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2009年10月 3日 (土)

群馬県の桐生市まで(ETC往復2000円で)行ってきました!

 おひさしぶりです!

 地方のグッと来るローカルルールを紹介する、最新作「47都道府県 これマジ!?条例集(仮)」 (幻冬舎新書・11月末に刊行予定)の原稿が、本日ようやく書き上がりました!!!

 ほっ。

 まだまだ、校正などの微調整で忙しくなるのでしょうが、とりあえず一段落ですね。

 

 そのなかで、群馬県の桐生市「水源村宣言」を採り上げているのですが、ネットや図書館で調べても、宣言文がまるで載っていない!

 しかし、桐生市の山奥には「水源村記念広場」という、きれいな地下水を無料で汲める場所があるとのことで、先週の日曜日、現地まで行ってきました!

 標高540メートル。

 山の天気は変わりやすいということで、小雨がパラつき始めたころ、なんとか到着。 気温は18度を示しています。

 
 
 

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 けっこう立派な看板が立っています。

 正直いって「広場」というほど大きな場所ではないのですが、すでに群馬ナンバーと栃木ナンバーのクルマが駐まっていました。

 いずれも、水を汲みに来ている模様。

 そりゃそうです。 ふつう、水源村宣言を調べるためだけに、こんなトコまで来ませんよね……。

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 「水源村」という碑の足元には、桐生市を流れる渡良瀬川と、4本の支流から持ってきた石が置かれています。 赤城の水源を象徴するモニュメントといえるのでしょう。

 
 

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 そして、ありました! 水源村宣言の石碑!!

 しかし、完全に草むらに覆われています。 なんとか掻き分けました。

 

 

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  桐生市に吸収合併される前の、黒保根村が出した宣言で、ほとんど忘れ去られたモノなのかもしれません。

 桐生市役所によると、合併時に桐生市に引き継がれた宣言なので、まだ有効なのだそうですが、若干風化しているのか、宣言文の彫りが浅くなっています。

 それでも、小雨が降る中、全文をメモしてきました。

 
 

   水 源 村 宣 言

 過疎に悩む状況の中で過ごしている私たちの村に、質量ともに優れている水源があちらこちらに点在しているのを再確認した。
 水質汚染、大気汚染、増え続ける廃棄物などの様々な問題が発生しているなかで、現在の日本においても、自然を守ることは最も重要な課題である。
 私たちは自然が豊かで、水の歴史がある地域に住む人間として、人が生存していくための水を守り、水と共存するべく具体的な施策を実践していかなければならない。
 水源を守ること。自然を活用して村の将来の展望を切り開くこと。これらの共存体制を確立することによって、私たちは村で生活ができ、下流域の皆さんにもきれいな水をおくれるであろう。
 理想を高く掲げ、目標に向かって、村全体の力を合わせ、地球人としての責務である環境保護の一翼を担うべきである。よって、ここに本村は水源村を宣言する。

 平成8年3月14日    黒保根村


 

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 黒保根村が、あえて水源村を宣言しなければならなかった背景など、詳しくは、11月発売の最新作に詳しく載せていますので、お楽しみに!

 ああ、水も汲んでくればよかった~~。

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条例で見る“地方の時代” (関東)」カテゴリの記事

コメント

こんにちは。
「47都道府県 これマジ!?条例集」に反応してしまいました。
ほとんどの都道府県で制定している“職員の互助組織に関する条例”もけっこう変ですよ。それだけネタにブログ綴ってます。
よろしかったらご高覧のほどを。

http://kai-seki.cocolog-nifty.com/blog/

投稿: 戒石 | 2009年10月13日 (火) 20:19

>戒石さま

反応してくださいまして、ありがとうございます。

ここ2年ぐらいで出し続けた本は、身近な人間からのリアクションが薄く、人知れず心を傷つけてきたのですが(笑)、今回の企画は周囲からも「面白そう」「早く読ませろ」という反応が多く聞かれ、早くも泣いてしまいそうです。

貴ブログを拝読しました。法令遵守に向けての取り組み、敬服いたします。

互助組織に関する条例の内容が変だというより、その条例に違反し続けている県の態度が変だというご主旨だと受け取りましたが、正しいでしょうか…?

投稿: みそしる | 2009年10月15日 (木) 21:28

拙ブログ訪問とご感想、ありがとうございます。

正々堂々と補助金をもらえばいいのに、こそこそ奇妙な小細工を弄し、しかもきちんと手続も踏んでいない。あまりにも情けない状況を、いっそ逆手にとって、職員互助会が自主的に過去の補助金を県に返還すれば、国民も福島県に瞠目するに違いないという期待…屈折した愛郷心かもしれませんね(笑)。

あとは、忘れられている請願権という古酒を、情報公開条例とブログという新しき皮袋に入れたら味が変わるかもという試みでもあります。
もっともブログが地味目過ぎ、今のところ効果は見えません。

投稿: 戒石 | 2009年10月15日 (木) 23:15

>戒石 さま

情報公開請求を重ねながら不正に斬り込むという手法はとても有効だと考えます。

それを一般の方に読んでいただける内容にするのは、また別の工夫が必要かと思います。戒石さんの身近な方々に目を通してもらって、耳の痛い意見を聞くのが一番かもしれません。心理的には相当堪えますが……。

次回の著書、福島県コーナーでは、矢祭町の「合併しない宣言」をメインで採り上げさせていただきました。私はけっこう骨がある自治体だなと思いましたよ。

投稿: みそしる | 2009年10月16日 (金) 10:38

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