« 2010年10月 | トップページ | 2010年12月 »

2010年11月23日 (火)

原子力発電所をやめる方針なら…… ムフフ

 

>>> 大統領殿、法案署名拒否なら一緒に寝てもいいわ

【ベルリン15日AFP時事】ドイツのテレビ司会者・女優・作家のシャルロット・ロシュさん(32=写真)が週刊誌シュピーゲル最新号のインタビューで、クリスチャン・ウルフ同国大統領が原子力発電所の延命法案に署名しないなら、一晩を共に過ごしてもいいと衝撃の提案を行った。
 英国生まれのドイツ人のロシュさんはテレビで活躍する一方、2008年にはあからさまな性描写でベストセラーとなった小説「ウェットランズ」(湿地)を執筆した。反原発活動家で延命に反対の立場を取り、先週行われた高レベル放射性廃棄物の移送に抗議するデモにも参加した。
 ロシュさんはインタビューで、「(ウルフ大統領が)法案への署名を拒否するなら、彼と寝てもいいわ。私の夫は了承済みよ。後は大統領夫人がOKを出すかどうかね」と語った。
 ドイツではメルケル政権が、再生可能エネルギーへ移行するまでの「橋渡し」として、原子力発電所の寿命を最高で14年間延長する方針を決定した。しかし野党が反対し、同勢力が過半数を占める連邦参議院では法案が通過する見通しが立たない。このため、政府は同院の同意は必要ないとの立場を取っており、大統領の立場が注目されている。 〔AFP=時事〕(2010/11/16-15:28)


 

 えっ?

 い、いいんですかっ!? 

 ……こりゃ、ステキな取引ですなあ。

 

 それにしても、このシャルロット・ロシュっていう女性の自信満々っぷりが、なかなか凄い。

 原発反対のポリシーを貫徹するべく「あたしが身を挺するわよっ!」という姿勢は美しいのですが、自分の美貌その他の性的魅力に確固たる自信がなきゃあ、とても言えるセリフではありません。

 まぁ、そりゃ、ハッキリ言って美人ですけどね。

 仮にシャルロットの望みがかなわず、原発延長法案に署名がなされたところで、大統領が野党から目いっぱい責められはしても、彼女が「フられる」という形にはならないでしょう。

 だって、大統領が公式に「んー、こいつ、あんまりタイプじゃないしなぁ~。もっとポッチャリふくよかな感じのほうが……」という選り好みを、場もわきまえず言えるわけないですし。

 かといって、大統領がシャルロット目当てで本当に署名拒否して、まんまと色香に陥落するというのは、当然ながらあまりにもカッコ悪い。

 結局どっちに転んでも大統領がソンをさせられるわけです。 ウマイこと考えましたね。

 大統領にとって最もマシな選択は、法案の署名を拒否して、シャルロットも拒否する(やせ我慢で)

 ……コレしかないでしょうね。 んー、続報が待たれます。

 ただ、シャルロットも、こんな奇襲作戦を使えるのは今のうちだとわかってるでしょうけども。 ダンナさんも気が気ではないです。

 

 外国のニュースだから、かっこよく見えますけど、これを日本人で考えてみると、結構気持ち悪いのかなぁと思います。

 「菅さぁ~ん、普天間なんとかしてくれたら、あたしを抱かせてあげてもいいわよ」

 と言えちゃう32歳の女性キャスターは、日本にはいなさそうです。 いても怖いけど。

 
 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年11月18日 (木)

柳田サンの舌禍にちなんで… 歴代法務大臣お言葉集!

>>> 法相?えーっ何で俺が… 柳田法相の発言要旨

 柳田法相が14日に広島市で開かれた法相就任を祝う会合での発言要旨は次の通り。

 「9月17日(の内閣改造の際)新幹線の中に電話があって、『おい、やれ』と。何をやるんですかといったら、法相といって、『えーっ』ていったんですが、何で俺がと。皆さんも、『何で柳田さんが法相』と理解に苦しんでいるんじゃないかと思うが、一番理解できなかったのは私です。私は、この20年近い間、実は法務関係は1回も触れたことはない。触れたことがない私が法相なので多くのみなさんから激励と心配をいただいた」

 「法相とはいいですね。二つ覚えておけばいいんですから。『個別の事案についてはお答えを差し控えます』と。これはいい文句ですよ。これを使う。これがいいんです。分からなかったらこれを言う。これで、だいぶ切り抜けて参りましたけど、実際の問題なんですよ。しゃべれない。『法と証拠に基づいて、適切にやっております』。この二つなんですよ。まあ、何回使ったことか。使うたびに、野党からは責められ。政治家としての答えじゃないとさんざん怒られている。ただ、法相が法を犯してしゃべることはできないという当たり前の話。法を守って私は答弁している」 (2010年11月18日10時43分  読売新聞)


 

 きっと、良くも悪くもサービス精神の強い方なんでしょうね。

 せっかく集まってくださった地元の支援者を退屈させないようなスピーチを志向し、何か面白い冗談を交えられないかとネタを練り、「そうだ!」と思い至ったのでしょう。

 ただ、過去には『個別の事案についてはお答えを差し控えます』『法と証拠に基づいて、適切にやっております』という切り札を、実際に40回近くも使っちゃったという柳田さん。

 これらの切り札を一度も切らずに、「法務大臣はふたつ覚えておけばいいんです」発言が出ていれば、ある意味かっこよかったのですが(歴代法相に対しては、結構な侮辱でしょうけど)、残念ながら冗談が冗談になっていませんでした。

 野党からグイグイ責められ、ただいま辞任を迫られるほどのプレッシャーをかけられています。

 

 ここで、私がこれまで、秘密のネタ帳にシコシコ書き留めてきた、歴代法務大臣の失言・珍言をまとめてお送りします。

 このネタが日の目を見るべき絶好のタイミングが、ようやくやってきて、よかったよかった……??


 
 

「国会審議はお祭りみたいなもの。 予算は形式的にお祭り的に国会にかけなければならない」

 (1971年2月 小林武治氏) 自民党の演説会にて

 これも「国会軽視発言」の一種ですね。小林元法相は間もなく辞任に追い込まれますが「せいせいした。前から辞めたかったんだ。法務大臣じゃ選挙運動もロクにやれんからな」なんて、ホンネとも強がりともとれるコメントを残しています。

 

「現行憲法には欠陥が多い」

 (1975年5月 稲葉修氏) 参議院決算委員会にて

 この稲葉元法相は、柳田さんと違って、中央大学法学部の教授から政界に進出したという、プロ中のプロ。 やがて、この発言を取り消す旨を宣言しますが、野党議員から「法相は学者としての理念まで取り消すのか」とツッコまれ、「そうではない。取り消すというのは不適当な言葉であり、誤解を生じるので。できれば改正したい点もある憲法でございます、とか、他に言いようがあったんじゃないかと思う」と弁明しています。 まぁ、憲法改正こそ自民党の存在目的そのものだと聞きますし、そのポリシーが法務大臣の口から出た形のようです。

 

「刑事責任の追及段階では、捜査当局が主役であり、国会は脇役ではないのか」

 (1976年7月 稲葉修氏) 参議院ロッキード問題特別委員会

 これも国会軽視系ですけど、まぁ、正論のような気がしないでもないですね……? ともかく、国権の最高機関として証人喚問を含む国政調査権を掌握する国会のプライドを、うっかり傷つけてしまったようです。

 

「(歌舞伎町周辺は)悪貨が良貨を駆逐するというか、アメリカにクロが入ってシロが追い出されるというように、混住地になっている」

 (1990年9月 梶山静六氏) 閣議後の記者会見にて

 黒人を「悪貨」に例えてしまった人種差別発言です。 4日後に、発言の取り消しと陳謝をしていますが、そんなことでは決着が付かず、国際問題に発展。
 アメリカ黒人議員連盟の会長に、陳謝を述べる書簡を送るも、間もなく下院外交委員会にて、梶山元法相の発言を遺憾とする決議が賛成多数で採択されました。 それにしても、なんでこんなこと言っちゃうんでしょうか。

 

「南京大虐殺というのは、でっち上げだ」

 (1994年5月 永野茂門氏) 毎日新聞に掲載

 この発言により、就任わずか10日で一気に辞任に追い込まれました。 「30万人を虐殺した」という犠牲者数を問題にしているのか。 それとも、日本軍による大量殺害行為そのものを否定しているのか。 「大虐殺」の定義や史実の検証が問題になるのでしょうが、いずれにせよ、デリケートな近代史問題だけに、触れる場合は覚悟して、細心の注意が払われるべきです。

 

「聞いているか聞いていないかということも、申し上げられません」

 (2004年10月 南野知恵子氏) 衆議院予算委員会にて

 日本歯科医師連盟による自民党旧橋本派へのヤミ献金事件について、野党議員から「事件について、どう把握しているか」と尋ねられてのアンサー。 さらにしつこく聞かれて「聞いていません」「報告できません」「言えません」と、クルクル変わる苦し紛れの空虚な答弁に、このときも法務大臣としての資質を問う声が噴出しましたね。

 

「法務省でも、『らい』の問題について啓発が必要なので予算をお願いしました」

 (2005年1月 南野知恵子氏) 自民党の島根県議「新春の集い」にて

 「らい」という言葉そのものが差別用語だというより、ハンセン病が「らい」と呼ばれていた時代に、患者に対する壮絶な差別待遇が行われていたという事実の比重のほうが大きいのでしょう。ベテラン看護師出身の法務大臣ですから、かつての呼称のクセが抜けていないかもしれません。ですが、少なくとも、法律の条文上、らいという病名は1996年でハンセン病と統一されているのですから、配慮されるべきでした。

 

「男児誕生を期待しています」

 (2006年9月 杉浦正健氏) 

 秋篠宮紀子妃殿下ご出産の前日の発言。実際に親王がお生まれになりましたが、男系天皇の「お世継ぎ」を生むという妃殿下のプレッシャーに微塵も配慮していないだけでなく、端的に女性蔑視とも受け取られかねない失言です。男女平等を謳っている憲法の下の法務大臣ですから、もうチョイ慎重に。

 

「私の友人の友人が、アル・カーイダなんです。 『バリ島の中心部は爆破するから近づかないように』というアドバイスは受けてました」

 (2007年10月 鳩山邦夫氏) 日本外国特派員協会での記者会見にて

 かなりユニークな人脈をお持ちのようですが、この発言の数時間後に「(友人の友人がアル・カーイダだと)断定的に言える状況ではなかった」と修正し、さらにバリ島のディスコ爆破テロを前もって知っていたというわけでない、と釈明しています。 ようわからんです。

 

「判決確定から半年以内に執行するという法の規定が事実上、守られていない。法相が絡まなくても、半年以内に執行することが自動的、客観的に進む方法はないだろうか。順番通りにするか、乱数表なのか分からないが、自動的に進んでいけば『次は誰』という話にならない」

 (2007年10月 鳩山邦夫氏)

 死刑執行決定の重責から逃げたがるかのような、いわゆる「死刑ベルトコンベア」発言として有名ですが、鳩山さんご本人は「ベルトコンベア」という表現は使ってません。ただ、のちに「乱数表という表現を使ったのは少し反省している」とも述べています。少しかい。 人が人を裁く司法。刑罰も人が人に科すのです。その現実から目を背けてはならないのでしょう。

 死刑執行がらみの消極発言では、杉浦サンの就任会見もあります。


 

「志布志事件は、冤罪と呼ぶべきでない」

 (2008年2月 鳩山邦夫氏) 検察長官会同にて

 罪のない人に罪をかぶせるのが、冤罪という言葉の辞書的な意味ならば、やはり志布志事件も冤罪事件なのですが、「実際に起こった犯罪行為の濡れ衣を着せられた」のではなく、「実際にも存在しない罪をかぶせられた」という点で、志布志事件は、足利事件など一般的な冤罪事件とは一線を画します。 何もないところから罪をでっち上げる。いわば『創罪』とでもいうべきインチキ。『創罪』という響きは、なんだかデリカテッセンみたいですが、志布志事件という冤罪事件の特殊性を考えに入れれば、鳩山発言も納得できる……かも??

 

------------------------------

 権限が権限だけに、法務大臣のポストに就く人物は、「差別」「基本的人権」「国民主権」「条文に書かれた内容」などの要素に対し、ことのほか敏感に配慮しながら発言することが求められるのでしょう。

 法務大臣お言葉集。 コンテンツは探せば、もっとあると思います。

 親切な皆さん、どうか私に力を貸してください。 よろしくお願いします!

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2010年11月 9日 (火)

なぜバス運転手は、シートベルトを締めなくていいのか

Photo_4

 

 コーヒーひとつを出すにも熱いハートを欠かさない鹿児島に滞在して、はや1週間。

 問題の強盗殺人裁判に関する取材も少しずつ進めてまいりました。

 

 先週金曜日には、史上初となる裁判員の皆さんによる現場検証も行われました。 私もクルマを借りて、当日の朝から事件現場となった一戸建て住宅の周りをウロウロしていたんですが、現場周辺には警備員や裁判所職員が10人以上張り付いていまして、反対側の歩道に突っ立っていた私をちょくちょくにらみつけてました。 たまにパトカーが通りかかったりね。

 無理もありません。 見るからにテレビや新聞の人間じゃないし、怪しいもん、オレ。

 彼らに声を掛けられたり、パトカーから職質受けたりするのも覚悟で、懐に名刺や免許証も持っていましたが、特に何のお咎めもありませんでした。 なーんだ。

 

Photo_2

 
 

 怪しまれながらも、現場検証を終えた裁判員の皆さんを乗せている(ものとみられる)ワゴン車両を5時間待ちで撮影してみたり、ひとりで動き回って、現場検証の様子をいろいろと写真に残してきたので、とりあえず「これでヨシ」ということにします。

 

 ところで、この現場取材中に浮かんだ素朴な疑問。

 ワゴン車の運転手はシートベルトを着用しなければいけないのに、これより大きなバスの運転手で、シートベルトをしてない人がいますよね……? どうしてだ?

 福岡の道路はバスで溢れているんですが、学生時代、バスに乗って大学へ行っていたときに、ふと抱いた疑問を、15年ぶりに思い出しました。

 条文を調べてみました。


 

◆ 道路交通法 第71条の3(普通自動車等の運転者の遵守事項)
1 自動車(大型自動二輪車及び普通自動二輪車を除く。以下この条において同じ。)の運転者は、道路運送車両法第三章 及びこれに基づく命令の規定により当該自動車に備えなければならないこととされている座席ベルト(以下「座席ベルト」という。)を装着しないで自動車を運転してはならない。ただし、疾病のため座席ベルトを装着することが療養上適当でない者が自動車を運転するとき、緊急自動車の運転者が当該緊急自動車を運転するとき、その他政令で定めるやむを得ない理由があるときは、この限りでない。
 [※以下略]

 
 

 ふーん、「政令で定めるやむを得ない理由があるとき」には、運転手も例外的にシートベルトをしなくてOKみたいです。

 それでは政令を見てみましょう。

 
 

◆ 道路交通法施行令 第26条の3の2(座席ベルト及び幼児用補助装置に係る義務の免除)
1 法第71条の3第1項 ただし書の政令で定めるやむを得ない理由があるときは、次に掲げるとおりとする。
  一  負傷若しくは障害のため又は妊娠中であることにより座席ベルトを装着することが療養上又は健康保持上適当でない者が自動車を運転するとき。
  二  著しく座高が高いか又は低いこと、著しく肥満していることその他の身体の状態により適切に座席ベルトを装着することができない者が自動車を運転するとき。
  三  自動車を後退させるため当該自動車を運転するとき。
  四  法41条の2第1項 に規定する消防用車両(次項第4号において「消防用車両」という。)である自動車の運転者が当該消防用車両である自動車を運転するとき。
  五  人の生命若しくは身体に危害を及ぼす行為の発生をその身辺において警戒し、及びその行為を制止する職務又は被疑者を逮捕し、若しくは法令の規定により身体の自由を拘束されている者の逃走を防止する職務に従事する公務員が当該職務のため自動車を運転するとき。
  六  郵便物の集配業務その他業務のため自動車を使用する場合において当該業務に従事する者が頻繁に当該自動車に乗降することを必要とする業務として国家公安委員会規則で定める業務に従事する者が、当該業務につき頻繁に自動車に乗降することを必要とする区間において当該業務のために使用される自動車を運転するとき。
  七  自動車に乗車している者の警衛若しくは警護を行うため又は車列を組んでパレード等を行う自動車に係る交通の安全と円滑を図るためその前方及び後方等を進行する警察用自動車(緊急自動車である警察用自動車を除く。次項第7号において同じ。)により護衛され、又は誘導されている自動車の運転者が当該自動車を運転するとき。
  八  公職選挙法 (昭和25年法律第100号)の適用を受ける選挙における公職の候補者又は選挙運動に従事する者が同法第141条 の規定により選挙運動のために使用される自動車を当該選挙運動のため運転するとき。

 
 
 
 この規定、なかなか面白いですね。

 そうか、バックして進むときは公道でもシートベルトをしなくていいのか(3号)。 どうしてもシートベルトを締めたくない人には朗報ですね。

 男は黙って、ギアをRにして突き進め!! ……ま、そんなやつがいたら、シートベルトうんぬん以前の問題で、周囲のクルマは迷惑でたまらないですが。

 それか、シートベルトを締められないほどの、著しい肥満になるか(2号)。 太りすぎてハンドル回しづらくなったら、また別の危険性が生じそうです。

 また、選挙カーの運転手がシートベルトをしなくていいというのは、意外でした(8号)。

 そして、バス運転手のシートベルト問題に関係ありそうなのが…… 6号かなと思われます。

 「頻繁に当該自動車に乗降することを必要とする業務として国家公安委員会規則で定める業務に従事する者」とありますので、その国家公安委員会規則とやらをチェックしてみましょうか。

 
 

◆座席ベルトの装着義務の免除に係る業務を定める規則
(昭和60年8月5日国家公安委員会規則第12号)

 道路交通法施行令 (昭和35年政令第270号)第26条の3の2第1項第6号 の国家公安委員会規則で定める業務は、次に掲げるとおりとする。
1 民間事業者による信書の送達に関する法律 (平成14年法律第99号)第2条第6項 に規定する一般信書便事業者又は同条第9項 に規定する特定信書便事業者が行う同条第3項 に規定する信書便物の取集め又は配達の業務
2 廃棄物の処理及び清掃に関する法律 (昭和45年法律第137号)の規定に基づき、市町村又は一般廃棄物の収集を市町村から委託された者若しくは一般廃棄物の収集につき市町村長から許可を受けた者が行う一般廃棄物の収集業務
3  貨物自動車運送事業法 (平成元年法律第83号)の規定に基づき行う貨物自動車運送事業に係る業務、道路運送法 (昭和26年法律第183号)第78条第3号の規定による許可を受けて行う貨物の運送に係る業務又は貨物利用運送事業法 (平成元年法律第82号)の規定に基づき行う第二種貨物利用運送事業に係る業務のうち、貨物の集貨又は配達を行う業務
4 米穀、酒類、牛乳若しくは清涼飲料の小売業その他物品の小売業(販売の方法として物品の配達(当該物品に係る容器の回収を含む。以下同じ。)を行うものに限る。)又はクリーニング業に係る業務のうち、戸別に当該物品の配達又は洗たく物の受取若しくは引渡しを行う業務
5 清涼飲料、パンその他の飲食料品の製造業(飲食料品を製造し、かつ、製造した飲食料品の配達を行うものに限る。)又は卸売業に係る業務のうち、当該飲食料品の小売業その他当該飲食料品を使用して営む営業に係る店舗その他これに類する施設ごとに当該飲食料品の配達を行う業務

 
 

 ずいぶんとディープなところまで辿り着いてしまいましたけど…… ここにバス事業(旅客運送事業)は載っていないですね。

 そういえば、バスの乗客は乗り降りするけども、バス運転手自身が頻繁に乗り降りするわけじゃないので、ここには該当しないのかなと思われます。

 じゃあ、やっぱり、バスの運転手もシートベルト着用義務があるのでは?

 

 と思ったら、このようなサイトを発見!

 ……なーんだ。 まさかバスの車両が古いか新しいかの違いだったとは。

 法律上の義務化が1987年で、私がバスで大学に通っていたのが1994~5年ですので、シートベルトが装備されていない旧式のバスも現役で結構残っていた時期だったのかもしれません。

 

 また、このサイトでは、2つの説を唱えてらっしゃいます。

 『運行中に不測の事故が発生したとき、乗客の安全を守るために、素早く行動ができるようにするため』というお客様優先の意識から、
 そして、『乗客がシートベルトをしていない以上、運転手だけが命を守るシートベルトをするわけにはいかない』という勇ましい覚悟……

 いやいや、もしそれがホントだったら面白いけど、ホントかよ?  だとしたらタクシー運転手にも同様のことがいえるのでは?

 ただ、この人、条文の読み方を間違えてますな。「やむを得ない理由」さえでっちあげれば、シートベルトをしなくていいわけじゃなくて、前述の通り、道交法は「政令で定めるやむを得ない理由」というふうな限定を付けているわけなので。

 そういえば、沖縄で高速バスに乗って、インターチェンジを通過したとき、座席のシートベルトを締めるようアナウンスがあったなぁ(後部座席ベルト義務づけの2008年6月道交法改正よりも前の話)と思い出しました。 でも、その運転手さんがシートベルトしてたかどうかは思い出せませんが。 

 

 さらに、このサイトによると、再来年からは、高速バス乗客のシートベルトも、普通のクルマのものと同じ3点式(斜めがけ)になると伝えています。 マジすか?

 近ごろバスに乗っていないので、今度乗る機会があったら、運転手さんの胸元にベルトが斜めがけされてるかどうか、さりげなく確認してみようと思います。

 もちろん、ベルト着用義務の有無にかかわらず、どうか安全運転で!


 

Photo_3

 

 この鹿児島バスの運転手がシートベルトをしてたかどうかは……

 フロントガラスがテカって、よく判別できませんでした。無念。

| | コメント (8) | トラックバック (0)

2010年11月 2日 (火)

桜島の夜明けでゴワス

Photo 

 おはようございます。 九州人のくせに、ほぼ30年ぶりに鹿児島にやって来ました。

 今日から、裁判傍聴や現場周辺取材のため、この鹿児島に14泊します。 1日だけ一度東京に戻りますが。

 寝不足が続いていて変なテンションですが、無事に成果を出せるよう頑張っちゃいます。

 

 そして問題の裁判、行方がどうなるか本当に未知数です。

 

>>> 高齢夫婦殺害 弁護側 証拠に不同意 実況見分調書など=鹿児島

 鹿児島市で昨年6月、高齢夫婦が殺害された事件で、強盗殺人罪などで起訴された同市三和町、無職白浜政広被告(71)の弁護側が、検察側が証拠請 求した実況見分調書など大半の証拠について不同意としていることが9日、わかった。鹿児島地裁(平島正道裁判長)は同日の公判前整理手続きで、検察側の証 拠の採否を判断するため、事件当時の県警捜査員らの証人尋問を行った。
 関係者によると、非公開で行われた公判前整理手続きには、捜査員や事件関係者ら十数人が出席。県警が実況見分調書や現場の写真報告書、鑑定書などを作成した状況について、主に弁護側から質問したとみられる。
 起訴状では、白浜被告は昨年6月18日午後4時半から19日午前6時にかけて、同市下福元町の蔵ノ下忠さん(当時91歳)方に金品を奪う目的で侵入、忠さんと妻のハツエさん(同87歳)を金属製スコップで殴って殺害したとされる。
 白浜被告は逮捕当初から一貫して無罪を主張。犯行現場の寝室から採取した指紋が、白浜被告のものと一致したことが逮捕の決め手となったが、スコップからは白浜被告の指紋は検出されなかったという。
  白浜被告の裁判員裁判は、11月1日に選任手続きを行い、2日から10日間、法廷で審理する。その後、罪の有無や量刑を決める評議を経て、12月10日に 判決を言い渡す予定。選任手続きを含めた判決までの日数は、裁判員裁判では過去最長の40日間になる。 (2010/09/10朝刊 読売新聞)

 

 この被告人、強盗殺人容疑がかかっていて、「現場に行ったことすらない」と無罪を主張していますが、じつは千葉でコンビニ強盗致傷未遂の前科があるようなのです…。

 火のついた灯油入りのビンを手にして、売り場にいた店員に「金を出せ」と脅しましたが、店員がレジに戻る間、灯油ビンを床に落とし、お金を取らずに外へ逃げていったというのです。

 (11月4日、追加訂正。 失礼いたしました)

 

 もちろん、前科があるからといって、本件もやったと決めつけることができないのは当然ですが、「現場に行ったことがない」のに、どうして現場に指紋が残っているのか。

 仮に無実だとしても、少なくともその弁解はウソなのでは……?

 と思うんですけどね。

 それとも、前科で指紋記録が残っているのをいいことに、警察が証拠を捏造したというのか。

 あるいは、「やっぱり現場には行きました」と、法廷で供述を覆すのか。

 金曜日に裁判官みずからが現場検証をすることになっていますが、もしかしたら、裁判員が史上初、現場検証に参加することになるかも?

 事件現場の住所は、国会図書館を使ってチカラワザで調べましたので、果たして何が起こるのか、どうにかこうにか追いかけてみようと思います。

 傍聴記録は今後、メールマガジンで逐一お送りする予定です。

 
 

| | コメント (3) | トラックバック (0)

« 2010年10月 | トップページ | 2010年12月 »