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2009年10月28日 (水)

世界初! ペットボトル禁止条例

 オーストラリア・シドニー(Sydney)南部の町バンダヌーン(Bundanoon)で26日、ペットボトル入り飲料水の販売禁止条例が施行され、店頭から一斉にペットボトル水が撤去された。

 施行初日を記念して数百人が町中を行進したほか、町の各所に設置された公共の水飲み場も公開された。店ではペットボトルの代わりに繰り返し利用できるボトルを販売。住民は店内の給水用蛇口や路上に設置された給水所で、自由に水を補充できる仕組みだ。こうした試みは世界初とみられる。

 バンダヌーンでは7月、住民投票でペットボトル入り飲料水の販売禁止を決めていた。(2009年9月28日 (c)AFP


 

 人口2000人の小さな街だから可能な、あくまで例外的な規制なのか。

 それとも、

 10年先、20年先の近未来の世界情勢を見越した、先見の明に長けた条例なのか。

 

 重くて割れやすい「瓶」という従来の容器に代わり、

 その弱点を克服したペットボトルが爆発的に普及したのは、きっと必然的な出来事だったのでしょう。

 たしかに便利です。

 今年で34歳の私など、まさに瓶からペットボトルへの移行期に沿って、生まれ育ったようなものですし。

 

 しかし、ペットボトルは「使い捨て」「石油が原料」「捨て方が、ようわからん(結局、ラベルは剥がすの? 剥がさないの?)」ということで……

 環境保護の「敵」として扱われてきたことも事実でしょう。 (ちょっと大げさ?)

 ペットボトルの再利用といっても、色とりどりのフリースを展開するのを材料面で後押しし、ユニクロが全国進出するのに貢献したほどのこと。

 使い捨てのペットボトルに代わって、繰り返し何度も使いたおす「リターナブル・ボトル」が注目を集めていますが、これはこれで洗浄時や輸送時に余計なエネルギーや環境負荷を要するというワケで……

 八方ふさがりですな。

 
 

◆ 容器包装に係る分別収集及び再商品化の促進等に関する法律(容器包装リサイクル法) 第1条(目的)
 この法律は、容器包装廃棄物の排出の抑制並びにその分別収集及びこれにより得られた分別基準適合物の再商品化を促進するための措置を講ずること等により、一般廃棄物の減量及び再生資源の十分な利用等を通じて、廃棄物の適正な処理及び資源の有効な利用の確保を図り、もって生活環境の保全及び国民経済の健全な発展に寄与することを目的とする。

◆ 容器包装リサイクル法 第11条 (特定容器利用事業者の再商品化義務)
1 特定容器利用事業者は、毎年度、主務省令で定めるところにより、その事業において用いる特定容器(第十八条第一項の認定に係る特定容器及び本邦から輸出される商品に係る特定容器を除く。次項第二号ロを除き、以下この条において同じ。)が属する容器包装区分に係る特定分別基準適合物について、再商品化義務量の再商品化をしなければならない。

 
 

 ちなみに、この容器包装リサイクル法でいう「特定容器」のなかには、もちろんペットボトルも含まれます。 ほとんど、ペットボトルのリサイクルを推進するのが目的で作られたような法律ですからね。

 

 

◆ 容器包装リサイクル法 第2条(定義)
2  この法律において「特定容器」とは、容器包装のうち、商品の容器(商品の容器自体が有償である場合を含む。)であるものとして主務省令で定めるものをいう。

◆ 容器包装リサイクル法施行規則 第1条(特定容器)
 容器包装に係る分別収集及び再商品化の促進等に関する法律 (平成七年法律第百十二号。以下「法」という。)第二条第二項 の主務省令で定めるものは、別表第一に掲げる商品の容器とする。

別表第一
 七     商品の容器のうち、主としてポリエチレンテレフタレート製のものであって次に掲げるもののうち、飲料、しょうゆその他主務大臣が定める商品を充てんするためのもの
 (一) 瓶
 (二) (一)に掲げるものに準ずる構造、形状等を有する容器

 
 
 

 そして、ペットボトルの普及とともに、ミネラルウォーターが市販される動きも加速していき、今では当たり前のようになっています。

 ミネラルウォーターは、大半がペットボトルに入れて売られていますよね。 紙パックや缶に入ったミネラルウォーターなんて、聞いたことない。

 だから、ミネラルウォーターとペットボトル、両者は運命共同体なのかもしれません。

 私が最初にミネラルウォーターを、スーパーマーケットの店頭で見かけた(存在に気づいた)のは、たしか小学高学年ぐらいのころかなと思いますが、ハッキリ言って、意味がわかりませんでした。

 「わざわざ、水を買って持って帰る人がいるのか?」と。

 水道水が100%地下水でまかなわれている熊本市で育ったからかもしれませんが、飲み水は水道から汲めば十分だったのです。

 しかし、今では風呂のお湯までミネラルウォーターだという家庭が一部にあるそうで、ビックリですよね。 そんなもん、都市伝説だと信じたいです。

 ただ、水道水がミネラルウォーターである熊本市にいたころは、知らないうちに、そういう家庭と同じことをしていたんだなぁと、水問題では極めて恵まれた境遇にいた自分の子供時代にビックリ仰天させられます。

 

 

 日本国内だって、公害対策、環境アセスメント、犯罪被害者保護、個人情報保護、情報公開、ストーカー規制など、今では当然のように国の法律で規制されているカテゴリも、

 最初は、地方の一自治体がチャレンジングな規制条例を設けたことから始まったのです。

 そういうことを、来月末に刊行される次回作『47都道府県 これマジ!?条例集』(幻冬舎新書)でも書かせていただいています。

 中央政府を拠点に全国へ規制を及ぼすだけでなく、いわば、国内で「ボトムアップ」的に、新しい政策が広がっていく可能性が見えてきますね。

 もちろん、このオーストラリアの小さな街で産声を上げた「ペットボトル禁止」という条例も、全世界に広がっていくだけの潜在性は秘めていると思います。

 既存のペットボトル製造業者はどういう手を打つのか?

 これから、ペットボトルに代わるどんな素材の容器が開発されるのか?

 私は缶コーヒーでも飲みながら見守っていこうと思います。

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2009年10月27日 (火)

【地方探訪2】 珍しいネーミングの観光大使(ミス○○)

 台風一過! 雲一つ無い青空が広がっておりますなぁ~~。

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 ↑ 今朝、うちのベランダに落ちてました。 昨日の台風でどこからともなく飛んできたんでしょう。

 フォーエバー21って、男モノあったっけ?

 サイトを観てみたら、あるんですね。 へぇ~。

 今朝からフォーエバー21の袋が見あたらない女性は、ぜひご一報を。 そのへんで、お茶でも飲みましょう。

 もし、持ち主が男性である場合は、申し出ていただかなくて結構です。 ごみ袋として活用させていただきます。

 

 11月末に幻冬舎新書として出版させていただく、次回作の書名が『47都道府県これマジ!?条例集』と決まりました!

 そう、仮タイトルが、正式タイトルになったかたちです。

 皆さんがお住まいの街、そして故郷を、ますます好きになれるか? それとも嫌気が差すか……? ふふふ。

 さらに、この出版タイミングで、『裁判官の爆笑お言葉集』がコッソリ増刷されることも決まりました。 どうもありがとうございます。

 出版業界には極めて厳しい時代ですが、愛車の板金塗装代を稼がなければいけないので(←まだ言ってる)、なりふり構わず書き続けるしかありません。

 

 さて、全国各地では、自治体の観光PRに一役買う「ミス○○」として、大勢から選ばれた好感度の高い女性が活躍しています。

 しかし、一部には募集定員を大幅に割って、応募者がゼロというミスコンもあり、たまたまコンテストの事務を手伝っていた淑女がミスに抜擢されるなんて、苦し紛れの珍事もあるそうで……。

 まぁ、今の時代、地方のミスコンにエントリーして選び抜かれる明確なメリットは、ほとんど無いのかもしれません。

 地方の容姿端麗な娘さんは、受験勉強を頑張って、東京の大学に出てきて、ミスキャンパスに選ばれて、女子アナになって、プロ野球選手と結ばれて、大リーグを目指す夫に付き添ってアメリカに渡り、数年後に戻ってきて、旦那が引退したらフリーアナやママさんタレントとして活躍するんだろうなぁと思うのですが、

 それだけに、露骨な見返りを求めず、故郷の振興のために力を貸そうとする女性には、とても好感が持てますね。

 それに、

 単純に男の子として、きれいなお姉さんは大好きです。 っつーことで、

 

【北海道・札幌市】 ミスさっぽろ・雪の女王

【秋田県】 ミスあきたこまち

【岩手県】 いわて純情むすめ

【宮城県・石巻市】 ミス川開き

【宮城県・大崎市】 ミスこけし 
 ※ 2009年廃止。 以前には、ミスに選ばれた女性が直後に辞退し、自治体が民事提訴する騒ぎにもなった模様。

【栃木県・真岡市】 ミスコットン 
 ※ 外国の方!

【埼玉県・草加市】 草加さわやかさん

【神奈川県・大井町】 ひょうたん娘

【富山県・砺波市】 プリンセスチューリップ

【石川県・金沢市】 ミス百万石

【山梨県】 ミス宝石

【山梨県甲州市】 ぶどう娘
 ※ モーニング娘ぐらい多い。

【長野県・佐久市】 ミス佐久鯉

【静岡県・富士宮市】 ミス富士山

【三重県】 伊賀っ娘

【滋賀県・甲賀市】 ミスくの一忍者 (甲賀の里 忍術村)

【奈良県・大和郡山市】 女王卑弥呼
 ※ 福岡にも同名の観光大使がいます。邪馬台国の位置論争も背景にあり、複雑ですね…。

【京都府・宮津市】 プリンセス天橋立

【兵庫県】 ミス揖保乃糸

【兵庫県姫路市】 お城の女王

【鳥取県】 しゃんしゃん鈴の音大使

【岡山県】 備前焼小町

【広島県・熊野町】 ふで娘


【徳島県・鳴門市】 うずしおレディ

【愛媛県】 みかん大使

【福岡県・朝倉市】 女王卑弥呼

【福岡県・柳川市】 水の精

【宮崎県・延岡市】 若鮎レディ

【宮崎県・高千穂町】 ミス神様 (高千穂建国まつり)
 ※ おそれおおすぎる名前。

【沖縄県】 泡盛の女王

 

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【岩手県・西和賀町】 ミスターきのこコンテスト

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2009年10月22日 (木)

足利事件の再審初公判、奇跡の傍聴券ゲット! その大きな代償も…?

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 暗い早朝から、高速を飛ばして行ってきました。 宇都宮地裁!

 幼女殺害の「足利事件」で、ぬれぎぬを着せられ、無期懲役の判決を受けた、菅家利和さんについて、やりなおし裁判が行われたのです。

 そして、なんと、傍聴券を引き当てちゃいました!!!

 希望者972人中の50席。 倍率は19倍以上ですね。

 傍聴券のクジ運が悪いのが、司法ライター長嶺のウリだったのに、ここのところ、立て続けに高確率のものを引き当てちゃってます。

 ただ……

 栃木に行く前に、ガソリンを入れておこうと、朝の4時ごろ、24時間営業のセルフスタンドに入ったのですが、給油機の側に車体を寄せすぎて、給油機をガードしている鉄パイプの柵に……!!!!


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 やっちまいました。

 栃木に行くの、やめようかと思うぐらい落ち込みました。

 数カ月前にも、街中の地下駐車場を出るときに、壁にフロントフェンダーが軽く触れてしまったのですが、クルマ手入れ用のウェットシートでボディを30分ぐらいこすってたら、だいぶ目立たなくなったので、そのままにしてました。

 ただ、今回は、もはや見て見ぬフリできないでしょう。

 車両保険は入ってますが、このドジナガミネが、自損で保険使ってたらキリがないので。

 なんとか20万ぐらいで直してもらえたらと思うのですが……

 くっそー、預金がどんどん減っていく。

 

 というわけで、

 だからこそ、

 出版社・新聞社の皆さん! 

 私にたくさん仕事をください!!

 どうかご遠慮なく!

 

 それにしても、私の愛車の右隣に、誰もクルマを駐めてこないのが笑えました。

 「オマエがこすったんだろ」と、“ぬれぎぬ”を着せられたくないのでしょうね。

 

 愛車をボコボコにしてしまった代わりに、足利事件・奇跡の傍聴券を引き当てて、なんとか機嫌を取り戻し、いそいそと206号法廷へ。

 裁判のやりとりや、菅家さん・法律家の表情や仕草の様子など、詳細は近いうちに有償メールマガジンでお送りしますが、私、ひさびさに涙を流しながら傍聴席でメモをとってました。

 

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  ↑ 朝の7時半で、こんな感じです。

 

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2009年10月20日 (火)

【地方探訪1】 全国各地の珍イベント

 昨晩から深夜にかけて、各方面から急ぎの仕事を続々といただき、頭がフラフラですが、かえってテンションが高くなっていますので、この勢いでブログも更新したいと思います。

 今晩の7時から、フジテレビの2時間スペシャルで「わかるテレビ」第6弾が放送されます。

 知られているようで、実際には深層があまり知られていない事柄について、わかりやすく手短に解説するという番組。

 今回は、『最高裁判所』もテーマのひとつで採り上げられています。

 じつは、ココだけの話、この最高裁についての解説VTRの監修者として、最初はなんと、この私に白羽の矢が立ってしまったのです。 ビックリしました。

 しかし、番組制作会社の上層部や、最高裁事務総局の広報セクションから、「こんな、どこの馬の骨とも知れんライターじゃ、話にならん」と、結局はNGが出たそうで……。

 なんだか、いきなり他人からプレゼントをいただいて、次の日にいきなりプレゼントを取り上げられたような、キツネにつままれた気分ですが、まぁ、そりゃそうですよね。

 最高裁に関する本を1冊書いただけ、国民審査の個人サイトを立ち上げただけの人間に、最高裁の解説VTRの監修なんてさせるのが、そもそもの間違いです。

 今回の監修は、元裁判官のベテラン弁護士さんが担当なさるとのことで、とても安心して観ることができます。 興味のある方は、ぜひご覧ください。

 

 さて、

 私の中で「地方」というキーワードが、目下のところマイブームになっておりまして、

 とりあえず先日、全国各地の「珍博物館」「珍イベント」「地方通貨(エコマネー)」「観光大使(ミスコンテスト)」について、ひとまずネット検索してみたところ……

 なんとまぁ、続々と出てくるわ出てくるわ。

 うれしさとともに、ちょっと呆れました。 ちょっとだけ。

 

 まず、今日は珍イベントについて3つ。

 

【愛媛県西予市】 Z-1グランプリ
 主催 : 西予市商工会青年部
 最近の開催 : 2009年10月11日(日曜)
 場所 : 『米博物館』西予市宇和町卯之町2丁目
 主要ルール : 長さ109mの廊下をぞうきんがけするタイムトライアル
 最高記録 : 18秒29

   ついこないだ、決勝大会があったんですね。

 

【愛知県蒲郡市】 マウスパッド投げ世界大会
 主催 : ZIP-FM、日本マウスパッド投げ連盟、BeansMedia
 最近の開催 : 2009年8月16日(日曜)
 場所 : 愛知県蒲郡市・大塚海浜緑地(ラグーナ 蒲郡・南側)
 主要ルール : 「マーーー!!」と叫びながら投げる。
 最高記録 : 94.9メートル(94.9マー)

   なんとなく、アメリカで盛んに行われていそうなオーラを帯びた珍スポーツ。 日本人が考えたってのが意外ですね。

 
 

【奈良県大和郡山市】 全国金魚すくい選手権大会
 主催 : 全国金魚すくい競技連盟、大和郡山市
 最近の開催 : 2009年8月23日(日曜)
 場所 : 金魚スクエア(市総合公園施設)
 主要ルール : 4センチ前後の「和金」を3分間ですくえた数を競う。
 ルール改正 : 「壁すくい」の禁止 (2009年より)
 最高記録 : 63匹

   日本の夏の風物詩も、スポーツとなると真剣そのもの。

 

 

 あぁ……現地取材してみたいわああぁぁ。

 近場なら交通滞在費の自腹を切っても構いませんが、いずれも完全に関東地方の外ですからね。

 できれば企業のサポートがあったほうが心強いので、手がすいたときに、企画書を書いてみようと思います。 雑誌向きの企画でしょうかね。

 

 そして明日!

 10月21日は、高相クンの覚せい剤事犯と、足利事件(幼女殺害)のぬれぎぬを着せられた菅家さんに関する再審。 どちらも初公判が行われます。

 厳正なる抽選の結果、私は足利事件を選びましたので、栃木の宇都宮地裁へ行ってきます。

 平日ですから、高速道路は深夜(早朝)割引を狙います。 早起きせねば。

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2009年10月16日 (金)

山梨県「歯の健康条例」案を、いきなりつまずかせた元素

>>> “歯の健康条例”頓挫 県議会 「フッ素洗口」安全性で対立 委員辞任、検討会解散へ

 山梨県議会が制定を目指していた「歯と口腔(こうくう)の健康づくり推進条例(仮称)」の検討が暗礁に乗り上げている。子どもの虫歯予防を目的にフッ素で口内を洗う「フッ素洗口」推進をめぐり、県議間の意見が対立していることが原因。同条例の検討会は県議による条例案策定能力を高めようと、議会改革の一環として初めて設置されたが、第一歩で壁にぶつかった格好だ。(2009年10月10日(土) 山梨日日新聞から)


 

 歯の健康に重点を置いた地方条例というのは、少なくとも私は知りません。 全国初ですかね。

 まだ始まったばかりなのに、せっかく作った検討会を解散させんでも……、と思いますよね。

 山梨県議会の主要5会派にいる議員11人が「検討会」のメンバーとのことですが、各会派の代表による意見の「全会一致」を、検討会設置の原則としているため、今回は「設置の前提条件が崩れた」とのことです。

 

 水平リーベ ぼくの船。

 フッ素が、口中細菌の発する酸をしりぞけ、虫歯を予防するのに効果的な成分だという事実は、わりと古くから知られています。

 ただし、小さい子どもがフッ素を摂取しすぎると、歯の表面が茶色く変色したり、デコボコになったりしてしまう健康被害がみられるらしいんです。

 いわば「諸刃の剣」なんですね。

 虫歯を予防するのに効果があるフッ素の量と、歯を変色に至らせるフッ素の量が、かなり近いところにあるため、調整が難しいとされています。

 フッ素は健康にいいけれども、過ぎたるは及ばざるがごとし。 山梨県議会の検討会が揉めたのは、そこに原因があるんでしょう。

 ただ、アメリカでは水道水に最初から微量のフッ素を入れてしまうという政策が、一般的に行われていて、虫歯予防に一定の効果をあげているようですね。

 かの国では、フッ素の適正値は1ppm(1リットルあたり1ミリグラム)とされています。

 一方、日本では、0.8ppmと定められています。

 
 

◆ 水道法 第4条(水質基準)
1 水道により供給される水は、次の各号に掲げる要件を備えるものでなければならない。
  一  病原生物に汚染され、又は病原生物に汚染されたことを疑わせるような生物若しくは物質を含むものでないこと。
  二  シアン、水銀その他の有毒物質を含まないこと。
  三  銅、鉄、弗素、フェノールその他の物質をその許容量をこえて含まないこと。
  四  異常な酸性又はアルカリ性を呈しないこと。
  五  異常な臭味がないこと。ただし、消毒による臭味を除く。
  六  外観は、ほとんど無色透明であること。
2 前項各号の基準に関して必要な事項は、厚生労働省令で定める。

 
 

◆ 水質基準に関する省令 (厚生労働省)

 水道により供給される水は、次の表の上欄に掲げる事項につき厚生労働大臣が定める方法によって行う検査において、同表の下欄に掲げる基準に適合するものでなければならない。

 十一     フッ素及びその化合物    フッ素の量に関して、〇・八mg/l以下であること。

  

 

 私は明日、歯医者に行ってきます。

 8月に親知らずを抜いたついでに、奥歯に4本の虫歯が見つかってしまい、それキッカケで歯医者通いが続いているのでした。

 数えてみたら、明日で12回目ですね……。

 かなり面倒くさいですし、歯ぐきに麻酔を打たれる違和感がたまらないのですが、女性の歯科衛生士さんのまなざしに、毎回ひそかにドキドキして治療を受けております。

 鼻と口にはマスクをしていて、パッチリ目元しか窺い知れないので、いろいろ楽しい想像力を掻き立てられますなぁ~~~。

 むふ。

 彼女たちも出勤前、アイメイクにメチャクチャ凝ってたりして!?

 むふふふ。

 
 

フッ素で虫歯予防 (歯チャンネル88)

フッ素は歯にいいの? (ハーネット)

フッ素毒警告ネットワーク (村上 徹 氏)

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2009年10月15日 (木)

札幌・書店の本棚転倒重体事故 … 刑事立件の可能性

20091015200942

 

 今売りの「週刊文春」が、書評コーナー“文春図書館”にて、私の文章を載せてくださっています。

 しかも、文春の編集者から「いい書評ですね」と褒められるという奇跡が起きました! ありがたい!

 当方は、書評の正しい書き方なんて露知らず、手探り状態で原稿をでっち上げたのに、すみません……。

 

 今回ご紹介させていただいたのは、米カリフォルニア州の地方都市で、身重の妻を殺した疑いで、夫が陪審裁判を受け、死刑の評決に達した一部始終につき、つぶさに記録するため、12人の陪審員のうち、7名が著者として参加した本。

 一般に陪審制で、陪審員は量刑に参加しないのですが、カリフォルニア州の刑事陪審では量刑までやるモノみたいです。

 恥ずかしながら、この本を読むまで知りませんでした。
 

 対岸の火事ではありません。 そう遠くない将来、日本の裁判員が死刑の判断に加わる日は来ますから、われわれ日本人にとっても大いに参考になり、考えさせられる本です。

 ただ、日本の裁判員には、非公開評議の核心などにつき、終身守秘義務が課せられているので、いまの制度上、「裁判員体験記」を出版することは難しいでしょうね。

 


>>> 「危険認識なかった」本棚転倒で書店経営者

 札幌市東区の古書店「デイリーブックス」で本棚が倒れ、小学生女児1人が重体、女児の姉ら2人が軽傷を負った事故で、書店の経営者は14日昼、同書店近くで記者会見し、「多くの方に迷惑をかけた。申し訳ない。女の子の無事を祈っている」と謝罪した。

 本棚を床や天井に固定していなかったことについては、「地震の時も倒れなかった。危ないという認識はなかった」と改めて語った。

 また、事故当時、店内にいて軽傷を負った従業員は、書店のインターネットサイトに掲載するため、本の写真を撮影していたと説明した。(2009年10月14日23時03分  読売新聞)

 
 

 将来ある子ども、それも読書に興味がある子どもが、無事に助かりますように、遠く東京から願うしかありません。
 

 この古本屋の店長さんは、経営者(オーナー)に雇われている形のようですね。

 オーナーはテレビ画面で観る限り、けっこう若い青年実業家という風情でした。

 

 本件については、業務上過失致傷の罪に該当する疑いで、捜査が進められているようです。

 子どもがひとり、意識不明の重体になっており、今なお生命の危機に瀕している事故ですから、不起訴ということは考えにくいと思います。 きっと裁判には持ちこまれるのでしょう。

 
 

◆ 刑法 第211条(業務上過失致死傷等)
1 業務上必要な注意を怠り、よって人を死傷させた者は、5年以下の懲役若しくは禁錮又は100万円以下の罰金に処する。 重大な過失により人を死傷させた者も、同様とする。

 
 

 「必要な注意を怠り」という部分は、一般的に4つに分解して解釈されます。

・ 人身事故が起こる結果に、あらかじめ気づく義務が存在すること
・ その義務(予見義務)に違反したこと
・ 人身事故の結果を避ける義務が存在すること
・ その義務(結果回避義務)に違反したこと

 

 高さ2メートル以上にも古本を積み上げた本棚が倒れる可能性、その結果、人が負傷する可能性は、常識的につかむことができます。

 棚同士の上部を1枚の板でつないで、いちおう補強をしているみたいですが、申し訳程度の措置だといわれても仕方がないでしょう。

 だとすれば、少なくとも「まさかこんな事故が起こるとは!」という類のものではない。

 現場の店長はもちろん、現場に張り付いていないオーナーにも、予見義務・回避義務は課され、その義務に違反したことは明らかだと思います。

 たとえオーナーが「危険だという認識はなかった」と弁解しても、今回は「危険性を認識すべきだ」という法律上の義務づけがあると考えられますので、弁解になりえないのです。

 

 あとは、古本屋の経営が「業務」といえるかどうか。

 「業務に決まってるじゃないか」とツッコミが入りそうですが、業務上過失致死傷でいうところの「業務」は、仕事や経営といった意味とは切り離されています。

 以下の3つの条件を満たす必要があります。

(1) 社会生活上の地位(職業的な地位)に基づき
(2) 何度も繰り返し行われ、
(3) 他人に危害を加えるおそれがあるもの

 

 古本屋の運営は、(1)(2)を満たすことに間違いないでしょうが、たとえば医師やパイロットなどの仕事と同じように、「古本屋は人の命を預かる商売」だという一般的な認識があるといえるかどうか……?

 (3)を満たすかどうかは微妙ですね。 裁判で争われてもおかしくありません。

 

 もっとも、古本屋の運営が「業務」にあてはまらず、業務上過失致傷にならなくても、「重過失傷害」にあたる可能性は、かなり高いでしょう。

 もう一度、刑法211条1項を確認してみます。

 
 

◆ 刑法 第211条(業務上過失致死傷等)
1 業務上必要な注意を怠り、よって人を死傷させた者は、5年以下の懲役若しくは禁錮又は100万円以下の罰金に処する。 重大な過失により人を死傷させた者も、同様とする。

 
 
 

 重過失傷害罪の刑罰の重さの定めは、業務上過失致死傷と同じです。

 もしかしたら、本件書店の責任者らは、はじめから重過失傷害の罪で起訴されるかもしれません。

 被害を受けた女の子に、身体的な障害が残ることになれば、判決は禁錮1年前後でしょうか……。

 もしも、女児に万が一の事態が訪れれば、刑事責任はもっと重くなります。

 もちろん、民事上の金銭賠償も求められますね。

 こういう場合に、古本屋サイドへ保険金がおりたりすることが、ありうるのかどうか、私は不勉強ゆえわかりません。

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2009年10月 8日 (木)

「○○君を殺して何になる」を、世に送り出して何になる

 差し戻し控訴審で、ついに死刑判決が出て、第2次の最高裁判断が注目されている光母子殺害事件。

 その悲惨な事件について丹念に取材してまとめたという、「○○君を殺して何になる」と題されたノンフィクション本が、一部の書店で発売され、話題になっているそうですね。

 というより、少年法61条違反という「ルール破り」の書名(タイトル)ですから、この書名が会議で決まった時点で、世間の話題をさらうのは最初から運命づけられています。

 そもそも「よく会議を通ったなぁ」という驚きのほうが大きいです。 インシデンツという出版社の。

 

◆ 少年法 第61条(記事等の掲載の禁止)
 家庭裁判所の審判に付された少年又は少年のとき犯した罪により公訴を提起された者については、氏名、年齢、職業、住居、容ぼう等によりその者が当該事件の本人であること推知することができるような記事又は写真を新聞紙その他の出版物に掲載してはならない。

 
 

 各種犯罪を始め、法律違反というのは、通常の枠からハミ出している行いですから、マスメディアやインターネットが採り上げるネタとして乗っかりやすい。

 なので、世間にたくさん採り上げてもらえ、人の目に触れる機会も多くなるのです。

 私もその例外ではありません。ついついブログで採り上げてしまいました。

 

 露出度が上がると、世間から「注目されているもの」だと認知されます。

 そして、世間から注目されている事実は、それだけで「面白いんじゃないか」「すごいんじゃないか」「何か価値があるんじゃないか」と思わせるパワーを帯びます。

 CDや映画などの「トップチャート」、ラーメンやスイーツなどの「人気ランキング」は、その好例です。

 

 なので、職業として何かモノを作り、世に送り出す以上は、「露出度を上げる」ための策を考えるのが第一。

 その方法として、営業努力を尽くしたり、広告・広報(PR)・マーケティング戦略などを練るのもひとつですが、モノそれ自体に話題性が加わるような仕掛けを講じることも大切ですね。

 

 私も物書きですから、職業柄、「インパクトの強い書名」「世間の話題に乗せてもらえるような内容」を、年がら年中考えている人間です。 出版社の編集者は、もっと考えています。

 おととしの「裁判官の爆笑お言葉集」だって、裁判官の語録に“爆笑”という冠を付すのは、ある種の“タブー破り”なのかもしれません。 著者の私もビックリした、出版元の挑戦です。

 消費者の皆さんの予想や思い込みを裏切り、心のバランスを崩させたところに「インパクト」は潜んでいるのです。

 大なり小なり、世間様に影響を与える職業である以上、何でも許されるわけではありません。

 たとえ悪役のプロレスラーでも、プロである以上、決して「一線」は越えちゃいけないのです。

 「平凡」と「極端」の間を絶妙に突いていく、大胆かつ洗練されたセンスが求められますし、常にその領域を目指して鍛錬を重ねなければなりません。

 だから、タブー破りを超えた「ルール(法律)破り」は、つまらないのです。

 「あーあ、やっちゃったね」と思うだけです。

 

 私も、最高裁で、この光母子殺害事件の弁論を傍聴しましたから、被告人である「元少年」のフルネームは知っていました。

 そして、少年法61条も知っていますから、そのフルネームを公にすることは慎んでいます。 この事件の概要と法廷での弁論の様子を伝えるのに、被告人のフルネームは不要だからです。

 

 著者は少年法を破ってまで、確信犯的にどんなメッセージを伝えようとしているのか存じませんが、書名において被告人の実名を掲げてしまったことから、「本の話題づくりに利用した」と思わせるのに十分な外観をさらしてしまいました。

 もちろん、少年法を破る点において、本文の中で破ろうがタイトルの中で破ろうが変わりはないのですが、書籍の顔であるタイトルであえて破る以上は、「ある殺人事件の高い知名度を、書籍の売り上げに利用した」という、著者にとって不利な推定をされても仕方ありません。

 目立つタイトルを付ける以上、中身を一切読まずに、タイトルから受ける先入観だけで、反射的にアレコレ口を出す人が出てくるのは避けられません。 この私のように。

 

 「○○君を殺して何になる」というのなら、○○君は生かして更生させるべきだというご主張なのでしょう。

 だとしたら、○○君の前科という重大なプライバシーを踏みにじってどうするんですか? 基本的人権を共有しているはずの被告人の更生、逆に足を引っぱっているだけにしか見えません。

 仮に、実名を載せることにつき「元少年の許可が取れている」として、書名の一部に利用する許可は取れているのでしょうか?


 私は、神戸のいわゆる「酒鬼薔薇事件」を裁いた元裁判官の弁護士にお話を伺ったのですが、少年の犯した殺人事件を裁いたのは、40年以上の裁判官生活で、たった3回だけなのだそうです。

 少年事件の全貌を構成する罪名のうち、ほぼすべては (おそらく「~~何になる」の著者にとっては、ネタとしてつまらない)、万引きや違法薬物がらみ、ケンカや共同暴走行為などで占められています。

 本気で少年犯罪の問題を考えるのであれば、ただでさえ目立つ光事件だけを、さらに過剰に強調して採り上げるべきではないと考えます。

 そんなことでは、世間の認知をゆがめ、「人を殺して、大きなルールを破れば、世間に注目され、自分は特別な存在になれるのだ」と、勘違いする連中を生むリスクが高まるだけでしょう。

 せめて、同種罪名の少年事件を複数採り上げて、共通項や相違点などを洗い出し、分析すべきです。 それこそ、ノンフィクション作家・ジャーナリストの仕事でしょう。

 著者は、被告人をはじめ、関係者100人以上に取材したそうで、その「足で稼ぐ」労力には頭が下がります。

 が、もし、取材した人数の多さを「水戸黄門の印籠」のような目くらましにして、「何を書いても、自分の努力に免じて大目に見てもらえる」と誤解しているのなら、非常に残念です。

 ただ、書名はつまらなくても、中身は興味深く、あえて被告人が少年法を破った覚悟に感銘を受けるのかもしれません。

 とりあえず、この本を「読みたい」という気分になるまで、自分自身、気長に待ってみようと思います。

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2009年10月 7日 (水)

ジーンズの尻が破れました

 図書館の食堂にある、プラスチックのイスに座ったんですが、なんだかケツの中央付近が冷たく感じてですねぇ。

 てっきり、 

 イスの一部が、雨水で濡れでもしたのかと思ったら……。

 

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20091006170031 

 たしか、おととしの夏にもリーバイスの尻が裂けて、裏から布をあてて縫い合わせても「焼け石に水」という感じで、再び亀裂が走った記憶が。

 ケツがデカくなったのか……?ω

 尻が大きいと、イイ投手になれるといいますが、この期におよんでライターからピッチャーに転身するのも難しかろうし。

 

 重点的な「ケツ痩せ」を決行するか、それともジーンズを“消耗品”ということにして割り切るか。

 最近は、3桁の値段で買えるジーンズも一般的になりつつありますし、心理的には後者に傾きつつありますが……。

 やっぱりミッチリ運動します。 台風18号が通り過ぎてから。

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2009年10月 5日 (月)

ビジネス・ロー・ジャーナル・リニューアル

Photo 

 三茶は、ライターで売れない時代に、100円ショップのレジ応援で来て以来ですね。 本当に久しぶり。

 世田谷・三軒茶屋駅のランドマーク。 オレンジ色だから、キャロットタワー (にんじんの塔)。

 小雨が降ってるドンヨリした雲行きなので、あんまりオレンジ色に見えないですが。

 ここの19階に、ビジネス法の出版関係において新興勢力である「レクシスネクシス・ジャパン」のオフィスがあります。

 そちらの月刊誌「ビジネス・ロー・ジャーナル」が、誌面を刷新なさるということで、私に何か面白いネタがないかということで、打診をお受けしました。

 ただ、私はビジネス法には疎いのです。

 「ビジネス・ロー・ジャーナル」誌は、企業法務部の方や、ビジネス系弁護士がおもな読者ということで…… そのへんのターゲットは意識していなかったので弱りました。

 いちおう商法(会社法)は体系的にカジってますが、司法試験を諦めた後に会社法が大改正されまして、その改正を完全にフォローできていませんので、微妙ですね。

 ただ、JASRACの独禁法違反(の疑い)審判については、継続的に傍聴していますので、いちおうビジネス法の中の知的財産法がらみということで、そのことについて話してまいりました。

 あとは、自分本位なジャンルで、おもに刑事裁判などの絡みで、温めている企画を5,6個お伝えしてみました。

 これから、新しいフィールドへ仕事の幅を広げて行ければいいなと思います。 よろしくお願いいたします。

 ……と、この場を借りて、レクシスネクシスの皆さんに、さりげなく呼びかけてみました。 さっき、直接メール出しましたけど。

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2009年10月 4日 (日)

薬物犯罪と芸能界 (2) 加勢大周

 酒井法子、押尾学と、俳優が立て続けに違法薬物の使用容疑で検挙されています。

 そこで、過去の俳優検挙の事例を見ていきながら、その社会的影響を改めて考えていきたいと思います。

 こちらも、酒井被告人と同様、爽やかなイメージで知られ、しかもデビュー当時からほとんど下積みを経ずに、まぶしいスポットライトを浴びてきた俳優でした。

 


俳 優

 
加 勢 大 周



 

(事件の概要) 2008年

 覚せい剤約0.88グラム、乾燥大麻約9グラムの所持。

 さらに大麻草27株の栽培。

 自宅には、覚せい剤の注射器と、大麻の吸引パイプも見つかった。

 
 

(事件の影響)

 TBS系連続昼ドラマ「キッパリ!!」の放送中止。



(判 決)

 懲役2年6カ月(3年間の執行猶予)

 

(裁判官による判決理由)

 違法薬物に対する常習性、依存性もうかがわれるので、刑事責任は重大。しかし、二度と手を出さないと反省の態度を示している。初犯であり前科前歴も見あたらないことから、社会内での更生を図るのが相当。

 
 
(事件後)
 芸能界から引退。故郷である北海道・函館に帰り、再起を図っているものとみられる。

 
 
 
 現在、【芸能界・薬物騒動のご時世に捧ぐ】シリーズと題し、覚せい剤・麻薬・大麻関連の刑事裁判傍聴録を、重点的にお届けしています。

 
 

< バックナンバーと、今後の配信予定 >

 

◇ 9月23日配信
  [薬物騒動のご時世に…1] 現・朝日新聞社社長の息子が、MDMA(合成麻薬)と大麻を所持/執行猶予中の再犯/大麻を買ったらオマケでもらった?(2006年)

◇ 9月26日配信
  [薬物騒動のご時世に…2] 「覚せい剤をやめたいが、自分の力ではやめられない」と、59歳の男が自首/薬物前科7犯・売春防止法違反6犯(2006年)

◇ 9月30日配信
  [薬物騒動のご時世に…3] 「元“いいとも青年隊”イワンが大麻所持/ストレスを溜めこんでいた理由とは?/過去の薬物使用歴について(2006年)

◆ 10月3日配信
  [薬物騒動のご時世に…4] NHK長寿子ども番組「おかあさんといっしょ」のディレクターが覚せい剤と大麻を(2007年)

◆ 10月7日配信予定
  [薬物騒動のご時世に…5] 全日本プロレス「嵐」が大麻所持/相撲取りからプロレスラーへ転向/角界大麻問題との関連は?(2006年)

◆ 10月10日配信予定
  [薬物騒動のご時世に…6] 大麻取締法は憲法違反だ!【前編】/各方面から多くの証拠を持ち込み、弁護士が懸命の無罪主張(2006年)

◆ 10月13日配信予定
  [薬物騒動のご時世に…7] 大麻取締法は憲法違反だ!【後編】(2006年)

 

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2009年10月 3日 (土)

群馬県の桐生市まで(ETC往復2000円で)行ってきました!

 おひさしぶりです!

 地方のグッと来るローカルルールを紹介する、最新作「47都道府県 これマジ!?条例集(仮)」 (幻冬舎新書・11月末に刊行予定)の原稿が、本日ようやく書き上がりました!!!

 ほっ。

 まだまだ、校正などの微調整で忙しくなるのでしょうが、とりあえず一段落ですね。

 

 そのなかで、群馬県の桐生市「水源村宣言」を採り上げているのですが、ネットや図書館で調べても、宣言文がまるで載っていない!

 しかし、桐生市の山奥には「水源村記念広場」という、きれいな地下水を無料で汲める場所があるとのことで、先週の日曜日、現地まで行ってきました!

 標高540メートル。

 山の天気は変わりやすいということで、小雨がパラつき始めたころ、なんとか到着。 気温は18度を示しています。

 
 
 

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 けっこう立派な看板が立っています。

 正直いって「広場」というほど大きな場所ではないのですが、すでに群馬ナンバーと栃木ナンバーのクルマが駐まっていました。

 いずれも、水を汲みに来ている模様。

 そりゃそうです。 ふつう、水源村宣言を調べるためだけに、こんなトコまで来ませんよね……。

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 「水源村」という碑の足元には、桐生市を流れる渡良瀬川と、4本の支流から持ってきた石が置かれています。 赤城の水源を象徴するモニュメントといえるのでしょう。

 
 

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 そして、ありました! 水源村宣言の石碑!!

 しかし、完全に草むらに覆われています。 なんとか掻き分けました。

 

 

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  桐生市に吸収合併される前の、黒保根村が出した宣言で、ほとんど忘れ去られたモノなのかもしれません。

 桐生市役所によると、合併時に桐生市に引き継がれた宣言なので、まだ有効なのだそうですが、若干風化しているのか、宣言文の彫りが浅くなっています。

 それでも、小雨が降る中、全文をメモしてきました。

 
 

   水 源 村 宣 言

 過疎に悩む状況の中で過ごしている私たちの村に、質量ともに優れている水源があちらこちらに点在しているのを再確認した。
 水質汚染、大気汚染、増え続ける廃棄物などの様々な問題が発生しているなかで、現在の日本においても、自然を守ることは最も重要な課題である。
 私たちは自然が豊かで、水の歴史がある地域に住む人間として、人が生存していくための水を守り、水と共存するべく具体的な施策を実践していかなければならない。
 水源を守ること。自然を活用して村の将来の展望を切り開くこと。これらの共存体制を確立することによって、私たちは村で生活ができ、下流域の皆さんにもきれいな水をおくれるであろう。
 理想を高く掲げ、目標に向かって、村全体の力を合わせ、地球人としての責務である環境保護の一翼を担うべきである。よって、ここに本村は水源村を宣言する。

 平成8年3月14日    黒保根村


 

20090927130546

 

 黒保根村が、あえて水源村を宣言しなければならなかった背景など、詳しくは、11月発売の最新作に詳しく載せていますので、お楽しみに!

 ああ、水も汲んでくればよかった~~。

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