2008年1月30日 (水)

沖縄美ら海(ちゅらうみ)水族館

 今さらですみません。 先週の金曜日に、沖縄へ来た記念として、水族館まで行ってきました。 那覇からバスで3時間近くかかったんですけどね。片道。

 

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 1975年に、沖縄の日本返還を記念して、海洋博覧会が開かれたんですが、その跡地に広大な公園がつくられ、さらに水族館などの施設が設置されています。

 なかなか素敵なところですね。 少なくとも、独り者が、ひとりで来るところではありませんでした。

 

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 ところで、コレ何……? 道ばたに落ちてたんですけど。

 柿……?に、白ひげ?? 

 ま、ともかく水族館のなかに入ってみましょうか。

 道中で割引券を買ってましたので、1割引で入場することができたのですよ。

 いやー、すごい! 面白い!

 

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156 157 158 159160  ギネスに認定された世界最大の水槽「黒潮の海」です。 ゆうゆうと泳ぐジンベイザメの大きさを、“海底”で見上げるヒト目ヒト科ヒトの群れと比べてください。 ひさびさに「ただただ圧倒される」という体験をできました。 163 

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 だがしかし、マイナー志向が染みついている私が、最も心動かされてしまったのは、このチンアナゴくんですね。

 

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 かわいい! かわいすぎる。

 砂のなかに下半身を入れて、上半身がユラユラ、微妙に出たり入ったりする仕草がたまらないですね。

 世話が面倒だし、いつか死んじゃうのが悲しいので、ペットの類は一切飼わないのがポリシーなのですが、これなら飼いたい。

 しかし、非常にデリケートな生き物らしく、飼育は至難の業とのこと。 残念!

 しかも、みやげ屋には “チンアナゴTシャツ” や “チンアナゴボールペン” などのグッズが販売されていました。

 「しまった! けっこうメジャーなヤツだったのか! このアイドル的存在め!」と、私のマイナー魂まで傷つけられてしまう始末。

 そんなもん大げさですが。

 ほかにも、丸っこい魚に細長い魚、深海のエビやクラゲ、サンゴ、イソギンチャク、目の下がハッキリ蛍光に灯る珍魚など、「これでもか」と言わんばかり、バラエティに富んでいます。 サメに関しては単独コーナーが整備されていました。

 

 結局、水族館のなかに4時間近く入り浸ってましたよ。 ぜんぜん飽きませんからねぇ。

 ……えーと、水族館を出たあとに小腹がすき、よりによって「フィッシュバーガー」を食らう、空気を読めない私でした。 ちゃんちゃん♪

 

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2008年1月20日 (日)

めんそーれ沖縄! (普天間基地を歩いて一周)

 赤嶺さん、石嶺さん、与那嶺さん…

 「長嶺さんって、沖縄出身ですか?」と尋ねられつづけて幾星霜。 昨年も、地元の人を特集したいということで、沖縄の新聞社から取材依頼を頂戴しましたけど、「長嶺」という苗字のクセに、沖縄へ行ったことすら無かった私が全部悪いのです。

 親戚もおりません。 父がいうには、うちの家系は、どっか遠くで沖縄と関係しているらしいのですが。 

 しかし! めんそーれ!

 

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 いやー、来ちゃいました。

 よく考えたら、飛行機に乗るのすら9年ぶりですよ。 いままでどんなスサんだ生活しとったんだ、っちゅー話ですが。 危険物検査で、アタフタしてしまいました。

 「CAの人って、脚ほっそいなー。よう歩けるなー」と、絶妙なバランス感覚にドキドキしつつ、気づけば那覇空港へ到着。

 東京は雪が降るとか言っとったのに、こっちは最高気温25度。 夏日ですよ。 タクシーの運転手さんも「今日は特別暖かいですよ」と言ってました。

 だってホラ、桜が咲いてます。


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 アサガオまで咲いてますよ。 あぁ夏休み。

 

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 いや、ヒルガオっぽいな。こりゃ。

 あ、申し遅れました。 私は今、宜野湾市の「嘉数高台公園」というところに来ております。 ここは沖縄地上戦での激戦地だったところらしいんですね。

 

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 公園内の片隅には、いろいろな慰霊碑が建てられています。 戦争を思わせる生々しさは残っておらず、綺麗に整えられていますが、犠牲になった方に対して「安らかに」という鎮魂の思いが込められているのでしょう。

 63年前、全国で組織され沖縄の地に集結した部隊は、ここで命を散らすことになったのです。

 

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 これは展望台です。 地球を模した珍しい形をしていますね。

 
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 そして、日米の激戦地だったこの場所から、普天間基地をハッキリと臨めるってのが、なんともわかりやすい皮肉です。

 

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 よく見ると、展望台の壁などに落書きがあるのですが、沖縄という土地柄も影響してのことか、微笑ましいというか、ほのぼのしてます。

 

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……って、落書きは犯罪ですよ! いちおう法律系ブログですし、そうでなくても、そこはキッチリ書かせていただかなきゃいけませんが。

 

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 そうかそうか。 幸運な一年にしたいよね。

 

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「ペットほしい (ミニチュアダックスフンド)」

 ……そういうことは、お父さんお母さんに言おうね。

 戦没者の皆さんもまさか、犬が欲しいと願をかけられるとは思わず、面食らっておられるはず。

 

 さて、ここまで来たら普天間基地まで足を運んでみたいですね。 タクシー代がもったいないので、徒歩で行ってみることにしました。

 なんとも沖縄らしい雰囲気の裏道を通り抜け……。

 

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 草木が生い茂る垣根の向こうに見えてきたのは「自動車ホテル」。

 

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 たぶんモーテルでしょうね。 壁に掲げられているメッセージが如実に物語っています。 私もいつまでも若若しい人間でいたいものです。

 

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 安い! ワンコイン!

 まさか「たこやき1個で100円」ということは無いでしょうから、安いはず!

 安すぎてか、日曜日にシャッターが閉まっているのが気になるところ。

 

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 は!            は!

 

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 「喫茶カップメン」って、何ぞや? 売り文句も気になります。 「花合わせ」ということは、花札をやる場所?

 ……なんだか、だんだん「モヤモヤさまぁ~ず」の「ぶらぶら宜野湾版」みたいな雰囲気になってきましたが、……そうですね、いちおう法律ブログらしく、こういうのも入れときましょう。↓

 

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 沖縄の交通裁判所を偶然見つけてしまいました。 ここでは三者即日処理方式(警察取り調べ→検察取り調べ→裁判を1日で一気にやっちゃう)の略式手続が行われている(はず)です。

 そうこうしているうちに、米軍基地の周辺付近までやってきましたよ。

 街中のそこかしこに見えてくる物が、いちいち「らしさ」を醸し出しています。

 

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 でかい送電線の鉄搭が、あちこちにそびえ立っていました。

 国を守るには、やたらエネルギーを食うという、当たり前ながら見過ごしがちな事実に気づかされました。

……えーと、結局3万歩以上歩きましたよ。

 そのうち移転するみたいですが、とにかく「普天間基地は広い」ということをカラダで思い知ることができましたね。

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2007年12月14日 (金)

栃木・小山市 「昭和の巌窟王」の石碑

 きのう、宇都宮地裁でまたしても、お目当ての裁判官に出会うタイミングを外しました。 おかしいなぁ。 担当曜日のはずなのに。

 まぁ、宇都宮なら、いつでも行けるかなと思いますので、また向かうまでですけど。

 今日は、宇都宮から南へ電車で20分ほどの「小山」というところに来ました。 新幹線が停まる駅だけあって、わりと開けた街並みが広がっていますが、私のお目当ての場所までは、JR小山駅から7キロぐらい離れています。

 タクシーで行って帰ってくれば済むんですが、それじゃあ、あまりにもつまらんなと思い、ためしに自分の足で向かってみることに。 クルマで通り過ぎたら気づかない発見があるんじゃないかと。

 途中で、けっこう小ぎれいな、小山簡易裁判所の庁舎と遭遇しましたよ。 

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……うーむ、でも、そうそう面白いモノは見つからんか。 甘かった。

 それより、私が目指している「昭和の巌窟王」の石碑は、まだまだ姿が見えません。 見くびっていました。

 吉田石松さんは、大正2(1913)年に強盗殺人の罪で誤認逮捕され、無期懲役の判決を言いわたされます。

 仮出所ののちも、名誉回復のため、確定判決を覆す「再審」の申し出を繰り返し、逮捕から50年が経過した節目の年に、ついに無実が認められたのです。

 こういう場合に「節目の年」という表現が適切なのか、われながら疑問ですが。

 

 「当裁判所は、被告人否、ここでは被告人と言うに忍びず、吉田翁と呼ぼう。わ れわれの先輩が翁に対して冒した過誤をひたすら陳謝するとともに、実に半世紀の久しきにわたりよくあらゆる迫害に耐え自己の無実を叫び続けてきたその崇高 なる態度、その不撓不屈の正に驚嘆すべきたぐいなき精神力、生命力に対し深甚なる敬意を表しつつ翁の余生に幸多からんことを祈念する次第である」 

名古屋高裁 小林登一裁判長 1963.2.28 [判決理由]

 

 この吉田翁というのは「よしだおう」という読みでいいんですよね? 「翁」というのは男性老人に対する敬称を意味するそうです。 ハイ、いま、辞書引きましたよ。

 それにしても、道のりが遠い! すがすがしいまでの冬晴れで、天気はサイコーなのですが、まるでトラック物流専用のような郊外の国道に差しかかるにつれ、歩けども歩けども景色が変わらず、だんだんウンザリしてきました。

 いつしか、目はタクシーを探すようになっていたのですが、こんな雰囲気の道路を流しているわきゃないのです。 歩行者すらおらず、誰ともすれ違いませんし。

 

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 歩みを進めること1時間半。 この道路脇の建物(卸売市場)の向こうに、翁の碑があるはずなのですが…… 案内板はないですね。

 でも、このあたりに違いないはずだと、もう少し歩いていくと、墓地のなかに大きな石碑らしきものが見えてきました。

 ただ、どうやって行けばいいんだろうか。 行く手を田んぼが1枚さえぎっています。

 国道の立体交差の脇なんですが、歩道なんてオマケ程度にしか設置されておらず、あちこちが行き止まりになっています。 ちょっとした迷路のようなルートを模索し、ついにゴールへたどり着きましたよ。

 

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 間違いありません。 「人権の神ここに眠る」とありますが、これは、小林裁判長の筆跡を写して彫られたものとのこと。

 まさに、「お墓 兼 石碑」という位置づけのようです。

 石碑の裏側には、『碑誌』と題された文章が刻まれていました。 以下、できるだけ原文に忠実に引用いたします。
 

 大正二年八月十三日の強盗殺人事件において、眞犯人の偽証のため、逮捕され、残虐きわまる拷門をうけたるも屈せず、終始犯行を否認す。しかし、その甲斐もなく無期懲役の刑確定して入獄。在監中囚人に非ずと主張して労務を拒否し、五十三回もの懲罰を受く。再審請願を繰返したるも容れられず。五十戈にして始めて文字を習い、精魂こめた手記を以て各方面に無実を訴う。犯行斗爭二十二年の後、仮出所。報道関係者の協力により、偽証した犯人の行方を突止めて詫び状をとり、それを証拠としての再審の請求数回、いづれも棄却さる。萬策つきはて、最後の悲願を日本弁護士連合會人権擁護委員會の援助に求む。かくて遂に、昭和三十八年二月二十八日完全無罪の判決をうけ、雪冤の目的をとげて天日を仰ぐ。その間実に半世記、人よんで「昭和のがんくつ王」という。
 名もなき硝子工場の一介の耺工でありながら、権力者の重圧に敢然として抵抗、自己の尊厳を護り抜いた吉田石松翁の崇髙にして毅然たる態度と不撓不屈の驚嘆すべきその精神力は、わが國の人権史上永遠に輝くであろう。
 行年八十四戈
 昭和三十九年十二月一日 弁護士 後藤信夫撰書

 

 

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 線香も何も持ってきてませんでしたが、ここはせめて、手を合わせて立ち去ることにしました。

 どうか安らかに。


 しかしですねぇ。 風がすごく強いんです。 オートシャッターが下りる瞬間を見計らったかのように、コートがめくれたり、私の薄い後頭部がめくれたりしており、見苦しく何回も撮りなおしをしてしまいました。

 結局、↑が一番マシな出来ばえ、というていたらく。

 

 「髪型など、どうでもよかろう」

 生涯をかけて冤罪と闘いつづけた吉田翁の目からは、このフリーライターは、どれだけ矮小な存在と映ったことでしょうか。 失礼しました。

 
 さて、駅に戻りましょうかね。

 えーと……

 
 そうですよね。 徒歩しかないんですよね。 とほほ。

 

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 JR小山駅の構内で、偶然「稲田みかげ」の展示品を見つけてしまいました。

 これも何かの縁だろうと、デジカメでパチリ。

 稲田みかげとは、最高裁判所庁舎の外壁にも使われている、国産の高級花崗岩です。 (※「サイコーですか? 最高裁!」より)

 ……ハイハイ、また宣伝ね。

 

 手元の万歩計に目をやると、2万6000歩と表示されていましたとさ。 うーん、過剰に健康的! めでたしめでたし。

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2007年12月11日 (火)

青森地裁レポート

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 「あっったげぇ飲み物を……」との味わい深い売り口上を、無機質なはずの自動販売機に言われてしまったので、思わず缶コーヒーを買ってしまいました。

 やはり世の中、ギャップが大切なようです。

 その近くのマツキヨでは、「羽田のキャビンアテンダント御用達!」のポップを掲げて、店頭にてストッキングが売られています。

 地元文化への誇りと、東京に対するコンプレックスが複雑にからみあう、そんな青森の街で、2日間にわたり、裁判傍聴をしました。

 

 月曜日、10時からある裁判の続審が行われていました。 合議事件で、法壇には3人の裁判官が座っています。 

 となると、右陪席が、あの「クリスマスキャロル」の室橋さんなのかなぁ。 けっこう童顔? と勝手に思っていましたら、渡邉裁判長がひとこと。

 「今回から、陪席裁判官が変更になっています」

 ……えっ? 変更? 

 ま、まさか!
 

 閉廷後、よくよくパソコン開いて調べてみましたら…… 室橋雅仁裁判官は、去る10月に最高裁の事務総局に呼ばれていて、いわゆる「裁判しない裁判官」となっている模様です。

 えー、そんな大事なことは、ちゃんと更新して反映させといておくれよ。 青森地裁の裁判官表。 

 なんだか、裁判の現場から外しちゃいけない人を外している気もしますが、それでも、サイコーですか? 最高裁! (露骨な宣伝)

 もっとも、青森に室橋さんがいなければムダ足、というわけでもないのですが、失態には違いないですねぇ。

 まぁ、自分が失態を犯しても「困るのは自分だけ」ってところなんかは、個人事業主の素晴らしい点でもあります。

 ただ、現地取材をシステマティックに他人に指示するわけにも行かず、すべてこなさなきゃいけない実情からは逃れられません。 もちろん、それこそが醍醐味なんですが。

 

 

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 青森地裁の入口の窓ガラスを壊した器物損壊事件を「お言葉集」で取り上げましたが、その現場こそ、まさしく↑でしょうね。

 公道からデジタルズーム使って撮ってるので、だいぶボケてますが。 裁判所の構内で撮影したら、なんとなく怒られるような気がして。

 あの事件、たしか、担当は渡邉判事じゃなかったですか? お言葉集が手元にないため、あいまいな記憶だけが頼りですが。

 

 青森地裁は、一般向けの開廷表が用意されていません。 なので、法廷前の廊下をウロウロ周って、ほかに裁判やってるところをひとつずつ探していましたら、「あのー、どの裁判を傍聴ですか?」と、職員の方から声をかけられてしまいました。

 あまりに挙動不審で、怪しまれちゃったのですな。

 たぶん、青森は裁判自体が少なくて、傍聴マニアという人種がいないんでしょうね。 というより、東京の裁判数が多すぎるんですが。 一説には世界一らしいですし。 霞が関の合同庁舎で開かれる裁判数。

 なお、並行して探っている「地方によって違う証人の宣誓文」ですが、「良心に従って真実を述べ、何事も隠さず、偽りを述べないことを誓います」であり、青森地裁は東京や大阪と同じでした。 ある程度データがまとまったら、満を持して問い合わせようと思います。

 

 きのうは、刑事裁判を3件観ることができましたけど、今日は「死体損壊・遺棄」の1件だけ。 重罪ですので、10時から5時まで終日、青森地裁の刑事部裁判官が総力をあげて、付きっきりで審理しています。

 ただねぇ…… この件は、ダラダラ傍聴しても時間のムダかなぁ…… というような空気を、なんとなく嗅ぎ取ってしまいましたんで、思い切って午前中だけで見切りをつけ、午後は、駅前の「青森市民図書館」でこもっていました。

 この図書館は、ショッピングモールの上層階につくられていまして、かなりキレイでしたよ。 うちの近所に欲しいぐらいでした。(←ぜいたく)

 そこで興味深い本にも何冊か出会えまして、次回作「お言葉集」の方針が、またひとつ固まったような気がした私。

 ま、方針を固めるだけじゃダメなんですが。 書かなきゃ始まらんのですよ。 わかっとりますよ。

 明日の朝には、青森市を離れることにしています。 のんびりした良い街なので、また来るだろうとは思いますが。

 次は栃木の県庁所在地、宇都宮へ向かいます。 やはり「お言葉集」でおなじみ、アノ裁判官とご対面するために。

 同じポカを繰り返さぬよう、いちおう近時の人事異動がないことは確認しておりますが、さてさて、どうなることやら。

 

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↑↓ 青森地裁の隣にある「青い森公園」の雪景色です。

 まぁ、この3日間で、結局、雪は降らなかったんですけどね。

 つまり、先週の積雪が解けずに残っているわけです。

 雪どころか、さっき小雨ふってましたけど。

 北国は北国らしく、もうちょい寒くてもいいんじゃなかろうか。 これも温暖化の影響?

 

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2007年12月 9日 (日)

そんなに寒くないぞ 青森

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 えーと、松尾芭蕉って、青森には来たんだっけか? ……教養がなくてすみません。

 そこで一句。

 

 陸奥(りくのおく)
   4時間で着く
      意外とね

 
 

……えー、この場合、季語は「4時間」となりますね。 もちろん、テレビで4時間スペシャル番組が増えることから、年末の慌ただしさを示す季語です。

 芭蕉の時代には、「陸」の「奥」と書いて、みちのくと読ませるぐらいですから、まさしくヤマトの国における辺境の地だと把握されていたことでしょう。

 それが、新幹線と特急の乗り継ぎで、上野からわずか4時間で着いてしまうと。 2枚組のお笑いDVDを観てるうちに、気づくと到着してるわけですよね。 驚異的ですよ。

 なにを隠そう、私は東北新幹線の終点は、いまだに盛岡だと思ってました。

 だ… だって、小学校んとき、そう習ったもんね。  面積が一番小さい都道府県は大阪で、水揚げ量の日本一は釧路港やろ?  水金地火木土っ天海冥……

 ははーん、知らないうちに、八戸駅まで延びてたんですね。 私の許しも得ずに。

 ネットで調べたら、八戸まで延ばしたのが2002年とのこと。 わたしゃ、司法浪人やってる最中じゃないですか。 そりゃ知らんわけだわ。

 青森県の八戸って、熊本県でいうと八代みたいなところでしょうか。 建設途中の新幹線の、暫定ターミナル駅であるあたりも似ています。

 でも、青森には弘前って街もあったような。 どっちが2番手なんだろう……。

 九州モンにとっての東北地方に対する認識というのは、そんなもんですよ。 きっと、逆もまたしかりでしょうし。

 

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 で、到着しました、青森市。

 風が強くて、かなり寒いんですが、九州人にとって想定外の寒さ…… というほどではないですね。 たぶん、2月の熊本ぐらいの寒さです。

 駅前で辛口のカレー食って、ホテルまで荷物持って歩いてたら、けっこう温まりました。

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