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2011年6月16日 (木)

出版業界への影響は甚大で…… 日本製紙 石巻工場の今

 東日本大震災の本震から3カ月あまり。

 本日、仙台地裁の「石巻支部」へ初めて向かったのですが、裁判の数が少なく、民事の尋問が午後2時半から、ということなので、午前中は大津波の被災地域へ足を運ぶことにしました。

 

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 裁判所から、わずか10分ほど歩いただけで、信じられない驚愕の光景が広がっていました。

 写真を通しては、私が受けた衝撃のうち、わずかしか伝わらないと思います。 なにしろ、360度、見渡す限りムチャクチャになっているのですから。

 なぜこの街が完膚なきまで破壊されなければならないのか。 運命とは理不尽ですが、地盤が非常に不安定な国に住む以上、この運命は次にどこかが引き受けなければならないのは確実なのです。

 日本製紙 石巻工場は、9月の操業開始が予定されていても、大津波の傷跡は、まだまだ手付かずの部分がたくさん残っていることを思い知らされます。

 出版業界に携わる者として、数年後の完全復興まで見届けなければ、バチが当たるに違いない、とすら思いました。

 石巻工場の周辺を撮影したものを一部掲載いたします。

 

 

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 看板の水平方向に、わずかに3本線が付着しています。 この高さまで津波の水面が押し寄せてきた事実を物語っているのでしょうか。

 

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 工場の中には、紙製品や原材料を運ぶための鉄道が通っていたようなのですが。

 
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 もはや、絶句するしかありません。

 
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 しかし、わずかずつですが確実に復興は進んでいます。

 

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 近日中にも、工場の周辺にある住宅地だった被災地の写真を掲載いたします。 率直に申し上げて、これ以上にやるせない光景でした。 津波は、この世の悪魔です。

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2011年6月 5日 (日)

【無罪確定記念】布川事件再審判決・フォトギャラリー

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 5月24日10時過ぎ。 茨城県土浦市、傍聴整理券配布場所の亀城公園(裁判所そば)

 


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 公園の土がぬかるんで足が取られるほど、かなりの雨が降っていた。

 整理券をもとめて、すでに大勢の人が並び、行列を作っている。 600人あまりが集まった、昨年7月の再審初公判よりも「傍聴希望者」の人数は多い印象。

 

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 「雪冤」という文字が大きく刷り込まれた手ぬぐいをかぶって、整理券の配布を待つ支援者の女性。 1つ500円で販売されていたので、私も購入しました。

 

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 そして、11時35分、傍聴券の当選発表。

 わずか25席の一般傍聴席を求めて、支援者やマスコミ動員も含めて、最終的に1053人が集結したといいます。

 

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 私はもちろん外れましたが、2番違いということで、かなりの惜しさ。

 そして、13時半の判決直前になって、土浦の空には急に光が差し、晴れ間がのぞいてきました。 まるで、これから読み上げられる判決内容を暗示しているかのよう。

 今か今かと判決を待つ皆さん。

 
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↑ 熱心に支援する国民救援会の皆さん。
 

 
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 判決公判開始の13時半。

 その時刻を数十秒まわった段階で、再審無罪の知らせが裁判所正門前へ示されました。
 

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 そして16時半過ぎ。 判決公判を終えた杉山さんと桜井さんが正門前に現れる。

 フジテレビの笠井アナのインタビューを受ける杉山さん。

 

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 18時。 裁判所に程近い大きなホテル(ホテルマロウド筑波)にて記者会見。

 

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 そして、19時半過ぎから行われた、記念パーティでの壇上。

 布川事件弁護団の皆さん。

 
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 そして、弁護団の各メンバーに謝礼の花束を渡すおふたり。

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 そして、1996年の仮釈放から、おふたりの姿を追い続けた、映画『ショージとタカオ』の井手洋子監督。

 

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 無実の罪により「無期懲役囚」となり、理不尽な服役を強いられるも、ゼロから少しずつ普通の人生を取り戻していった、桜井ショージと杉山タカオの14年間を記録したドキュメンタリーです。

 説教くさい冤罪映画のイメージを、良い意味で覆してくれる作品だと思います。

 現在、東京・横浜を皮切りに、全国各地でロードショーが行われています。

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布川事件で地検が控訴断念 無罪確定の見通し
 (6月4日 共同通信)

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