2010年2月24日 (水)

世界の貯金箱博物館 (兵庫県 尼崎市)

20100220123835

 
 先週の土曜日のこと、せっかく取材で兵庫県に来たのだから、前々からぜひ立ち寄ってみたいと考えていた場所に向かいました。

 

20100220130147

 
 
 尼崎信用金庫が運営する、「世界の貯金箱博物館」

 以前お伝えした「大麻博物館」とは違って、今回は、法律や裁判とは全く関係ございません!

 ただ単に、珍しモノ好きの血が騒いだだけで。

 

20100220124123

 
 1階の特設会場に、黄色く広がる阪神タイガース試用の貯金箱たち。

 まるで、ひなまつりの段飾りを先取りしているかのよう。 (?)

 このスペースは、数カ月単位で企画が用意されていて、そのたびに全面的に品物を入れ替えるそうです。

 
 

20100220124224

 

20100220124857

 

20100220125042

 

20100220125330

 

20100220125424

 帰りがけに、受付のご婦人に声をかけてみました。

 貯金箱に関する博物館は、ほぼ世界で唯一。

 以前はオランダにあったけど、無くなったらしい。

 そして、現在展示してある貯金箱は、所蔵品のわずか5分の1程度にすぎないこと。

 ……などなど、仕事と何の関係もないのに、いろいろ聞いちゃいました。
 

 千葉の船橋からやってきて、懸命に展示物の写真をとる私は、どうやら「貯金箱に大変興味のある人間」と思われたよう。

 「全国の珍しい博物館をまわるのが趣味です。 まだ始めたばかりですが」と、適当な説明を返しておきましたが、ホントにまわってみようかな、マニアック博物館を。

 東京にもいろいろと、細かいテーマで珍品を集めている博物館は散在しているようなので、裁判所の閑散期にでも、少しずつ訪れてみようと思います。

 

 今回、私の一番のお気に入り貯金箱は、コチラ ↓
 

20100220124320

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年1月21日 (木)

那須の“イケナイ博物館”へ… (ナガミネらしいオチ)

 せっかく朝4時半起きで宇都宮まで赴いたのに、足利事件の傍聴券を確保できなかったので、

 こんなこともあろうかと、

 「こうして足利の傍聴券を外した際には、ぜひ行ってみたい」

 と思っていた場所へ、クルマで1時間半かけて行ってきました!

 

 真冬にレッツゴー! 避暑地・那須へ!!

20100121130836

 

 いやー、景色が素晴らしいですね。

 しかも、わりかし暖かい日なので、心配された積雪もバッチリ、ございません。

 そして、

 

Photo

 

Photo_2  

 

 おぉ~、すごいなぁ。 想像以上。

 以前から「一体なんだろう?」と、怖いモノ見たさの興味を抱いていた「大麻博物館」に到着!

 

 「大麻有ります!!」なんて、なかなか物騒な場所のように思えますが、

 大麻の取り扱いって、規制(都道府県の許可なく所持できないと)されているのは、「葉っぱ」の部分なんです。

 

◆ 大麻取締法 第1条
 この法律で「大麻」とは、大麻草(カンナビス・サティバ・エル)及びその製品をいう。ただし、大麻草の成熟した及びその製品(樹脂を除く。)並びに大麻草の種子及びその製品を除く。

 
 

 それ以外の「茎」や「種」は、規制から外れているので、おみやげなどとして、売って構わないんです。

 もっとも、種について所持を許す現状は、栽培罪の温床ともなりかねないので、規制の対象にすべきだという意見もあります。

 

 大麻博物館。

 決して怪しい場所ではない……とはいっても、目と鼻の先に小学校があるんですけどね。(カーナビで知った)

 そんな情景は、なかなかインパクトがあって、気になります。

 そりゃあ、小学校の教師が「大麻は乱用NG」だと、口を酸っぱくして指導していれば、特に問題はないんでしょうけど、

 児童の通学路の途中に、当然のようにコレがある環境って、イカガなモノなんでしょうかね……。

 

Photo_4

 
 

 と、PTAの父兄っぽく問いかけたくなってしまいますが、

 こういうのって、「子どもの頃の珍しい思い出」として、大人になってから話題のタネになる以上の存在にはならないんでしょう。 意外と。

 子どもって、変に心配するほどバカじゃないですし。

 ……独身野郎の言うコトじゃないですが。

 

 

 ま、それはそれとして、

 私のほかに、この大麻博物館への見物客は来ていないみたいですけど、それでも表に展示物も置いてありますし……

 
 

Photo_6

Photo_5

 
 

 ああっ!!

 

Photo_3


 

 ……………仕方がないので、

 近くにあった「道の駅」で、那須高原特産の野菜をふんだんに使ったカレーを食べてきました。 健康的でウマかったですよ~。

 大麻博物館の内部がわからず、心残りですが、今度は、木曜日以外に訪れることにします。

 明朝こそは、足利公判の傍聴券、ズバッと当たりますように!

| | コメント (2) | トラックバック (0)

その他のカテゴリー

( 日本全国 マニアック博物館の世界 ) ★『47都道府県これマジ!?条例集』(幻冬舎新書) ★『サイコーですか? 最高裁!』(光文社) ★『ズレまくり! 正しすぎる法律用語』(阪急コミュニケーションズ) ★『罪と罰の事典』(小学館) ★『裁判官の人情お言葉集』(幻冬舎新書) ★『裁判官の爆笑お言葉集』(幻冬舎新書) ★恋の六法全書(阪急コミュニケーションズ) ☆『裁判傍聴マガジン』(イースト・プレス) 『話題』『重大』の判決日程表 【採り上げてくださったメディア】 とほほ権力 ぬれぎぬという理不尽 はじめてのお改憲 らしくない弁護士 正木ひろし クローン人間が誕生したときの法律問題 ニッポン「違法状態」探訪 ニッポン全国 これマジ!?珍部署 ニュース フィクション(架空)世界の法 フジサンケイ「新規参入」騒動 ミラクルニュースの研究 メールマガジンの追補 交通安全 ふしぎ発見! 人権擁護法案の「危険部位」を検証する 出版企画「疑似恋愛で乗り切る受験」 司法浪人いろはガルタ 司法試験挫折後…… 人生再建あれこれ 地方 ふしぎ発見! 地方 ふしぎ発見! ⇒ 珍イベント集 実定法としての皇室典範 文明VS大自然 日記・コラム・つぶやき 書籍・雑誌 本日の乱暴者 条例で見る“地方の時代” 〔その他〕 条例で見る“地方の時代” (中国・四国) 条例で見る“地方の時代” (中部) 条例で見る“地方の時代” (九州・沖縄) 条例で見る“地方の時代” (北海道) 条例で見る“地方の時代” (北陸) 条例で見る“地方の時代” (東北) 条例で見る“地方の時代” (近畿) 条例で見る“地方の時代” (関東) 死刑という刑罰 法と実態の矛盾 法と生命 法律の種(法案) 法律の芽(新法) 法律家の語録集 法科大学院 ふしぎ発見! 法解釈という名の言葉遊び 泥棒 ふしぎ発見! 私の知らない『原発裁判』の世界 私の知らないマイナー法の世界 第22回 最高裁判事国民審査へ向けて 第20回最高裁判事国民審査に向けて 第21回 最高裁判事国民審査に向けて 自由と正義の三百代言 ― 弁護士 自由業者の行き当たりバッタリ取材旅行 薬物犯罪と芸能界 街で見つけた「なんじゃこりゃ」 裁判ニュースつまみぐい 裁判傍聴録「レペタな私」 裁判傍聴録「レペタな私」〔ダイジェスト版〕 裁判員制度を裁く! 裁判員制度を輝かす 100の改善案 裁判所 このワンダーランド 裁判所が認めた「あたりまえ」 講演・シンポジウムの観覧録 逮捕ニュースつまみぐい 音楽 ( 小学生からわかる 裁判所のつくりかた ) ( 映画「ショージとタカオ」 ) 18禁法律学 4コマまんが