妻を抱きしめるイベントが中止 (群馬・嬬恋村)
>>> 「愛妻ハグ」参加ゼロで中止 「寒さ嫌われた?」しょげる嬬恋村
「つまごい」と読む村名にちなみ「愛妻」をテーマに地域おこしに取り組んでいる群馬県嬬恋村の冬の新イベント「愛妻の丘でハグしよう 極寒星空ハグ」が中止に追い込まれた。理由は、参加カップルの申し込みがゼロだったため。高原地帯で冬は気温が氷点下に下がるため、村観光商工課は「ハグするためだけに寒い所には来ないのかも」としょげている。
「愛妻の日」の31日にハグにちなんで午後8時9分に抱擁する趣向で、村は「普段見られない景色や星空に囲まれてハグできる」とアピールしたが、問い合わせが約10件あっただけ。
村は平成18年から毎年9月、普段言いにくい妻への気持ちを思い切り叫ぶ「キャベツ畑の中心で妻に愛を叫ぶ」(通称・キャベチュー)を開催、人気を集めている。村は「ハグが恥ずかしかったわけではないはず。これからも“愛妻の聖地”としてPRしていきたい」とめげない。(2010.1.23 08:04 MSN産経ニュース)
嬬恋村の発想は、決して悪くないと思うんですけどね。
やっぱり時期が悪いようです。
真冬の山奥なんですから。
1月31日は、「あいさい」のゴロ合わせでしょうし、さらにハグのゴロ合わせで「午後8時9分」……と。
イヤラシイ私は、その時期の嬬恋村がどれだけ寒いのか、気象庁の過去の気象データ検索で探してみましたよ。
嬬恋村ズバリのデータ(アメダス)は無いようですので、近いところを見繕って、草津を。
2010年1月31日、午後8時10分の草津。
気温はマイナス1.0度。
西南西の風、0.9メートル。
……そんな凍えそうな夜は、おとなしくコタツで丸くなっていたいもの。
いくらアツアツカップルであろうと、物理的な体表温度の冷たさには打ち勝てませんよ。
たぶんですけど、
ゴロ合わせが逆なんじゃないでしょうか。
1月31日の 8時9分
でなく、
8月9日の、1時31分
……ってコトにしたら、すべてが丸く収まるのでは?
真夏なら、屋外にいても大丈夫でしょう。 ただし、ヤブ蚊に注意。
ま、午前1時31分に、野外で男女が抱き合ってチチクリ合っていたら、さすがに地元の町内会長かPTA会長とかが黙っていなさそうですが、
午後1時31分なら?
暑苦しいかな?
2009年8月9日、午後1時30分、草津。
気象庁のアメダス過去データによると、
気温 22.3度
南東の風1.5メートル
!!!
めちゃくちゃイイ感じじゃないですか。 さすが避暑地!
嬬恋村のハグ担当の方、ぜひご一考を。
そういえば、「愛妻」に対応するような、“愛する夫”を指し示す言葉(日本語)って、あんまり思い当たらないですねぇ。
ジェンダー学的には、ドーナノ?
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