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2009年9月 4日 (金)

裁判所で働いてる「犬」の話

 裁判所で働く犬を育てるプログラムを推進している「Courthouse Dogs」の創設者エレン・オニール・スティーブンスさんは、検察官として米国シアトルで働いています。裁判所で犬が大きな役割を果たしてくれるだろうと思ったきっかけは、脳性麻痺を患っている彼女の息子を補助するサービス・ドッグのジーターと暮らし始めたことだったそうです。

 子供にとって、自らのことを見知らぬ大人に話すことはとてもハードルの高いことだといいます。ですが、大人に話すことをためらう子供たちも、犬に向かってならば突如として話し始めたりすることがあるそうです。実際に、ひどい虐待を受け、貝のように口を閉ざしていた女の子が、ジーターを1時間半にわたって撫で続けた結果、自らの身に起こった出来事を話せるようになったと言います。(ドッグ・アクチュアリー 2009年8月26日


 

 記事のなかにもありますが、証人尋問を待っている間に緊張感に包まれるのは、なにも子どもだけでなく、オトナの証人にだってあてはまるでしょう。

 そんな証人の緊張感を、「裁判所犬」は、優しく癒してくれます。

 緊張させられるのは、裁判所に呼び出された裁判員候補者、あるいは、これから裁判の開始を控えている裁判員だって同様です。

 彼らも「裁判所犬」が優しく癒してくれるはずです。

 また、初仕事の弁護人や検察官、裁判官も、法廷でとんちんかんな発言をやってしまわないか、緊張が抑えきれません。

 ナーバスになった新米法律家も、「裁判員犬」が、その高ぶった神経を和らげてくれます。

 初めて刑事裁判を観る一般の傍聴人も、手錠と腰縄でつながれた被告人を目の当たりにして、緊張に包まれて……

 大丈夫!「裁判所犬」がいますもの。

 

 保釈中で、看守がついていない被告人にも、「裁判所犬」の目が光り、少しでも不審な動きを見せたら、思いっきり頭から噛みついてきます。

 

 こんなんじゃ、働かせすぎで、裁判所犬の精神状態のほうが参ってしまいそうですが。

 

 ジョーダンはさておき、日本でも「裁判所犬」、早期導入が待たれますね。

 ただ、世間には犬が苦手な方もいますからねぇ。

 「裁判所猫」「裁判所アルパカ」「裁判所イグアナ」「裁判所グッピー」「裁判所耳かきお姉さん」など、証人の好みに合わせて、いろんな癒し系の仲間たちが控えていたほうが嬉しいですよね。

 いや、裁判所にいる人間を癒すだけなら、ロボット犬で事足りるのかも。

 だとすれば、「裁判所犬」が生体でなければならない必然性も検討すべきなのでしょう。

 

 ま、ややこしい話はともかく、日本の法廷、 少なくとも観葉植物の1鉢ぐらい置いていただきたいものですよ。

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