« はじめての特許審判傍聴 | トップページ | おめでとうございます、菅家さん (足利事件 再審無罪) »

2010年3月17日 (水)

「わいせつ」アレコレ

>>> スーダンでズボン着用女性に罰金刑、むち打ちは免除

 スーダンの裁判所は7日、ズボン着用が「わいせつ」だとして逮捕された女性に対し、500スーダンポンド(約1万9000円)の罰金を命じる有罪判決を下した。
 国連事務所の記者をしていたルブナ・フセインさんは7月、ハルツームで開かれたパーティーにズボン姿で出席し、12人の女性と共に逮捕された。そのうち10人の女性は7月にむち打ち刑を受けており、今回の裁判には世界中から抗議の声が寄せられていた。

 最高で40回のむち打ち刑を言い渡される可能性もあったフセインさんは、罰金の支払いを拒否したため、1カ月間収監されるという。
 裁判所の前では、フセインさんを支持するために集まった女性グループと、厳しい刑を求めるイスラム教徒らがもみ合い、治安当局が出動する事態となった。フセイン被告の弁護士は、控訴を計画している。(ロイター)2009.9.9 08:47

 

 だいぶ前の報道ですけど、ズボンを穿くことが「わいせつ」扱い、犯罪になるとは、なかなかすごい国ですね。

 下半身のラインが出やすいからですかね。

 たしかに、ジーンズのお尻から妙に色気を醸し出しながら街中を歩いてらっしゃる女性もいらっしゃいますし(私の視線に問題があるという説も有力ですが)。

 け、けしからん!!

 そうした、けしからんほど色っぽいジーンズのお尻を盗撮する行為が「公衆の場所での卑わいな言動」として有罪判決が確定した例もあります。

 まぁ、エロティックだというのは認めますけどね。

 でも、法律で禁止しちゃいけません。

 禁止しちゃあ、もったいない、

 じゃなくて、いかなる文化的・宗教的背景があろうとも、服装の選択に対する統制は、国家刑罰権の乱用だと非難されても仕方ありません。

 スーダンといえば内紛ですが、こうした血で血を洗うような体当たりの争いを経ながら、人々の暮らしは、国家による厳しい法的干渉から少しずつ解放されていくのでしょうか。

 
 
 

>>> 女性が全裸で木に縛り付けられていたが…

[米ワシントン州タコマ 3日 AP]
 タコマのポイントデフィアンス公園で女性が裸で木に縛り付けられているとの911番緊急通報を受けて、警察官が数人、現場に駆けつけた。警察広報によると、警察官が女性とその場にいた男性から話を聴いたところ、それは「合意の上の行為」であることが判明したという。
 この件に関連して、逮捕者は出ていない。 (APエキサイトニュース 2010年3月5日)


 自由の国アメリカ。

 合意の上で縛りつけられとるんなら、別に構いませんけど、

 なにも公園でやらんでも、と思いません?

 この点、たとえ互いに合意があろうと、女性自ら望んでいようと関係ありません。 日本の法律なら、普通に公然わいせつ罪(刑法175条)に該当するはずです。

 が、この件で逮捕者が出ていないということは、本件のような、公共の場所におけるプレイはお咎め無し(微罪処分)だってコトですかねぇ。

 いくら自由の国とはいえ、自由に歯止めがなさすぎですねぇ。

 ワシントン州に、公然わいせつ罪に相当する規定がないとは思えませんが……、

 屋外でAV女優を撮りたければ、篠山紀信氏は日本国内でなくワシントンへ飛んでみることも検討すべきかもしれませんね。

 それとも、このカップル、後々になって在宅起訴されてしまうのか?

 もし、刑罰を受けることまで含めてのSMプレイだとしたら画期的ですけど、捜査機関や裁判所にとっては迷惑な話。

 

 あ、そうそう、

 すべて丸く収めるんなら、むしろ、こっちの女性にムチ打ちの刑を……(以下、自主規制)

|

« はじめての特許審判傍聴 | トップページ | おめでとうございます、菅家さん (足利事件 再審無罪) »

18禁法律学」カテゴリの記事

コメント

お~、色っぽい尻は見るね~。
ついつい凝視してしまうね~(笑)。
下半身のラインがなくなったら泣くばい(哀)。

投稿: SH | 2010年3月18日 (木) 20:47

>SH

なるほどなるほど、
お互い、凝視しすぎて捕まらないように気をつけようや。

投稿: みそしる | 2010年3月27日 (土) 16:53

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/3002/47831901

この記事へのトラックバック一覧です: 「わいせつ」アレコレ:

« はじめての特許審判傍聴 | トップページ | おめでとうございます、菅家さん (足利事件 再審無罪) »