解消に関し、期限を定めて、必要な措置を講ずべきことを命令することができる。

(罰則)
第9条 第5条の命令に従わなかつた者は、20,000円以下の罰金に処する。
(両罰規定)
第10条 法人の代表者又は法人若しくは人の代理人、使用人その他の従業者が、当該法人又は人の業務に関して前条の違反行為をしたときは、行為者を罰するほか、当該法人又は人に対しても同条の刑を科する。
(委任)
第11条 この条例の施行に関し必要な事項は、市長が定める。

 

〇羽曳野市 赤ちゃんに本を贈ろう基金設置条例
                   制  定 平13.6.28 条例18
 (設置)
第1条 赤ちゃんに本を読み聞かせる大切さを広め、本を通して親子が語り合い、ふれあう機会を増やし、もって子どもたちの心身の成長を支援するため、羽曳野市赤ちゃんに本を贈ろう基金(以下「基金」という。)を設置する。
 (積立)
第2条 基金として積み立てる額は、次の各号に掲げる額とする。
 (1) 基金への積立を指定した寄附金の額
 (2) 一般会計歳入歳出予算に定める額
 (※以下略)
 

○東大阪市 まちのあかり基金条例
平成6年3月17日東大阪市条例第1号
改正
平成17年3月31日条例第27号
(設置)
第1条 街路灯の整備充実による住環境の整備を図り、明るいまちづくりを推進するため、東大阪市まちのあかり基金(以下「基金」という。)を設置する。
(積立て)
第2条 基金として積み立てる額は、次の各号に掲げる額とする。
(1) 街路灯の整備充実の費用に充てるため寄附された金額
(2) 一般会計歳入歳出予算で定める額
 (※以下略)

 

○東大阪市 子どもを虐待から守る条例
平成17年12月29日東大阪市条例第90号
(目的)
第1条 この条例は、子どもを虐待から守るため、基本的な考え方、市、市民及び保護者の責務並びに子ども虐待の予防及び早期発見その他の子ども虐待防止等に関し必要な事項を定め、もって子どもの健やかな成長及び発達に寄与することを目的とする。
 (※以下略)

 

===== 京都府 =====

 

○京都府 環境を守り育てる条例
平成7年12月25日
京都府条例第33号
<前文>
環境は、あらゆる生命の母胎であり、存続の基盤である。
人類は、この環境の恵沢を享受し、今日の高度な科学技術文明を構築してきたが、その活動は地球全体の環境に影響を及ぼす規模にまで拡大しており、将来の世代への影響が懸念されている。
私たちが住む京都は、先人のたゆまぬ努力と英知の積み重ねにより、自然と共生しながら各地域で特色のある伝統、文化をはぐくみ、千余年に及ぶ都としての歴史をはじめ、数々の貴重な歴史的遺産と相まって、歴史と文化の香り高い独自の環境を形成してきた。
しかし、大量の生産、消費と廃棄を伴う社会経済活動の定着や都市化の進展等により、事業活動や日常生活における環境への負荷が増大してきているとともに、自然と触れ合い、安らぎと潤いのある快適な環境や大震災等の自然災害にも耐え得る安全で安心のできる住みよい環境への欲求も高まってきている。
もとより、私たちは、安心・安全で健康かつ快適な暮らしを営むことのできる健全で恵み豊かな環境を享受する権利を有するとともに、その環境を将来の世代に引き継ぐべき責務を有している。
このため、私たちは、一人ひとりが環境の有限性を深く認識し、すべての者の参加と協働によって事業活動や日常生活など私たちの活動全般を環境への負荷の少ないものに改め、持続的発展が可能な京都府社会を構築するとともに、こうした取組を通じて地球環境の保全に貢献していかなければならない。
このような認識に基づき、私たち京都府民は、人と自然が共生することのできる歴史と文化の香り高い健全で恵み豊かな環境を保全し、進んで安らぎと潤いのある快適で住みよい環境を創造していくことにより、現在及び将来の府民の健康で文化的な生活の確保に寄与するため、その総意として、この条例を制定する。
第1章 総則
(定義)
第1条 この条例において「環境への負荷」とは、人の活動により環境に加えられる影響であって、環境の保全上の支障の原因となるおそれのあるものをいう。
 (※以下略)

 

○京都市 世界文化自由都市宣言
昭和53年10月15日
公告
宣言
都市は,理想を必要とする。その理想が世界の現状の正しい認識と自己の伝統の深い省察の上に立ち,市民がその実現に努力するならば,その都市は世界史に大きな役割を果たすであろう。われわれは,ここにわが京都を世界文化自由都市と宣言する。
世界文化自由都市とは,全世界のひとびとが,人種,宗教,社会体制の相違を超えて,平和のうちに,ここに自由につどい,自由な文化交流を行う都市をいうのである。
京都は,古い文化遺産と美しい自然景観を保持してきた千年の都であるが,今日においては,ただ過去の栄光のみを誇り,孤立して生きるべきではない。広く世界と文化的に交わることによって,優れた文化を創造し続ける永久に新しい文化都市でなければならない。われわれは,京都を世界文化交流の中心にすえるべきである。
もとより,理想の宣言はやさしく,その実行はむずかしい。われわれ市民は,ここに高い理想に向かって進み出ることを静かに決意して,これを誓うものである。
昭和53年10月15日
京都市

 

○舞鶴市 老人づえ支給要綱
昭和48年5月30日
告示第22号
(趣旨)
第1条 この要綱は、老人福祉の増進を図るため、老人に対し、つえ(以下「老人づえ」という。)を支給することについて、必要な事項を定めるものとする。
(対象者)
第2条 この要綱により老人づえの支給を受けることができる老人は、舞鶴市内に住所を有し、歩行に際し常時つえを必要とする65歳以上の者で、次のいずれかに該当するものとする。
(1) 生活保護法(昭和25年法律第144号)による被保護世帯に属する者又は中国残留邦人等の円滑な帰国の促進及び永住帰国後の自立の支援に関する法律(平成6年法律第30号)による支援給付(中国残留邦人等の円滑な帰国の促進及び永住帰国後の自立の支援に関する法律の一部を改正する法律(平成19年法律第127号)附則第4条第1項に規定する支援給付を含む。)を受けている世帯に属する者
(2) 前年分所得税非課税世帯に属する者
 (※以下略)

 

○宇部市の宝木
昭和56年3月1日
告示第18号
わたしたち宇治市民は、古来より郷土の人びとが守り育ててきた美しい自然とゆたかな歴史に喜びと誇りを感じ、みどりゆたかな住みたい、住んでよかつた都市「宇治市」をつくるため、ここに市民の願いをこめて「市の宝木」、「市の木」、「市の花」を定める。
市の宝木 ちやの木

宇治茶は、鎌倉時代に京都栂尾から明恵上人によつて宇治の地に伝えられて以来、茶作りに恵まれた気候風土と茶にたずさわる人びとのたゆまない努力によつて“お茶”といえば宇治市の代名詞となつています。今後も、茶の木が市民のみなさんに守り育てられ、宇治市の伝統産業としてさらに発展することを願つて“ちやの木”を市の宝木とします。
 (※以下略)

 

○亀岡市 熟年パワーまちづくり推進委員会設置要綱
平成19年1月1日
告示第3号
(設置)
第1条 地域の活性化を目指し、市民グループによる活動の推進及び世代間の交流を図るため、生涯学習まちづくり事業の一環として、熟年パワーまちづくり推進委員会(以下「委員会」という。)を設置する。
(事業)
第2条 委員会は、次に掲げる事業を実施する。
(1) 地域リーダー育成事業(フィールドワーク、お互いさま交流)
(2) 熟年パワーたまり場サロン(露天ショップを兼ねて意見交流会開催)
 (※以下略)

 

○京田辺市 交通死亡事故多発警報発令等に関する要綱
平成13年4月27日
告示第67号
(目的)
第1条 この要綱は、京田辺市において交通死亡事故が連続的に発生した場合、市内全域に「交通死亡事故多発警報」を発令し、市民の交通事故に対する注意を喚起するとともに、関係機関・団体等が協力して、総合的かつ集中的な交通事故防止対策を推進し、早期に交通死亡事故の抑止を図ることを目的とする。
(警報の名称)
第2条 警報の名称は、「交通死亡事故多発警報」とする。
(発令者)
第3条 警報の発令者は、市長とする。
(警報発令の基準)
第4条 警報の発令基準は、次のとおりとする。
(1) 市内において、30日以内に交通死亡事故が2件以上に達し、かつ、事故の状況等を分析して、その傾向が続くと判断されるとき。
(2) 上記のほか、市長が長期間多発傾向が継続するなど、特に発令する必要があると認めたとき。
 (※以下略)

 

○京丹後市 自殺ゼロ実現連絡会議設置規程
平成18年11月22日
訓令第17号
(設置)
第1条 自殺対策基本法の基本理念に則り自殺予防に関する庁内組織として、関係部署相互の緊密な連携と協力により自殺予防対策の推進を図るため、京丹後市自殺ゼロ実現連絡会議(以下「連絡会議」という。)を設置する。
 (※以下略)

 

○京丹後市 魅力発信PRビデオディスク貸出要綱
平成19年7月20日
告示第160号
(趣旨)
第1条 この告示は、本市の魅力を発信するため、市が制作した魅力発信PRビデオディスク(以下「ビデオ」という。)の貸出しについて必要な事項を定めるものとする。
(貸出し)
第2条 ビデオは、次の各号のいずれかに該当する事業に使用する場合に貸出しを行う。
(1) 観光振興のために団体等が実施する事業
(2) 国又は地方公共団体が行う事業
(3) その他貸出しが適当と認められる事業
2 前項の規定にかかわらず、次の各号のいずれかに該当する場合は、貸出しを行わない。
(1) ビデオの管理上不適当であると認められる場合
(2) 所有権若しくは著作権を侵害する場合又はそれらに関して紛争が生じるおそれがあると認められる場合
(3) 営利を目的とする場合
(4) 前3号に定めるもののほか、貸出しすることが適当でないと市長が特に認める場合
 (※以下略)

 

○南丹市 河鹿蛙保護条例
平成18年1月1日
条例第168号
(目的)
第1条 この条例は、市内に分布する河鹿蛙が、鑑賞上価値の高いものであるので、この生息地及び繁殖地を指定し、これを保護するため、必要な事項を定めることを目的とする。
(保護地域の指定)
第2条 前条の保護地域は、次のとおりとする。
(1) 棚野川 (上由良川合流点より上流)
(2) 上由良川 (知見谷川及び河内谷川合流点より上流)
(監視員の委嘱)
第3条 保護地域に河鹿蛙保護監視員を置く。
(委任)
第4条 この条例に定めるもののほか、必要な事項は、市長が別に定める。

 

===== 滋賀県 =====

 

○滋賀県 環境こだわり農業推進条例
平成15年3月20日滋賀県条例第4号
改正
平成16年10月25日条例第38号
平成19年3月20日条例第20号
<前文>
湖国の農業は、世界屈指の古い湖である琵琶湖の周りにおいてその営みが始まり、湖を取り巻く山々からの豊かな水、肥沃(よく)な土、穏やかな気候といった自然環境に恵まれながら、いにしえの時代から、人々の命の糧となる食料を生産するとともに、畿内の幾多の都にも供給するという重要な役割を担ってきた。
近年においても、湖国の農業は、都市近郊という社会的条件の下で、集落営農をはじめとする特色ある担い手により、米を中心とする多様な農産物を供給するとともに、その営農活動を通じて、豊かな農村社会と文化を築き、県土や自然環境を保全し、美しい田園景観を形成するなど、私たちの生活の安定や地域の発展に重要で多面的な役割を果たし続けている。
一方で、湖国の農業は、近年、米の生産過剰や担い手の減少、農村の過疎化など様々な課題を抱えるとともに、生産性の向上を追求するあまり、化学的に合成された農薬や肥料に依存するようになり、その結果、農業が本来有する自然循環機能が低下するだけでなく、ともすれば琵琶湖や河川の環境にも負荷を与えている。
今日、すべての資源には限りがあることが深く認識され、暮らしや経済活動等のあらゆる面において持続可能な循環型社会を形成していくことが求められる中で、私たちは、環境と調和のとれた農業生産活動を推進することによって、かけがえのない水資源である琵琶湖と共生する農業の発展を目指し、将来にわたり、消費者にとってより安全で安心な農産物を安定的に生産し、併せて、琵琶湖とそれを取り巻く田園を良好に保全し、そこに私たちの健康と心の安らぎを得たいと願う。
私たちは、この滋賀の地において、湖国の農業の健全な発展と琵琶湖等の環境を保全することを目指し、化学的に合成された農薬や肥料の使用を削減するなど、環境への負荷を低減し、農業の有する自然循環機能を高める新たな取組として、環境こだわり農業を私たち県民が一体となって推進することを決意し、ここに滋賀県環境こだわり農業推進条例を制定する。
第1章 総則
(目的)
第1条 この条例は、環境こだわり農業の推進に関し、県の責務等を明らかにするとともに、県の行う施策の基本となる事項を定め、環境こだわり農産物についての認証、環境こだわり農業の実施に関する協定その他の必要な措置を講ずることによって、より安全で安心な農産物を消費者に供給するとともに、環境と調和のとれた農業生産の確保を図り、もって本県の農業の健全な発展および琵琶湖等の環境保全に資することを目的とする。

 

○滋賀県 琵琶湖のヨシ群落の保全に関する条例
平成4年3月30日滋賀県条例第17号
改正
平成12年3月29日条例第82号
平成14年12月27日条例第60号
平成16年10月25日条例第38号
<前文>

琵琶湖は、その営々とした自然の営みの中で、様々な人間活動を支え、私たちに限りない恩恵をもたらしてきたかけがえのない資産である。
この琵琶湖が、近年、集水域の都市化の進行などにより水質の改善が進まず、その保全と利用が危惧(ぐ)される事態にあり、私たちとのかかわりも、新しい段階を迎えている。
県民すべての願いである碧(あお)い琵琶湖を取り戻すためには、今日までの湖に流入する汚濁の原因となる物質を削減する努力に加えて、湖自身の健全な自然の営みを重視し、その維持と回復に努めることが求められる。今一度、私たちも自然界の一員であるとの認識に立ち返り、県民一人ひとりが、自然にやさしい暮らしを心がけ、自然の生態系の仕組みに目を向けていかなければならない。
その第一歩として、自然と人との共生を目指していく私たち滋賀県民の琵琶湖の保全活動として、湖辺のヨシ群落の保全を進めるものである。
水辺に広がるヨシ群落は、湖国らしい個性豊かな郷土の原風景であり、水鳥や魚の大切な生息場所である。また、湖岸の浸食を防止し、湖辺の水質保全にも役立つなど優れた自然の働きを有している。
ヨシ群落の保全は、琵琶湖を代表する自然を守り、水辺の生態系の保全を図るのみならず、私たちの心の支えである湖国の風土や文化を守る大きな意義を持っている。
私たちは、今後も、それぞれの役割を一層果たすことに努力し、一体となって琵琶湖を守り、美しい琵琶湖を次代に引き継ぐための新たな取組の出発点として、滋賀県琵琶湖のヨシ群落の保全に関する条例を制定する。
第1章 総則
(目的)
第1条 この条例は、琵琶湖およびその周辺地域におけるヨシ群落の保全に関し、県、県民および事業者の責務を明らかにするとともに、ヨシ群落を積極的に保全し、その多様な機能を発揮させることにより、琵琶湖の環境保全を図り、もって県民の生活環境の向上に寄与することを目的とする。
 (※以下略)


○滋賀県 琵琶湖の富栄養化の防止に関する条例
昭和54年10月17日滋賀県条例第37号

<前文>
水は、大気、土などとともに人間生存の基盤である。
この水を満々とたたえた琵琶湖は、日本最大の湖として、われわれに大きな試練を与えながらも、限りない恵みをもたらしてきた。
この琵琶湖が、近年、急激な都市化の進展などによつて水質の悪化、とりわけ富栄養化の進行という異常な事態に直面している。しかも、それは、琵琶湖自身の自然の営みによるものではなく、琵琶湖流域に住む人々の生活や生産活動によつて引き起こされている。
悠久の歴史をつづりながら、さまざまな人間活動を支えてくれた琵琶湖を、今、われわれの世代によつて汚すことは許されない。
水は有限の資源であり、琵琶湖はまさにその恩恵に浴する人々にとつての生命源であり、深い心のよりどころである。われわれは、幾多の困難を克服して、この水と人間との新しい共存関係を確立していかなければならない。
いまこそ、われわれは、豊かさや便利さを追求してきた生活観に反省を加え、琵琶湖のもつ多面的な価値と人間生活のあり方に思いをめぐらし、勇気と決断をもつて、琵琶湖の環境を保全するため総合的な施策を展開することが必要である。
琵琶湖とともに生き、琵琶湖を愛し、琵琶湖の恵みに感謝する県民が環境保全の意識に目ざめ、今、ひたむきに創造的な活動を繰りひろげている。
われわれは、この自治と連帯の芽を育てながら、一体となつて琵琶湖を守り、美しい琵琶湖を次代に引き継ぐことを決意し、その第一歩として、ここに琵琶湖の富栄養化を防止するための条例を制定する。

 

○大津市 ふるさと都市宣言に関する決議
昭和58年9月20日
大津市議会
近年、わたくしたちの郷土、大津にもまちづくりを進める上で、憂慮すべき現象がいくつか現われてきている。
身近な自然が壊され、固有の歴史性が失われつつある。
人口が急増する中で、いつの時代にあっても、まちづくりの主役は市民であるという認識に立って、市民自治意識の高揚をさらに図りつつ、わたくしたち大津のまちを人間性あふれる自然と文化の共存するまちにしたい。
心のふれあう、にぎわいと風格のあるまちにしたい。
このようなイメージを持つまちこそが、わたくしたちの願うふるさと像である。
本年は、わたくしたちのまちが市制をしいて85周年にあたる意義ある年である。
この記念する年にあたり、市民一人ひとりがこのようなまちの創造を共通のテーマとし、愛する郷土を“大津に住んで本当によかった”とだれもが実感できるような、個性豊かな「ふるさと都市」として築き上げることを決意し、ここに大津市議会の名において宣言する。

 

○美しいひこね創造条例
(平成17年12月26日条例第79号)
改正

平成19年9月25日条例第29号
(目的)
第1条 この条例は、「美しい行為」および「地域通貨」を通じて市民が協働して市の活性化を図り、もって「美しいひこね」を創造することを目的とする。
(定義)
第2条 この条例において、次の各号に掲げる用語の意義は、当該各号に定めるところによる。
(1) 美しい行為 市内において、市民が自発的な意思に基づき、他人または地域社会に貢献する目的を持って無報酬で行う美しいひこねを創造する行為で市長が定めるものをいう。
 (※中略)
(美しい行為の単位)
第6条 美しい行為は、15分を1単位とし、1週間につき1単位を限度とする。ただし、1週間につき15分を超える活動を妨げるものでない。
2 前項の場合において、美しい行為は、前条第2項に規定する期間につき52単位を限度とする。
 (※中略)

(地域通貨「彦」)
第12条 市長は、市内において流通する地域通貨を発行する。
2 前項の規定により市が発行する地域通貨(以下「彦」という。)は、その交換単位の呼称を「彦(げん)」とする。
3 彦の発行の権能は、市に属する。
(彦の種類)
第13条 彦の種類は、100彦のみとする。
 (※以下略)

 

○愛(あい)する地球のために約束(やくそく)する草津市条例(くさつしじようれい)
平成19年12月27日
条例第35号
<前文>
春、子どもたちが入学式を迎(むか)える頃ころ、市内には桜(さくら)の花はどこにも咲(さ)いていません。
夏、せみの鳴き声が、変(か)わりました。
秋、琵琶湖(びわこ)のまわりでは、お米の収穫量(しゆうかくりよう)が減(へ)りました。
冬、琵琶湖(びわこ)に渡(わた)り鳥が、やってこなくなりました。
私(わたし)たちがこのまま今までのような生活を続(つづ)けていくかぎり、このような光景(こうけい)を目にすることになるでしょう。
今こそ、私(わたし)たち人間は、地球上の生(せい)あるすべての中の一員として、限(かぎ)りなく持続可能(じぞくかのう)な共生(きようせい)を続(つづ)けていくために、何を行わなければならないのか真剣(しんけん)に考え、行動することが求(もと)められています。
身近なことから、できることから、地球のために良(よ)いことを始める「私(わたし)たち一人ひとりが自ら進んで、あるいは多くの人たちが手と手をとり合って」 そして自然の摂理(せつり)を大切にし、地球を愛(あい)し続(つづ)ける決意を込(こ)めて、地球温暖化防止(おんだんかぼうし)のための条例(じようれい)を制定(せいてい)します。
(目的)
第1条 この条例(じようれい)は、草津市(くさつし)の環境(かんきよう)に対する基本的(きほんてき)な考え方を決めている草津市環境基本条例(くさつしかんきようきほんじようれい)(平成(へいせい)9年草津市条例(くさつしじようれい)第10号)により、市役所、市民(しみん)および事業者ならびに学校、町内会、グループなど(これからは「団体(だんたい)等」と呼(よ)びます。)ならびに草津市(くさつし)を訪(おとず)れた人の役割(やくわり)を明らかにし、地球のために約束(やくそく)する協定(きようてい)(これからは「協定(きようてい)」と呼(よ)びます。)によって、それぞれが地球温暖化(おんだんか)を防(ふせ)ぐ取り組みを行い、またそれに協力(きようりよく)することにより、私(わたし)たちがこれからも健康(けんこう)で豊(ゆた)かな生活が送れることを目的(もくてき)とします。
 (※以下略)

 

○野洲市 親と子のおにぎり体験事業補助金交付要綱
平成19年3月1日
告示第59号
(趣旨)
第1条 市長は、親と子のおにぎり体験事業の指定を受けた集落等の地域組織又は農業団体(以下「農業団体等」という。)が、農業体験を通して食育の推進を図るため、農業団体等が行う事業に要する経費について、予算の範囲内で補助金を交付するものとし、その交付に関しては、野洲市補助金等交付規則(平成16年野洲市規則第48号。以下「規則」という。)に規定するもののほか、この告示に定めるところによる。
 (※以下略)

 

○米原市 サル追い払い用モデルガン貸出要綱
平成18年5月1日
告示第140号
(目的)
第1条 この要綱は、モデルガンを貸出しすることにより、サルによる農林業および生活環境への被害を防止することを目的とする。
(貸出物品および期間)
第2条 貸出しを行う物品は、次の各号に掲げるものとし、貸出期間は、貸出日から2週間とする。ただし、貸出期間を延長したい場合は、期間内に市長へ申し出て許可を受けなければならない。
(1) モデルガン 1丁
(2) バッテリー 1個
(3) 充電器 1個
(4) BB弾250発(初回のみ)
2 前項に規定する物品のうち、補充等が必要な物品がある場合は、申請者で購入し負担するものとする。
 (※以下略)

 

○安土町 文化条例
(昭和60年3月26日条例第5号)

<前文>
 わたくしたちのふるさと安土は、特別史跡の安土山、史跡の緻山、霊刹箕作山、そして西の湖を有する自然環境に恵まれた山紫水明の土地柄で、縄文、弥生の昔より先人の生活が営まれ、今昔変らぬ交通上の要地と云う地理的な有利さと、温暖な瀬戸内気候と北陸気候の接点に位置し、四季の変化に富む豊穣な地勢にあつて古代、中世、近世と、いつの時代にも華やかな歴史の舞台を繰り広げてきた。
 特に日本のルネサンス期と云われる近世において創造の重要な役割を果した安土桃山時代は、史家をはじめ多くのひとびとの注目を浴びるところである。中でも織田信長が築城した安土城は、絢燗豪華な安土桃山時代を表徴するものであり近世城郭史上の原点ともいわれている。また、安土城下町における都市計画やセミナリヨにおける近代教育および楽市、楽座にみられる国際自由貿易等は、日本史上刮目すべき政策としてその後の日本の発展への基礎づくりとなつた。その他にも大中の湖南遺跡や、佐々木城跡、安土城跡などの遺跡や由緒ある神社仏閣は、本町の歴史の推移のあとをものがたるものである。
 わたくしたちは、これら郷土の先人が残した貴重な文化遺産を保存するとともに、現代において活用するため、温故知新これが学術研究を進め、更に町づくりに、各分野の整備に、或は事業に、この歴史的価値を未来に向けて創造することが肝要であり、次代へ継承することこそわたくしたちに課せられた大いなる責務と考える。
 ここにわたくしたちは、安土の持つすばらしい歴史と、美しい自然景観を舞台に、魅力ある個性豊かな伝統文化都市づくりをめざすことを決意し、ここに安土町文化条例を制定する。
第1章 総則
(目的)
第1条 この条例は、安土町町民憲章(昭和49年安土町告示第105号)の精神にのつとり、歴史の町構想の実現をめざし、本町に存在する国民的文化遺産の保存整備をはじめ、各時代の史実の歴史的価値の調査研究、およびこれに基づく現代的価値具現への努力、さらには歴史的透視の視点に立つての未来的価値への追求等を通し、伝統文化都市建設の100年事業の構想と計画をあきらかにすることにより、安土文化の振興と町づくりの充実に資することを目的とする。
 (※以下略)

 

○西浅井町 ほっとするまち西浅井サポート条例
平成20年7月1日
条例第22号
(目的)
第1条 この条例は、西浅井町のまちづくりに賛同する個人、法人その他の団体からの寄附金を財源として、当該寄附を行った個人、法人その他の団体(以下「寄附者」という。)の意向を具体化し政策に反映することにより、多様な人々の参加による魅力あるふるさとづくりに資することを目的とする。
(寄附者による使途の指定)
第2条 寄附者は、規則で定めるところにより、自らの寄附金の使途をあらかじめ指定することができる。

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